#348 世代の違いは仕事に影響するか?
さて、今日のテーマは「世代の違いは仕事に影響するか?」です。
先日、職場のスタッフと話をしていた時に、
「昭和世代の自分は今の若い人たちに対してどのように接していけばいいか」
と言う相談を受けました。
これは昭和とか令和とか関係なく、世代間ギャップの問題だと思います。
経験値の差や、役割の違いによって見えることは変わるので、いたしかたないと思うんですが、
果たしてそれは仕事にどのように影響するんでしょうか。
今日はそんな話です。
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、仕事の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!これから1年間準備行っていきます。noteでも「学会長の奮闘記」を定期的に書いていこうと思います。マガジンでまとめてますので、よかったらスキを押して応援よろしくお願いします!
◾️湘南OT Interaction
作業療法士向けの研修会を行なっている湘南OT交流会の支援の元、「新しい学び場を作る」ことを目的として立ち上がました。「学びたいけどどうしたら・・・」と悩むOTの方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら。
それでは本題に入っていきましょう。
世代差はどこからくるのか
この世代差の問題はどこまで行ってもなくならないと思います。
今のZ世代とのギャップであっても、Z世代が先輩の立場になれば、その時の若手とのギャップを感じるかもしれませんよね。
それぞれの育った環境(状況)が違うので、そこでの経験値で物事を判断するようになります。
対して、自分が接する若手の人たちはまた違う経験をしています。
そして、自分はその経験をしていないわけです。
だからこそ理解できない。
そうならば、何かしらの認識の差が出て当然です。
だから、常に世代間ギャップは存在するということになります。
この課題に対する明確な解決方法ってないんだと思います。
その都度、その世代がどのような立ち振る舞いをするかは分からないからです。
だからこそ、その度に、現状にあった目的と方法を考え直していくことが必要になってくるんだと思います。
世代間ギャップの仕事への影響
このギャップはどのように仕事に影響するかもいくつか書いてみたいと思います。
育成の問題
育成はこのギャップが大きく影響する部分だと思います。学び方や育ち方が違うため、どのように指導すれば、その世代の人が育っていくかについての共通理解は得られにくいです。
働き方の問題
働く際の価値観についてもずれが出てきます。仕事への取り組み方や、残業の考え方、仕事とプライベートの違いなど。様々な働くことに対する弊害があります。特にチームとして組織が動く時にはどのギャップを強く感じます。
コミュニケーションの問題
これはわかりやすいですが、まず会話の内容が合いにくいと思います。スムーズに会話すること自体難易度高めですし、何を話しても良いかも関わってくると思います。変に合わせても余計に空回りますし。
キャリアの問題
働く上での将来像も大きく変わってきます。「個人か、組織か」など考えることはたくさんあります。不安な将来に対して、安定している方がいいのか、チャレンジする方がいいのか。世代でもその価値観には差が出てくると思います。
大まかに仕事への影響はこの辺かと思いました。
つまり、これらの課題に対して常に方法を見直しながら進むことが必要とされているということになりますね。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
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