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いちにち・いちとおこ

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日記のようなブログのようなエッセイのようなコラムのような。恋愛のことや、結婚のことや、助平なことや、時に真面目なジェンダーのことなどが、主な関心事。
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#婚活

「結婚」という仕事でひねもす考えているのは決して「モテ」だの「男ウケ」だのではなく。

「結婚」という仕事でひねもす考えているのは決して「モテ」だの「男ウケ」だのではなく。

 わたしがライターとしてきちんとしたお仕事をしている媒体は基本的に DAILY ANDS のみだが(できればもっと増やしたいが)、このたび書いた記事が20記事近くなり、それがすべて「結婚」関連の記事だものだから、(よくまあこれだけ結婚について語りたいことがあるものだよなあ)と我が事ながらおかしくなった。

 このお仕事はとてもすきだ。なぜかというと、記事を書くお仕事をしなくても結婚についてはひねも

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心の中の熱い思いと、前に向かう冷徹な目と。「働き方の男女不平等」

心の中の熱い思いと、前に向かう冷徹な目と。「働き方の男女不平等」

「働き方の男女不平等-理論と実証分析」
山口一男、日本経済新聞出版社2017

 わたしの仕事は「結婚」と「婚活」である。

 そう公言していると(仕方のないことではあるが)割と勘違いされることもあって、「結婚を増やしたいんだろう」とか「独身者に結婚を勧めたいんだろう」という前提からコメントをいただいたりもする。

 正確に言うとわたしの思いは「結婚するなら幸せになって欲しい」「結婚は幸せとも限ら

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女子へのおススメ参考文献【ケッコン版】

女子へのおススメ参考文献【ケッコン版】

ここでは、わたしがこれでベンキョウしました&結婚を考える女子の皆さまへ是非おススメしたい、そんな本をいくつか、ご紹介します!

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな
ジェーン・スー/2013/ポプラ社

「アラフォーの星」と勝手にお呼びしているジェーン・スーさんの処女作。30代女子の基本書だなあと思います。「シングル・イズ・ジャンキー」とこの中で結論付けたジェーンさんは現在ま

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女子が高学歴でも高収入でも、別にびびる必要はない。男子も、女子も。

女子が高学歴でも高収入でも、別にびびる必要はない。男子も、女子も。

 昨日書いた稿「なぜ、中国やフィリピンから女子を連れてきてはいけないか。」を、note のおすすめに取り上げていただきました。ありがとうございます。この稿は、今までおそらくわたしの稿を読んだことのなかった方も読んでくださったみたいで、そういうところに届いたことが嬉しかったです。

 今日の稿は、一種その続きです。「女子が高学歴だったり高収入だったりすると、なんか不都合があるのか?」という話です。「

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なぜ、中国やフィリピンから女子を連れてきてはいけないか。

なぜ、中国やフィリピンから女子を連れてきてはいけないか。

 と、タイトルを書いたものの、わたしの上記の問いに対する答えは、「え……だって……どう考えても駄目じゃん」と、あまりにも虚を突かれて思考停止してしまうのだ。皆さまもそう思わないでしょうか。「嫁が足りないからといって、中国やフィリピンから、女子を連れてきてはいけない」という話なのですが。

 そしてもうひとつ困惑していることがある。それはおそらく、「嫁不足のあまり中国やフィリピンの女子を連れてくるの

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婚活してスピード婚するのはリスクも大きいと申し上げたい。

 なんで元夫と結婚したのか?という疑問について少し取り上げたい。

 端的に言えば、多分、「結婚」したかったからだったんだろうな、と思う。

 その頃のわたしは本当にぐだぐだな女だった。体調は崩すし、仕事は失うし、小説は行き詰るし、しかも、大失恋した。好きな人に、絶縁された。

 この好きな人について、少しお話ししたい。その人のことは本当に好きで仲良しでしょっちゅう一緒にいた。そして今になれば分か

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