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仕事で最高のパフォーマンスを出す条件とは?

何かと力が入ってしまう、海外での生活や海外での仕事。

頑張ろう!頑張らないと!と思えば思うほど、益々力が入りますね。

以前の私は、最高のパフォーマンスを出すためにとにかく頑張らないとと思い込み、トップギアで仕事をしていました。

しかし、ある日、トライアスロンをする知り合いから「最高のパフォーマンスとは何か?」という話を聞き、その概念がガラッと変わりました。

話している中で、トライアスロンの練習が話題に上がりました。
過酷なスポーツのイメージがありましたので、パワーアップを目的として猛烈練習をするのだろうと思っていました。そこで、どのようなパワーアップトレーニングをするのかと聞きました。

その知り合いはこんなことを教えてくれました。

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トライアストンのトレーニングはその逆です。

過酷なスポーツのため、自分の体をいかに無駄なく・無理なく使えるようにするかが重要になるんです。

無駄・無理が生じているとそれだけエネルギーが無駄に消費されていく。
それでは困る。

だから自分の体をよく知り、自分の体を「楽(らく)」に使えるかをトレーニングするのです。
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この話を聞いたとき、目から鱗が落ちた感覚がありました。

私の仕事の仕方や人生の歩み方を振り返ると、最高のパフォーマンスを出そうと思いながら、過度に力を入れていました。

その結果、思考がガチガチに固まり、さらに余分に力が入り、なかなか自分の本来の力を出すことにつながっていなかったかもしれません。
最高のパフォーマンスとは全く逆の努力をしていたのかもしれない、と気づきました。

パワーをつけるのも大事ですが、自分の持っているもの(得意分野や強み)をいかに楽に(無意味なストレスをかけずに)伸び伸びと使うことができるか。

余計なところに力を入れずに毎日を送れているか。

がむしゃらに無理をしない。無駄にエネルギーを消費しない。

自分自身の最もよい状態というのは、踏ん張っている時ではなく、「楽だ」と感じる時なのではないかとと思います。

一方で、「楽は、敵!」みたいに思う人もいるかもしれませんが、
「楽をする」ことは「サボること」はイコールではないと思っています。

最高のパフォーマンスを導くために、これからも「楽である」ことを目指していきたいと思います!

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