マガジンのカバー画像

草花ドローイング、うちの庭

103
運営しているクリエイター

#スケッチ

ジャーマンアイリスのつぼみ

ジャーマンアイリスのつぼみ

庭のジャーマンアイリスの第一号がこの前咲いた。

でも私がなんとも惹かれるのはこのつぼみ。
カチッとしててすっとしてて首の長い鳥っぽくもある。
この頃はつぼみも平べったいのがなんか面白い。
葉っぱの中からもまたつぼみが出てくる。

狂い咲きなのか返り咲きかボケの花がまたチラチラ咲いている。
でも一気に咲いている頃より大きく色がより深く優雅に感じる。

レモンもたくさん花をつけている。

受粉よろし

もっとみる
一週間後のカモミール

一週間後のカモミール

前回、カモミールのドローイングを掲載したけれど、ちょっと思ったふうに描けていなかった。気分が乗り切らないと自分でもびっくりするくらいド下手になる。

で一週間が過ぎ、同じのをまた描いた。
今回はカモミールが咲き進んでタコ化してきて自分らしく描けたように思う。

ハーブと言えば庭では今、タイムの花もよく咲いている。

うちに植っているのはスーパーの食料品売り場で野菜として売られていたタイム。
残った

もっとみる
春の庭にお客さん続々

春の庭にお客さん続々

庭のレモンは昨年の実を数個つけたまま新しいつぼみがつき始めている。

ヒヨドリはまだしょっちゅう庭にいるものの、他の鳥がやってきてもスルーするようになってきた。縄張り解除という事?

彼女ができた事で執着心みたいなものがなくなったのかな?
まあ、人間の縄張り意識や執着心の方が愚かです・・・。

いっときの攻防は今年の早春のいい思い出になったのかも。

近くでつくしを見つけた。久しぶりの山菜摘み、楽

もっとみる
ノゲシ、春のジャーマンアイリス

ノゲシ、春のジャーマンアイリス

鮮やかな黄色に惹かれて摘んで帰ったノゲシ。
しばらくすると花は萎んでしまったけど咲き終わったところも愛らしく、より描く気をそそられました。

この時期の庭のジャーマンアイリス。
休眠していた葉っぱが目覚めて勢いよく伸び始めています。
朝の日差しで透けるように輝く様は優しく力強く、お気に入りの景色です。

水仙、やつで、今日もヒヨドリ

水仙、やつで、今日もヒヨドリ

フリマサイトで買った水仙の球根。
ラッパ型の裾のフリルがまるでお嬢様。きれいに咲いてくれました。

でも私が形の美に惹かれて描いたのは

いつの間にか庭の奥で根付いて大きくなっているヤツデの木。
リビングの窓からこの葉っぱが私に向かってパーっと手を開いてアピールしてきた。
久しぶりに水彩の黒をたっぷりつけて太い線で描いてみた。

ヤツデって実は8つに割れていないのご存知でしたか?7つか9つ。
この

もっとみる
つぼみと芽と芽キャベツ

つぼみと芽と芽キャベツ

ぼけのつぼみはコロコロしたお菓子のようでかわいい。

庭いじり好きとしてのガーデニングの醍醐味は、実は芽が出た時と、つぼみがついた時だ。
心の中でささやかによしっ!っていう感じ。

その延長上か、描くのも花よりそっちに惹かれる。
私だって花の絵を飾るならやっぱりぱかっと開いた花の絵が良かったりする。
こんなだから売れないわなと思いつつ。

近くの郵便局のミニ産直品コーナーで売ってた芽キャベツ。

もっとみる
月と雲、庭の水仙とカマキリの卵

月と雲、庭の水仙とカマキリの卵

久しぶりに冬晴れの雲が目に留まり描いてみた。見てる間に小さくなって消えていく。
途中で白くて薄い月に気づいた。

油絵のために庭で花だけスケッチしたもの。
毎日一回は香りを嗅ぎに蝋梅と水仙のところに行く。
ジャーマンアイリスはこの状態で春を待つ。

枯れ枝の剪定をしている時にカマキリの卵発見。去年の彼らもちゃんと繋いでくれていた。
調べたら黒っぽくしっぽがあるのでハラビロカマキリの卵かな。

ゼラニウムの差し枝、ロウバイの接木

ゼラニウムの差し枝、ロウバイの接木

差し枝にして室内で育てているゼラニウムの花が咲いている。

本来こんもり丸くなるほど花がたくさんつくのだけど、まだ小さい苗の状態なので花数が少ない。
でも逆にその様子になんだか惹かれてスケッチしてみた。
いつもは束でまとめられる子たちひとりひとりを見るように。

というものの最近知ったのが、差し枝からついたつぼみは取った方がいいという事。
確かに栄養が花に集中してしまうのか、肝心の根や葉っぱが充実

もっとみる
庭のレモン

庭のレモン

庭のレモンが今年もたくさん実ってきた。
日の当たったところから少しづつ黄色くなってきている。

グラデーションってなんで優しくてきれいで描いてて楽しいのかな。
今更ながらそんな事を思った。

今年はジョウビタキの当たり年?
毎日のように鳴き声が聞こえるし、今日は珍しくオスとメスが一緒に庭に来た。
メスはすぐどこか行っちゃったけど・・・。

秋の雲、道端の野草

秋の雲、道端の野草

空を見たら細くちぎれた雲たちが風に乗って流れていた。

近くの道端で淡い黄色の可愛い花に目が留まった。
明らかに雑草の花なので一本摘んで持ち帰った。

調べたら「アキノノゲシ(秋の野芥子)」という名前みたい。
野芥子にはあまり似てないように思うけれど。

家の中に飾っていたけれど野草にありがちな、みるみるうちに花が萎んでしまった。
翌日またいくつか開いたものの外で咲いてるほどの元気はない感じ。

もっとみる
スイセンの球根、ホトトギス

スイセンの球根、ホトトギス

スイセンの球根を植えた。メルカリで購入したもの。
実は私も球根をメルカリで売ったことがある。
増えすぎて植えるところがなくなったけれど、ご近所さんにも配ったし、生きているものなので捨てるのもなんだし、お店で買うと結構するんだけどなあという時、出してみたら・・・売れました!
お店で買うものより信用という点では低いかもしれないけれど、それを含めてのお楽しみ。
ちなみに左上の線だけのは月。外見たら半月が

もっとみる
ナス、青いレモンなど、9月半ば

ナス、青いレモンなど、9月半ば

ナスを育てるのは難しいイメージがあって作ってなかったけれど、
今年2本だけ植えてみたら意外にも沢山のナスが採れた。
その上にナスってこんなにおいしかったっけという位おいしい。
レンジで加熱して何もつけずに食べてもいけるくらい。

今までに育てたことがない場所に植えたという事が良かったのかもしれない。

今の時期は花にとって端境期というのか、咲く種類が少なめ。
そんな中でたますだれの真っ白い花が暑さ

もっとみる
つれづれに線を引く

つれづれに線を引く

毎日高温多湿過ぎる。
庭の植物は根腐れしたりカビ病がでたり葉っぱが白変したり、半分あきらめモード。

そんな中でもあちこち勝手に育って咲く雑草のユリはたくましい。
ユリって気品あるイメージだけど、あっけらかんと咲いてくれると描く方も元気に親しみを感じながら、長いラッパ型のところはひゅーって言いながら線を引いた。

ここのところずっと何も描けない日々が続いていた中、
ある時窓から庭をぼーっと眺めてい

もっとみる
プチトマトとセミの抜け殻

プチトマトとセミの抜け殻

なぜかプチトマトと蝉の抜け殻を並べて描こうと思ってしまったけれど、
確か昨年はプチトマトとコガネムシを並べて描いたような・・・。相変わらずの私。

抜け殻は一生懸命に描くとなんかグロテスクになってしまうのでかわいらしくと思ったけれど・・・。でも夏の庭の一コマとして面白い絵になったかも。

あらためてよくもこんなに原型を留めて殻から抜け出て来れるものだ。

暑すぎてここしばらく近くの海まですら散歩す

もっとみる