つじ

30歳 ライター チャクラが全開になるnoteやってます💦💦

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マガジン

  • まあまあ読みやすいやつ

  • そこそこ真面目なやつ

  • とても読みやすいやつ

  • ニューヨークなやつ

  • 小説『歩いてみたら』

    コピー機のリース会社に勤める水沢博一は、会社から突然の休暇を言い渡された。「働き方改革」が理由らしい。趣味もないので暇になった。すると妻から愛犬•ケイティの散歩を頼まれた。妻も働いているため、博一はこころよく了承した。そして迎えた散歩の初日。博一に思いがけない出会いがあった――。

最近の記事

 住んでる場所マウントかるた 「す」

「住みやすそ〜」 いや僕たちの家 1kmも離れてませんよ? ***  先日、ティンダーで会った人に「住んでる場所マウント」をとられた。  その人と私は同じ23区内に住んでいる。しかし彼女は、私の家があるエリアのことを、まるで群馬か山形にある土地の名前を聞いたときのようなテンションでこう言ったのだ。 「え、幡ヶ谷…? 聞いたことあるかも。住みやすそうでいいですね〜」  一瞬、なにを言われたのか理解できなかった。というのもその彼女が住んでいるのは、私の家から1kmと離れ

    • 「よいしょ」を連発していた、あの英語ティーチャーのこと

       昔は理解できなかったけど、今ならわかることがある。  たとえば酒だ。子どものころ、大人が酒を飲む姿をみて、「なんであんなものが好きなんだろう」と思った人も多いのではないだろうか。  ほかにも運動の大切さや、駐禁を切られる恐ろしさなど。その対象はさまざまだ。  だから年を重ねるにつれ、だんだんと“わかる”ことが増えていくのだと思う。「ああ、あの人、あのときこんな気持ちであんなことをしていたんだなあ」みたいな感じで。当時は理解できなかった誰かの言動に対し、きっと時を超えて

      • 恵比寿駅が奏でるメロディーにアリバイを崩されたのですが?😡

         先日、仕事をサボっている日があった。  私の職業はライターである。つまり私にとって、仕事をサボるとは「原稿を無視する」ことを意味する。  伝えられた締切に、間に合わない。どうも、やる気がでない。そんな状態で原稿と向き合っても、キーボードを打つ手が進むはずがない。  だから私は気分が乗らないとき、原稿を無視することにしている。本当のマジでガチでヤバい雰囲気のときは徹夜してでもフィニッシュまで持っていくが、そうでない場合は後日土下座も辞さない構えで無視するのだ。  つい

        • 菴募ヲ呎ウ戊動闖ッ邨後�繧ク繧ヲ繧ア繝ォw

          「ただカッコイイ」という理由で、Macを使っている全ユーザーに告ぐ。  いますぐWindowsに変えてくれ。頼む。土下座でもなんでもする。  君たちMacユーザーのせいで、私たちWindowsを扱う者たち、通称「うぃんどうズ」が多大な迷惑を被っているからだ。それについて、いまからこのnoteで陳述書をしたためていく。  もし、あなたが「ちょっとお洒落かも?」くらいのシャバい気持ちでMacを使っているならば、再度申し上げる。お願いだから買い替えてくれ。2万円代のChrom

         住んでる場所マウントかるた 「す」

        • 「よいしょ」を連発していた、あの英語ティーチャーのこと

        • 恵比寿駅が奏でるメロディーにアリバイを崩されたのですが?😡

        • 菴募ヲ呎ウ戊動闖ッ邨後�繧ク繧ヲ繧ア繝ォw

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        • まあまあ読みやすいやつ
          12本
        • そこそこ真面目なやつ
          16本
        • とても読みやすいやつ
          18本
        • ニューヨークなやつ
          4本
        • 小説『歩いてみたら』
          5本
        • パロディ小説
          5本

        記事

          クチのカタチでわかるケチ

           ひとの顔を見るとき、最初に見てしまうパーツ。私にとってそれは、口である。  もちろんそれが目のひともいれば、鼻のひともいるだろう。こんなもの、千差万別である。顔にパーツは1000個もないけれど、それでも、ひとによって好みがまったく異なるものだと思う。  私が口を気にする理由。それは口を見ることで、そのひとが普段どんなことを話しているのか、わかるような気がするからだ。  たとえばケチなひとは、それを体現したような口の形をしている。もちろん形自体に加えて、その動かし方、開

          クチのカタチでわかるケチ

          鼻毛と自己肯定感のランデブー

           いつからか聞くようになった、自己肯定感という言葉。これの意味についてネットで調べたところ、 ありのままの自分を肯定する感覚 とのことらしい。  ふーむ。みなさんはこの感覚、強いだろうか。それとも弱いだろうか。  手前の話で恐縮だが、おそらく私はこの感覚がわりと強いほうだと思う。ダメな自分自身だとしても、甘やかし肯定する能力を持っている気がする。ミスしてもそこまで落ち込まないし、寝れば大抵の悩みは解決だ。すごく嫌いなひとに出会ったとしても、次から会わないと決めるだけだ

          鼻毛と自己肯定感のランデブー

          恋するフェルミ推定 ~渋谷では、1日に何人が恋に落ちているのか~

           インディーズ時代からSNSで広告を打ちまくり、満を持してメジャーデビューした正統派アイドルグループが、思いのほか1曲目で売れず、あわててコミカル路線にシフトチェンジし、捨て身の覚悟でリリースしたセカンドシングルみたいな今回の記事タイトル(恋するフェルミ推定)だが、内容はその限りではない。  というのも先日、渋谷でコーヒーを飲んでいたらステキなものを見た。同じ店にいたとある男性が、連れの女性に恋をする瞬間を目撃してしまったのだ。もちろん私は第三者なので、本当のところはわから

          恋するフェルミ推定 ~渋谷では、1日に何人が恋に落ちているのか~

          時代のうねり、タコ社長の叫び

           小学生のころ、「チクり魔」と呼ばれる生徒がいなかっただろうか。  念のために説明しておく。チクり魔とは、生徒同士でキャッキャッと楽しんでいるイラズラなどを、わざわざ先生に「チクる」ひとのことだ。  たいていクラス内でも嫌われた存在で、その状態が彼/彼女を悪循環に追いこむ。どうせ嫌われているのだから、おとなしくしているだけ無駄じゃん。だったらみんなのイタズラを、どんどん先生にチクってやろう。チクチクチクチク…。そんな感じの、負のチパイラル…。  そして成長するにつれ、私

          時代のうねり、タコ社長の叫び

          今月は「嘘スキ」の取締り月間なので、パトロールを開始しました

           ピロリン! とスマホが鳴る。画面を見ると、 「あなたの記事に対して〇〇さんがスキしました」  と表示されている。  う、うれしい! いったい、どんな人が「スキ」を押してくれたんだろう。記事のどこをおもしろいと思って、♡のボタンを押してくれたのか……。  ワクワクした気持ちで、その人のプロフィールに飛ぶ。するとそこにあるのは、  のような、人物像がまったく見えてこないビジネス系の文言。 ッカー、ペッ!ペッ!ッゴアー!ッッぺ!  私は画面に向かって、ムカつく気持ち

          今月は「嘘スキ」の取締り月間なので、パトロールを開始しました

          ティンダー爆弾におびえる日々を送っています

           当方は29歳の男性で、ティンダーをやっている。  マッチしたからといって、そこまで頻繁に会うほうではないが(というか会えないが)、それでもふた月にいちどくらいは新しく知り合った人とご飯を食べたり、お酒を飲んだりする。  マッチングアプリをやる目的は人それぞれあっていいと思う。私の場合は新しい人に会うのが好きで、利用している。だから今まで出会ったことないような人と喋れると、わりと楽しい。もちろんそれ以外の関係になる場合も、ないといえばウソになる。が、主な目的はヒマつぶしだ

          ティンダー爆弾におびえる日々を送っています

          ”ツウ”ぶるために、地名に冠したい3パターンの言葉

          「きのうはどこで飲んでたの?」 という質問に対し、 「青山だよ」「浅草です」 と答えるよりも、 「北青山だよ」「東浅草です」 と答えるほうが、なんだか“ツウ”っぽい雰囲気がでる。  そもそも、なにかの“ツウ”であることが「いい/悪い」は置いといて、この記事では、“ツウっぽい”アトモスフィアをクリエイトできるメソッドをスピーディーにレクチャーしたいと思う。  別になんの”ツウ”でもないけれど、ひとにナメられると嫌だから”ツウっぽい”雰囲気を手軽にゲットしたい方へ(

          ”ツウ”ぶるために、地名に冠したい3パターンの言葉

          「リアル山手線ゲーム」に迷いこんだ夜のこと

           8年前のとある夜、私は千葉県にある友人宅へ向かっていた。  その翌日、私は成田空港からニューヨークへ飛び立つ予定だった。目的は約1年間の語学留学。そこで、せっかくなら成田空港に近い友人の実家に、泊めてもらおうという段取りだったのである。  一緒にいたのは、その友人と私、もうひとり大学の同級生。3人で渋谷駅から山手線に乗り、品川駅で横須賀線に乗りかえ、千葉駅へ向かおうとしていた。  そのとき、私は留学へ行くということもあり、たくさん荷物を持っていた。   まず、背中に

          「リアル山手線ゲーム」に迷いこんだ夜のこと

          フリーライターの者ですが、生産性クンと絶交しました

           およそ、16時間。この1週間で、私が猫の動画を観てすごした時間だ。  みなさんもご存じのとおり、インスタグラムはユーザーの好みに応じ、おすすめ動画をガシガシ提案してくれる。  私はまんまとその沼にハマッた。そしてこの1週間、仕事の合間に猫の動画を観ては、その愛くるしい姿に癒されていたというワケである。  とはいえ私はフリーのライターなので、原稿を完成させないことには1円もお金が入ってこない。つまり、サボればサボるだけ毎月の給料が減る。生産性が低いと、そのぶん給料も低い

          フリーライターの者ですが、生産性クンと絶交しました

          猫カフェ、これはもうキャバクラである

           きのう、猫カフェを訪れた。  場所は池袋。きのうは東京芸術劇場にて、『だからビリーは東京で』という演劇の18:30~の回を観る予定があった。しかし、私が池袋駅で電車をおりたのは17:20ごろ。ちょっと早めに着いてしまった。  うーむ、喫茶店でも行って、コーヒー飲むか。  グーグルマップで、辺りを検索する。  すると地図上に、「猫cafe」なる文字を見つけた。むむ。猫カフェですか……。以前から興味はあった。なにせ私は、実家で猫を飼っている。なかなか彼に会えないフラスト

          猫カフェ、これはもうキャバクラである

          猫論者は寝転んじゃいけない

           仕事に追われていると、どうしてもカリカリした気分になる。そんなときは、ダメだとわかっていながら、意味のないことをしてしまう。  家が揺れるほどの貧乏ゆすり。胃痛を倍増させるブラックコーヒー。カロリー摂取のためだけに頼む、ウーバーイーツ。  そうした、「カリカリモード」の不毛な行動のなかでも、私がいちばんやりがちなのが、「キーボードを見ないで叩く」というものだ。  私はブラインドタッチができない。なので、「キーボードを見ないで叩く」なんてことをすれば、とうぜん画面上に現

          猫論者は寝転んじゃいけない

          君たちはどう歩くか

           むかしから、歩くのがヘタだった。  たとえば電車の乗りかえで、ホーム間を移動するとき。ちゃんと前を見ながら歩いているのに、他人とぶつかりそうになる。……なぜ?  ほかにも、交差点を渡るとき。ちゃんと視線を上げながら歩を進めているのに、向こう岸からくる人とフェイントのかけあいになる。……なぜ?  私にはこれらの現象が、不思議で仕方がなかった。もちろん、わざと他人とぶつかろうとしているワケではない。にもかかわらず、いつも混雑している人ごみを歩くと、他人とカラダが接触しそう

          君たちはどう歩くか