みだれ髪

展覧会や読書記録などをぼちぼち書いていきます。 マニアックすぎて誰も読んでくれないかな…

みだれ髪

展覧会や読書記録などをぼちぼち書いていきます。 マニアックすぎて誰も読んでくれないかな~(笑)

最近の記事

デ・キリコ展 in 東京都美術館

もうだいぶ日にちが立ってしまったが、先月、東京都美術館で開催中の「デ・キリコ」展に行ってきた。 8月29日(木)まで。 *休室:月曜日 ※ただし、8月12日(月・休)は開室 *巡回情報:神戸市立博物館 9月14日(土)~12月8日(日) 知名度や人気度を考えると、大混雑にはならない展覧会だとは思うが、「土曜・日曜・祝日及び8月20日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)」となっているので、そのころに行かれる方は事前のチェックをした方がいいかもしれない。 急

    • 「歌と物語の絵 ~  雅やかな やまと絵の世界」展 in 泉屋博古館東京

      東京・六本木の泉屋博古館東京で開催中の「歌と物語の絵― 雅やかなやまと絵の世界」に行ってきた。 6月1日(土)~7月21日(日) *休館日:月曜日(7月15日(月・祝)は開館)、7月16日(火) *京都では、昨年開催済み 入り口近くにビデオがあって、作品の予習ができる。 淡々と作品映像が流れるので、途中意識が無くなりかけたが。(笑) メインの展示物は30点ほどなので、ゆっくり見ても、1時間程度。 館内はほぼ撮影不可なので、静かに?鑑賞。 1. うたうたう絵 こちらの

      • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」展 in 東京国立近代美術館

        火曜日に、竹橋の東京国立近代美術館で開催中の「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」展に行ってきた。 (8月25日(日)まで) ・休館日:月曜日(ただし、7/15、8/12は開館、翌火曜日休館) ・巡回:大阪中之島美術館 4階展示室(9月14日(土)-12月8日(日)) TORIOは、3館であることと、3枚ずつ並べて展示するという展示方法の両方の意味を兼ねているんだな、とは思っていたが、さらに、 「TO」kyo(東京)、Pa「R I」s(パリ)、「O」s

        • みだれ髪の読書記録:2024年2月14日~3月16日(フェルメールとオランダ黄金時代、クライマーズ・ハイ、リスペクト、ゴールデンスランバー)

          この期間に読んだ本は7冊。 3冊はすでに書いているので、今回感想を書くのは4冊になる。 ①『中野京子と読み解く フェルメールとオランダ黄金時代』by 中野京子 中野京子さんの本を読むのは、26冊目。 1昨年(2022年)に、フェルメールの作品を含む美術展が2回開催されたので、その時から気になっていたけど、文庫か新書になったら買おう!とずっと待っていた。 ところが一向にその気配がないし、フェルメール関連の映画上映もあったし、この機会に、と思い切って購入。 タイトルに偽りは

        デ・キリコ展 in 東京都美術館

        • 「歌と物語の絵 ~  雅やかな やまと絵の世界」展 in 泉屋博古館東京

        • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」展 in 東京国立近代美術館

        • みだれ髪の読書記録:2024年2月14日~3月16日(フェルメールとオランダ黄金時代、クライマーズ・ハイ、リスペクト、ゴールデンスランバー)

          みだれ髪の読書記録:2024年1月1日~2月13日(「クスノキの番人」「100分de 名著シャーロック・ホームズ」「名画は嘘をつく」他)

          展覧会記録を優先していると、読書記録がたまりがちで、まだ1月分も書いていなかった! この期間に読んだ本は、10冊だが、6冊はすでに記事を書いているし、1冊は後日書こうと思っているので、今回感想を書くのは3冊だけになる。 ①「シェイクスピア全集20 じゃじゃ馬馴らし」 by 松岡和子 ②「シェイクスピア全集22 シンベリン」 by 松岡和子 この2冊はすでに記事を書いた。 ③「クスノキの番人」by 東野圭吾 東野圭吾の本は14冊目。 主人公が逮捕されたところから話が始

          みだれ髪の読書記録:2024年1月1日~2月13日(「クスノキの番人」「100分de 名著シャーロック・ホームズ」「名画は嘘をつく」他)

          「茶の湯の美学」展 in三井記念美術館 & 日本橋界隈散策

          先月、東京・日本橋の三井記念美術館で開催中の「茶の湯の美学-利休・織部・遠州の茶道具―」展を見に行った。 *6/16(日)まで! 三井記念美術館は、入り口は、近代的な日本橋三井タワー1階アトリウムにあるが、展示室は、重厚感ある建物、三井本館の7Fにある。 実際の展示室より前に、ビデオ(3本合計30分くらい)を見られる場所がある。今回の展示に関するものというよりは、越後屋時代からの三井家の歴史や、建物についてだが、ゆっくり座ってみられるので結構楽しんで、これで帰りそうにな

          「茶の湯の美学」展 in三井記念美術館 & 日本橋界隈散策

          「春の特別列品 恋とさすらいの系譜-源氏物語と平安文学」展 in 國學院大學博物館

          東京・渋谷の國學院大學博物館で開催中の「春の特別列品 恋とさすらいの系譜-源氏物語と平安文学」展を見に行った。 6月16日(日)まで。 *無料!! *休館日:月曜日 この展覧会のことを知ったのは、かわかわさんの記事から。 解説you tubeもなかなか。しっかり予習。 特別展示はさほど広いスペースではないし、展示品も20点ほどだか、気分を味わうには十分だ。写真撮影もほとんど自由にできる。 まずは源氏物語関連。 関係図はありがたい。 竹取物語。 伊勢物語に関する

          「春の特別列品 恋とさすらいの系譜-源氏物語と平安文学」展 in 國學院大學博物館

          「テルマエ展―お風呂でつながる古代ローマと日本」 in パナソニック汐留美術館

          先週、東京・汐留(新橋)のパナソニック汐留美術館で開催中の「テルマエ展―お風呂でつながる古代ローマと日本」展を見に行った。 *6/9(日)まで 水曜日休み *巡回情報: 神戸市立博物館 6月22日(土)~8月25日(日) 最近の展覧会は2000円を超えることも珍しくないが、パナソニック汐留美術館は、当日一般1200円!(サイトの割引券を見せるとさらに100円引き)というありがたいお値段。 あまり広いスペースではないので、人気の展覧会では平日でも長蛇の列になったり、整理券が

          「テルマエ展―お風呂でつながる古代ローマと日本」 in パナソニック汐留美術館

          キャンペーンで当たったポイントの期限が迫っているので使おうと思ったけど、使い方がわからない。 時間がもったいないのであきらめる。 「ポイントの使い方」で検索したら、同じ状況の方がいらした。 https://note.com/kororosuki/n/n9ce39b843ea4 追記:おかげさまで無事購入できました!!

          キャンペーンで当たったポイントの期限が迫っているので使おうと思ったけど、使い方がわからない。 時間がもったいないのであきらめる。 「ポイントの使い方」で検索したら、同じ状況の方がいらした。 https://note.com/kororosuki/n/n9ce39b843ea4 追記:おかげさまで無事購入できました!!

          「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」展 in 角川武蔵野ミュージアム

          先週、埼玉・東所沢の角川武蔵野ミュージアムで開催中の「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」展に行ってきた。 5月31日(金)まで。 *休館:第1・3・5火曜日 *巡回はない(と思う) この展覧会は、最近はやりの体感型デジタルアート劇場。壁や床一面に映像が映し出され、アートの中にいる気分で鑑賞する、というものだ。 体験型デジタルアートは、今までに何度か、経験があるが、映像として見るにはちゃんとした椅子があるわけではなく疲れるし、かといって実物があ

          「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」展 in 角川武蔵野ミュージアム

          シェイクスピア全集(松岡和子訳):㉓ トロイラスとクレシダ/㉗ヴェローナの二紳士/㉘尺には尺を/㉙アテネのタイモン/㉝終わりよければすべてよし

          シェイクスピア全集を読もう!シリーズ第5弾。 今回も5冊まとめて。 1.『シェイクスピア全集23 トロイラスとクレシダ』 全然知らないタイトルだったけど、「トロイラス」という名前からしてトロイ戦争に関係するのかな?と思ったらやはりそうだった。 いつも通りたくさんの人が登場して確認するのに大変だけど、パリスとヘレネ、アガメムノンやアキレウスなど、うっすらと知っている名前が出てきてうれしくなる。 「トロイ戦争」と言えば、有名なのが木馬に潜む兵隊たち、あのシーンはいつ出てくるの

          シェイクスピア全集(松岡和子訳):㉓ トロイラスとクレシダ/㉗ヴェローナの二紳士/㉘尺には尺を/㉙アテネのタイモン/㉝終わりよければすべてよし

          2024年に行きたい展覧会一覧(5月~12月)

          これから行きたい展覧会の一覧。 とても全部は行けないと思うけど、気になるものはとりあえず載せておく。 5月~6月: ①「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」 角川武蔵野ミュージアム(東所沢) 2023年12月20日(水)〜 5月31日(金) *休館:第1・3・5火曜日 *鑑賞日:5/17(金) ②「テルマエ」展 パナソニック汐留美術館(新橋) 4月6日(土)~6月9日(日) *休館:水曜日(ただし6月5日は開館) *鑑賞日:5/21(火) ③

          2024年に行きたい展覧会一覧(5月~12月)

          「マティス 自由なフォルム」 展 in 国立新美術館

          先週、東京・六本木の国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」展に行ってきた。 2月14日(水) ~ 5月27日(月) 毎週火曜日休館。 ※ただし4月30日(火)は開館 *巡回はない まだ記憶に新しいが、昨年も、上野の東京都美術館で、マティス展が開催された。 十分な作品数で、これぞマティスという色彩豊かな作品が多く展示され、マティスの人生も追うことができ、作品のクォリティも構成も良い展覧会だったと記憶している。 記事もわかりやすくまとまっているではないか。(笑)

          「マティス 自由なフォルム」 展 in 国立新美術館

          シェイクスピア全集(松岡和子訳):⑯恋の骨折り損/⑰から騒ぎ/⑱冬物語/⑳じゃじゃ馬馴らし/㉒シンベリン

          シェイクスピア全集を読もう!シリーズ第4弾。 まとめて5冊の感想を。 1)「シェイクスピア全集16 恋の骨折り損」 タイトルは知っていたけど、読んだことはなく、最後は収まるところに収まる(人数割り切れるし)ドタバタ恋愛喜劇なんだろう、と予想。 でも、それなら「骨折り損」なんて言うタイトルになるかなあ?相手の気を引こうといろいろ苦労したけど、うまくいかなかったっていう話なのか、それともそんな苦労はもともと必要なかったのに、っていう話なのか?という疑問を持ちながら読み進める。

          シェイクスピア全集(松岡和子訳):⑯恋の骨折り損/⑰から騒ぎ/⑱冬物語/⑳じゃじゃ馬馴らし/㉒シンベリン

          「北欧の神秘―ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの絵画」展 in SOMPO美術館

          先日、東京・新宿のSOMPO美術館で開催中の「北欧の神秘―ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの絵画」展に行ってきた。 6月9日(日)まで。 月曜日休館、ただし4月29日、5月6日は開館。 *巡回情報 7月13日(土)〜9月23日(月) 松本市美術館(長野県) 10月5日(土)〜12月8日(日) 佐川美術館(滋賀県) 2025年2月1日(土)〜3月26日(水) 静岡市美術館 北欧の絵画、というとムンクとムーミンくらいしか知らなかったが、神秘的なパンフレットなどから、未知

          「北欧の神秘―ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの絵画」展 in SOMPO美術館

          源氏物語と紫式部関連の本 

          今年は、大河ドラマ「光る君へ」の主人公が、紫式部ということで、源氏物語や平安時代がマイブーム。 展覧会にも行ったし。 「源氏物語」自体はずいぶん前に、与謝野晶子の現代語訳を読んだことがあるが、詳細を忘れているし、この機会に読みなおそうかな、と去年から思っていた。 でも、いきなり取り掛かるのはハードルが高いので、まずは手持ちの解説本などを読んでみることにした。 全部読み終わってから、と思ったけど、それだと大河ドラマも終わってしまいそう!?な気がするので、途中経過として、5冊

          源氏物語と紫式部関連の本