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むくろ幽介の怖い話
2020年5月24日 16:09
『クラクション』2020年3月30日にした話です。『火野さんの話』でも出てきた、風俗嬢兼ライターのSさんにまた会ってきたんです。なんでも火野さん関連でまた騒動があったらしく、話せる相手が俺しかいなかったのでLINEくれたようでした。火野さんというのは、第12話でお話しした俳優の火野翔平似の、Sさんの知り合いのフーテンじみた人で、まあ、色々すごい過去持った人なんです。(詳しくは第12話参照)
2019年7月26日 19:24
『処置室』2019年6月16日にした話ありがたいことで、アニマムンディさん(@animamundi_)に紹介していただいたおかげで、怖い話を結構な方に読んでいただけるようになりました。果てはBLパロまでしていただいちゃって、私は一体どこに行くのかと。これはチャンスと「怖い話を持っていたら、DMで教えて下さいね」みたいなことも呟いたんですよ。そしたら結構来るんですよ、怖い話、本当に。今回
2019年2月14日 21:58
『キクちゃんと人穴』2019年2月13日にした話この間、怪談ライブに行きまして、その話を元同僚にLINEしたんです。その会話の流れで、彼が退職後に大学の友人と会ったときに耳にしたという話を聞きました。その友人は今フリーターらしいんですけど、バイト先のスーパーにTさんというおじさんがいて、休憩のときに聞かせてくれた話だそうです。Tさんは今51歳のちょっとくたびれたおじさんで、前はどこか
2019年2月6日 02:06
『火野さんの話』2018年10月17日にした話これ、今年の5月頃に実際に聞いた話です。遅くなってごめんなさい。前に『老人と鱗』の話を聞かせてくれた、元風俗ライターで金髪ベリショのSさん。久しぶりに会いたくなってLINEしまして、色々飲みながら話をしました。まあまあ酒が回った頃合に、Sさんが「この前、知り合いのヤバめの人に会って、色々変な話を聞いたよ」って言われました。酒の力もあり、
2019年2月6日 00:06
『団地のベランダ』2018年9月5日にした話残穢ちゃんから聞いた話。久しぶりにLINEきまして。本人がしゃべっていいと言うので書きます。(以前勤めていた書籍編集の会社で、怖い話が得意で家系的によく“見る”後輩の女の子がいまして、愛称で映画『残穢』をもじって“残穢ちゃん”と呼んでいました。他の話にもちょくちょく出てきますのでよければ読んでみてください)この話は、残穢ちゃんのお母さんが
2019年2月5日 22:24
『サイクリング』2018年6月20日にした話先月、後輩がやることになったとある案件で、外部スタッフとしてフリーライターであるMさんに来社してもらいました。Mさん、うちの会社は本当に頭上がらないくらい、今まで色々無茶を頼んでいる女性で、今回も後輩の案件を快く受けてくださいました。後輩の話が終わったあと、ふと私の案件でお世話になった時の話になり、後輩には戻ってもらって、Mさんと会議室で少し
2019年2月5日 21:37
『読モ』2018年2月5日にした話先日、会社の喫煙所でカメラマンさんとサボっていた時に、私が今進めてるホラー漫画企画の話になったんです。その時に、そのカメラマンさんから前この会社に少しの間だけいた、あるカメラマンさんの話を聞きました。大体2005年頃の話らしいです。カメラマンの早川さん(仮)は、私がこの会社に入る前にカメラマンをしていた人らしいです。(私は知りませんでした。話してくれた
2019年2月5日 20:42
『足たち』2017年11月5日にした話先日、閉店間際の某ショートパンツでアメリカンなご飯を提供してくれるナイスなお店で、お姉さんからじっくり怖い話を聞けたので話します。例のごとく怖い話収集してるって言ったんですよ。そしたら「話すと憑いてくるっていうから嫌なんだけど、お兄さんたちTシャツ買ってくれたからなー」って教えてくれました。(金髪ベリショお姉さんなのでまんまと買わされました)そ
2019年2月5日 18:08
『怒鳴る女』2017年9月7日にした話父から聞いた怖い話3つ目。これは父が元同僚と飲んだ時に聞いた話です。短いしお化けじゃないです。父の元後輩の林田さん(仮名)が体験した話です。林田さんは大学生の娘と奥さんの3人暮らし。父に色々と恩義を感じてくれていて、たまに、独立した父の今の事務所にも挨拶に来てくれるんだそうです。その日もお昼頃に来て、昼飯を食いがてら色々話していたんだそうで
2019年2月5日 15:37
『居候』2017年9月7日にした話以前書いた製作所の事件があった頃、父の家には居候がいたそうです。20代の髪の長い、モテなさそうな空気の真面目な男。彼は父の部屋の隣に間借りしている看護師で、近所の赤十字の事務所で働いていました。無口で、皆が食事に誘っても「いえ、もういただいたので」と断られるばかりだったそうです。毎日勉強に明け暮れているようで、夜まで作業の音が聞こえていました。
2019年2月4日 20:57
『町工場1955』2017年9月7日にした話その日、やっとこさ今の家に引っ越しまして、飲み屋で父と話していたら「実はあの家幽霊いた」とか言い出して大慌てになりました。確かにジメジメとやる気を吸い取られる薄暗い家ではあったんですが。そのときに聞いた話です。前の家、湿気と埃まみれ、挙句日は差さずという、築70年のボロ家だったんです。父の実家。前々から何となくマジで嫌な空気はあって、父に
2019年2月4日 20:24
『留守番してた友だち』2017年6月26日にした話当時、私は怪談漫画のシナリオを黙々と作っていて、例の残穢ちゃんにも原案で入ってもらってせっせと作っていました。ある日、彼女が書き上げた話が結構怖くて、色々褒めてたら「これ実は私、というか私の友だちの実体験が元ネタなんですよねー」とかいうので、詳しく聞いたら超怖かったので、書きます。漫画の方はかなりマイルドにしてくれていた。残穢ちゃんが小学4
2019年2月4日 19:45
『老人と鱗』2017年5月1日にした話以前、新宿で飲んでたときに仲良くなった人がライター兼風俗嬢のすんごいおもしろい人で色々おもしろい話を聞きました。その中で怖いマンガ作ってるみたいな話したら、洒落にならない話してくれました。私が話を聞いたSさん、以前風俗ライターもやっていて、今も某所でソープ嬢をやっている、ショートのアニ・レオンハートみたいなお綺麗な人なんですが、彼女、今の職場の前に
2019年2月4日 19:07
『線路の人:続報』2017年3月13日にした話(以前勤めていた書籍編集の会社で、怖い話が得意で家系的によく“見る”後輩の女の子がいまして、愛称で映画『残穢』をもじって“残穢ちゃん”と呼んでいました。)なんか残穢ちゃんが、昨夜見た夢で私が出てきて、私の背後に夜空とか川みたいな青色の煙が漂っていたらしく、今「昨夜どこか川の青とか赤とかに関係した場所行きました?」とか言われた。あとさっき親父