勘違い役職(偉い人)になっていませんか? 威厳を意識するな
こんばんは、アドバイザーのこうたです。
私は、威厳やプライドほどちっぽけなものはないと思っています。
もちろん全部ではありません。
これは正しいです。
舐められないように、頼りないと思われないように気をつけなければならない場面はあるでしょう。
しかしこれらは対外的なもので、日常的に意識するのは違います。
個人的に、年齢差で上下を決めるものではないと常々感じています。
かなり言葉は悪いですが、敬う価値のない人に敬う必要はないと思っています。
いわゆる『尊敬』とは、他者の評価です。
ただ年齢が上なだけで尊敬するものではありません。
自分よりも仕事ができる人が年下でも、私は尊敬して目標にします。
むしろそこで認められないのは、自身の成長を逃すことになるのでもったいない。
私の友人は全員年下ですが、皆タメ口です。
友人ですから。
でもそれすらも絶対に許せないと言う人が稀にいます。
その過剰なプライドは捨てましょうということです。
また、威厳も同様で、上司だから威厳があるとか、ミスしたから威厳がないとか、そういう次元の話ではないはずです。
それを威厳だと言うのであれば認識を改めてください。
それはただの恐怖支配でしかありません。
陰口の対義語に、陽口《ひなたぐち》という言葉があります。
本人のいないところで褒めることを意味しています。
これが威厳であり、尊敬であり、理想の上司です。
威厳を意識しすぎている人は、外でも威厳を意識して上からになっている人が多い印象ですね。
客は神様だー! とか言う人。
これは上下関係を意識しすぎている結果ゆえなのだと思います。
本記事は、威厳やプライドを完全になくせと言っているわけではありません。
持つべき場面、必要な場面は少なからずあります。
しかし、誰に対しても意識する必要は間違いなくないもので、「威厳を感じろ」「敬え」と強制することではありません。
それらを関係のない第三者にやっていれば勘違い野郎となりますし、身近な人に対してでもマイナス印象なだけです。
陰口にはなっても、誰も指摘してくれません。
私は昔、プライドが高そうだとよく言われていました。
実際に高かったつもりはないのですが、それが他者の評価です。
起業時の代表になる際、それではまずいと思い、意識して威厳やプライドを薄めた結果、人がついてきてくれたんです。
自分は慕われていないかもと思ったら、今一度、自分の行動を省みてください。
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