記事一覧
サッカーのあるくらし
サッカークラブの応援なんてしないほうが人生はよっぽど楽だ。
「あっ、今日は地上波で放送があるんだ」
ぐらいのテンションで試合中継を見て、勝ってたら見続ければいいし、負けてたらチャンネルを変えてもいい。
なんならスマホでYouTubeを見たっていい。
それぐらい、いまはコンテンツが飽和している時代だ。
1敗したことで1週間落ち込むことなんてない。
金曜日までと変わらないテンションで日曜日を迎え
【第9節】勝利はすべてを解決する
今年のゴールデンウイークはカレンダー通りでも5連休。
そのせいなのだと思う。
休みに入ってから体が重かった。
新年度のバタバタは片付いたものの、そのつけで4月も後半までいろいろとやることが多かった。
休みになって気が緩んだせいで疲労を感じたんだと思う。
おまけに二転三転した天気予報は最終的に悪いほうに変わってしまって、この日は朝から小雨が降っていた。
鹿児島ユナイテッドのホームゲームがあればほ
【第7節】春から夏へ
いつの間にか桜が散って、年度替わりのバタバタがようやく落ち着いてきた。
この間、鹿児島ユナイテッドFCはアウェー2連戦を戦っていて、ホームゲームは久しぶりになる。
風は強いけれど陽射しには初夏の近づきを感じるような朝だった。
少しだけ迷って、ユニフォームの中に長袖のTシャツを着てスタジアムへと向かった。
ダービーはいい
スタジアムに着いたのはキックオフの2時間ほど前。
バックスタンドに席を確
【第4節】やりたいことをやりきる勇気
春分の日を過ぎて、サクラの開花が発表されて、いよいよ春本番かと思う日が続いていたのに、この日は朝から小雨が降って季節が逆戻りしたような日だった。
鹿児島ユナイテッドFCは2023シーズンを1勝1敗1分でスタートした。
勝ち負け分けの順番で3試合を終えて勝点は4。
必ずしも悪い成績とは言えないけれど、J3優勝・J2昇格を目指して始まったシーズンとしては正直、はがゆさも感じていた。
多くの選手が残
【第2節】負けないこと
スタジアムで観ているときはハラハラした展開でも、家に帰ってハイライトや見逃し配信を見ると、わりと余裕のある試合だったということはよくある。
スタジアムの熱気のせいで冷静に観られないからなんだろうと思っている。
この日もハラハラする展開だった。
ただ、帰宅後にハイライトを見ると、いつもとは違って本当にやられてもおかしくない試合だった。
Jリーグ公式のスタッツによると、シュート数は鹿児島ユナイテッ
【第1節】あきらめない、満足しない、やりきる
あけましておめでとうございます。
J1、J2から遅れること2週間、やっとJ3が開幕した。
昨年の鹿児島ユナイテッドFCは昇格圏と勝点1差の3位だった。
それだけにもやもやしたシーズンオフを過ごすかと思ったのだけれど、主力のほとんどが残留してくれて、逆に新シーズンへの期待は高まっていた。
補強もうまくいった印象で、早くこのチームの試合が観たいと思いながら、冬を過ごしていた。
ようやく春の兆しを感
【第31節】勇気を持って闘う
J3リーグもいよいよ大詰め。
10月30日の第31節も合わせて残りは4試合となっていた。
ホーム最終戦は何があっても何がなくても盛り上がるものだけれど、ホーム残り2試合となったこの日も白波スタジアムには大勢のファン、サポーターが詰めかけていた。
最終盤まで昇格争いができているのに加えて、クラブが先着2,000人にTシャツをプレゼントする企画をしたからだと思う。
チームの今年のスローガン「One
【第27節】時間の感じ方
今週はとても長く感じた。
先週のアウェー鳥取戦で0-6の大敗を喫したからだろうと思っていた。
けれどそれだけではなかった。
白波スタジアムに着いて理由がわかった。
この写真は台風の影響で1日延期された前々節・北九州戦のキックオフ前。
まだ風が強くて、スタジアムに掲げられるチームやJリーグのフラッグがなかった。
スタジアムに入ってもスポンサー看板や横断幕がなくてピッチが広く感じる。
せっかくの九
【第24節】ピーターパンの似合うスタジアム
今シーズン、鹿児島ユナイテッドのホームゲームでは優里さんの「ピーターパン」が流されている。
スポーツを歌った曲というわけではないのだろうけれど、逆転を望むその歌はサッカースタジアムにマッチしていて気分が高まる。
シーズンの始まりに曲名を知って、すぐに曲を購入した。
普段からよく聴くし、ホームゲームの日はスタジアムへの道中でリピート再生している。
とはいえ、今シーズンの鹿児島ユナイテッドはホーム
待っていたのは最高の週末だった
スタジアムが静寂に包まれる瞬間が好きだ。
この日、それが訪れたのは後半35分だった。
敵陣深く、アウェー側のゴール前で鹿児島ユナイテッドはフリーキックを獲得した。
蹴るのはベテランの木村選手。
同点に追いついたわずか4分後。
鹿児島から、各地から、駆け付けた大勢の鹿児島ユナイテッドサポーターたちは手を打ち鳴らす。
けれど、
美しく弧を描いたボールを有田選手がヘディングでたたきつけた瞬間、ス
いい攻撃はいい守備から
忙しいと言うのは好きではないけれど、忙しい1週間だった。
優先順位を付けて、やらないといけないことをさばいているうちに、あっという間に週末になっていた。
おまけに土曜日は親戚の田植えの手伝いがあった。
往復2時間の運転とちょっとした肉体労働を経て、それでもスタジアムに向かった。
それでも、ではないかもしれない。
むしろ、だからこそ、と言ったほうがいいかもしれない。
日常に疲れたときこそ、スタジ
言い訳をする必要がないほうが強いに決まってる
屋根のないスタジアムをホームとするサッカーチームのサポーターにとって天敵とも呼べる時季が近付いてきている。
そう、梅雨だ。
今年の鹿児島市の梅雨入りは少しばかり遅れている。
九州南部の平年日は5月30日だから、1週間ほど遅い。
実際、昨日まではわりかし穏やかな天気が続いていた。
それなのに、この日に限って雨だった。
梅雨入りと言われても不思議でないほどの降り方だった。
雨が降ると、観戦する
プランBがプランAになれば強い
鹿児島ユナイテッドのシーズン無敗は、前節で途絶えた。
先制しながら後半に2点を取られての逆転負け。
優勝・昇格を目指すには今節は絶対に負けられない。
ただ、今節はベストメンバーと目される2人の選手がけがや出場停止でいなかった。
プランBの完成度が試される試合となった。
ゴールデンウイークは毎月あるべきだと思うこの試合が行われたのは5月5日。
つまりゴールデンウイークである。
カレンダー通りの休