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「茶の湯の美学」展 in三井記念美術館 & 日本橋界隈散策

先月、東京・日本橋の三井記念美術館で開催中の「茶の湯の美学-利休・織部・遠州の茶道具―」展を見に行った。

*6/16(日)まで!

三井記念美術館は、入り口は、近代的な日本橋三井タワー1階アトリウムにあるが、展示室は、重厚感ある建物、三井本館の7Fにある。

三井本館外観

三井本館は、アメリカのトローブリッジ・アンド・リヴィングストン社が設計、1929年に竣工されたアメリカン・ボザール・スタイル新古典主義の昭和初期の日本を代表する重厚な洋風建築として、1998年に国の重要文化財に指定されています。

サイトより


エレベーター

実際の展示室より前に、ビデオ(3本合計30分くらい)を見られる場所がある。今回の展示に関するものというよりは、越後屋時代からの三井家の歴史や、建物についてだが、ゆっくり座ってみられるので結構楽しんで、これで帰りそうになる。(笑)

いざ、展示室へ。

三井家から寄贈された美術品の中で茶道具は、江戸時代以来長年にわたり収集され蓄積したもので、数と質の高さにおいては他に例を見ないものです。茶の湯の歴史を研究する上でも貴重な作品群となっています。
今回の展覧会では、その中より桃山時代から江戸時代初期、茶の湯界をリードした千利休・古田織部・小堀遠州の茶道具を選び、それぞれの美意識を探ります。

サイトより

展示室は7部屋に分かれていて、撮影できる部屋とできない部屋がある。

展示室1 利休・織部・遠州の美意識
展示室2 国宝の名碗

この2室にはパンフ表紙にある茶碗など、導入部にふさわしい15点。

パンフ表紙

展示室3  如庵 織田有楽の茶室

(撮影不可)
実物は、愛知県犬山市にあり、こちらはその写し。
季節にふさわしい茶道具も飾られている。

展示室4 千利休の美意識=わび・さびの美

この部屋では何枚か写真を撮った。

○わび茶の師(村田珠光・竹野紹鴎・北向道陣)

桐蒔絵香合 伝武野紹鴎所持

○利休の消息とゆかりの茶道具

祇園祭礼図 伝千利休所持 (千家名物)


唐物肩衝茶入 北野肩衝 (重要文化財 大名物)

○千利休画像

千利休画像 by 三井高祐

○利休作・所持・在判の茶道具
○利休が好んだ茶道具
○利休写

展示室5 古田織部の美意識=破格の美
展示室6 数棗と数香合
展示室7 小堀遠州の美意識=綺麗さび

この辺りは撮影不可だったのか、単に自分が撮影しなかったのか、日にちが立ってしまって思い出せないので、パンフの中身を載せておく。



鑑賞後、日本橋界隈を散策。

日本橋三越外観
日本橋三越入り口
別の入り口

エントランスを入ると


日本で初めてのティファニーの店舗はこの三越内とか


オブジェの説明

こんなミニ展示も。

パイプオルガン(週末などは実際に演奏もあるらしい)

どこの階だったか


三井ホール


日本橋三越は何度か来ているけど、初めて屋上へ。

日本橋。

この文字は、最後の将軍、徳川慶喜か書いたことで有名

日本橋は、道路の起点。
何度も通り過ぎているけど、道路元標をじっくり見たのは初めて。

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