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厚揚げを揚げてみよう

食卓にはのぼるけれど、手作りではないのが当たり前っていう料理、ありますよね。

たとえばおでんや煮物に大活躍するさつま揚げとか、ごはんのおともに美味しいQちゃん漬けとか、お土産でもらうと嬉しいいかしゅうまいとか、からしれんこんとか。どれも自家製のイメージはあまりないと思います。

🦊ある日気付いた

でもちょっとしたきっかけでそれが手作りできることに気付いたときって、なんだかものすごく感動します。

今回作ってみたのもそんなひと品。

厚揚げって便利な素材で、煮物によし、炒め物によし、そのままおつまみによしでよく食卓に登場する素材です。スーパーでも100円前後で手に入るので、あえて作る理由もないのかもしれません。

でも、ある日気付いたんです。

これ。トケイヤkitchen定番の水切り豆腐。

これって厚揚げになるよね。

🦊水切り豆腐を揚げてみよう

お豆腐をキッチンペーパーに包んで冷蔵庫でひと晩。

水切りしておきます。

あとは揚げるだけ、でも油断大敵。水気が油に触れると跳ねるので、表面の水気もしっかりと拭きとります。そこまで終われば揚げる準備完了です。

中温に熱した油にお豆腐ダイブ。油が跳ねないように気をつけてすべらせるように静かに投入します。

途中で返してこんがりと色づくまで揚げます。

いい色。お揚げさんの色です。

🦊切ると真っ白ふんわり

切るとこんな感じ。中はぷるんとした感じの白です。

かりっと揚がって、こんがりきつね色。

🦊熱々の手作り

これぞ、手作り厚揚げです。

薬味はもちろんたっぷりのおねぎとおかか。

醤油を垂らしていただきます。

自家製ならではの楽しみは、揚げたてのあつあつをいただけること。表面のかりっとした食感、中のぷるぷるした食感、それがあつあつ。手作りしてよかったなぁと思います。

▢水を切れば素材として

水切り豆腐は、そのままのお豆腐とはまた別の魅力があります。そのひとつが、料理の素材としていろいろ使えるという点です。

絹ごし豆腐はそのままだと、水分が多く、だからこそのなめらかな食感が美味しいのですが、調理するときは水切りがおすすめ。

たとえばそのまま使うとべちゃべちゃになる炒め物や、油跳ねしてしまう揚げ物は水切りしてから使うとうまく仕上がります。

▢水切り豆腐でもうひと品

今回はもうひと品、水切り豆腐の定番レシピを紹介します。

それがこちら。京のおばんざいの定番、白和えです。

▢材料
・水切り豆腐
・ごぼうのきんぴら
・ねぎ
・粒ごま

水切りした豆腐をつぶします。

きんぴらごぼうと刻んだねぎ、ごまを加えます。

味付けはきんぴらの甘辛い味を活かします。ごぼうだけでなく、にんじんが入っているきんぴらでもOK。にんじんは彩りにもなります。青みのねぎは、茹でてしぼったほうれん草や小松菜などでも代用できます。

ごまはコクの決め手になるので、たっぷりと使います。ねりごまがあれば、より濃厚な感じに仕上がると思います。

あとはよく和えるだけ。白い和え物、それが白和え。

豆腐自体は味付けをしていませんが、きんぴらの甘辛いお醤油味がしっかり染みていい感じです。

おつまみにも、あとひと品ほしい夕飯の小鉢にも活躍する、おばんざいです。

🔪作ってみたらできたメニュー

最後に冒頭で例に挙げた、作ってみたら手作りできたメニューの記事を紹介します。よかったら試してみてください。


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