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ちょっと息抜き

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書き終わって、自分で笑ってしまったエッセイ。 ちょっとブフンッ笑いたい時に。 私が私をお勧めしてみるマガジン。
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2021年9月の記事一覧

山吹色に、小さな黄色のエンブレムを。

山吹色に、小さな黄色のエンブレムを。

まだ娘が今よりずっと幼い頃。
スーパーで刺身を買うと、頬を蒸気させて言っていた。
「このタンポポちょうだいね!」

ふふふ、これは、タンポポじゃないんだよ。
お母さんも、子供の頃は、タンポポって思っていたんだけどね。

私は、4歳まで、大阪の母方の祖父母の家で、両親と暮らしていた。
4歳になると、父の故郷、茨城県へ移り住むことになり、駅もスーパーも徒歩圏内の暮らしから、最寄りのスーパーまで4歳児を

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リング、あるいは舞台に降臨する我が家のぬか床

リング、あるいは舞台に降臨する我が家のぬか床

つる・るるる部長によって発足されたぬか漬け部に入部したとき子です。
つるさんのぬか床愛に魅せられました。
それでも、しばらくは遠くから眺めているだけだったぬか床。
しかし、気付けば溢れるぬか床愛が私にも。
そんなわけで、ぬか床の布教をしたく、参上しました。
以後、宜しくお願いいたします♪

さて。
私と無印ぬか床との出会いは唐突でした。

あの日から、私は、くる日もくる日もぬか床に語りかけ、あるい

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妄想はきっと、ワクチン不安を凌駕する。

妄想はきっと、ワクチン不安を凌駕する。

ワクチン接種を受けてきました。

ええ。怖かったんです、とても。

だって、私は妄想族。
ワクチンを打ったことによる副反応、そして人類の危機、はたまた超能力を備える可能性、あらゆる妄想をしつつ「20XX年、人類は危機に瀕していた…」と脳内ナレーションが流れてしまう。
あのアキラが現実に…!(観てないけど)

そして、想像する痛み。

昔、尻に注射をされたことがある。
こいつが痛くて、私はいい歳なの

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無印から始まる伝説もある

無印から始まる伝説もある

あ、あなたは、代々受け継がれし伝説の…あの継承者ではないですか!?

いえ、違います、無印良品です。

で、でも、伝説の者しか引き抜くことの出来ない、翡翠の剣を抜いているではないですか!?

いえ、これは、きゅうりです。

では、この、純白の盾を持つ者は…!

落ち着いてください、大根です。

そのもの青き衣をまといて、金色の野に降り立っているではないですか!

それは、ナウシカです。

…トトロ

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