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僕は井上康生になりたかった。
ピンと伸びた背筋、躍動する身体。
隙のない組手、鋭い踏み込みから繰り出される内股。
そして、次の瞬間には宙を舞う相手。
シドニーオリンピックで金メダルを獲得し、時の人となった井上康生に柔道を初めて間もなかった私は憧れた。自分も、この人みたく。そう夢見た。
けど、井上康生になれなかった。
オリンピックには出ることが出来なかった。
もうすぐ2022年も終わる。シドニーオリンピックから22年、私が柔道
LONELY DAYS〜まっする7観戦記②〜
「まっする」最終回を終えて
今、私は新宿に取ったビジネスホテルの一室でパソコンに向かっている。時間はまもなく3時。眠くない、眠れない。まっするの最終回を観てきたのだ、直接。この両の眼で。
マッスル坂井氏が作り上げた2.9次元ミュージカル(2.5次元ミュージカルよりも0.4だけ現実よりのミュージカル。何この発想、天才のそれ)にDDTのGMである鶴見亜門氏の退社にともなうイベントの終焉を甘酸っぱく描
現役復帰~サイタマノラッパーにあてられて~
私の敬愛するミュージシャンの大槻ケンヂ氏が以下の金言を残している。
不意にこの言葉を思い出す度にその通りだと思う。そして、私もこの言葉通り自身の引退宣言を覆そうとしている。
とはいえ、私が復帰しようとしてるのはバンドでもなければプロレス(夢ではあったが行動に移すことができなかった。)でもなく柔道だ。
一山いくらの柔道家である私が来年、柔道の大会に出場するまでの記録をこのnoteに綴っていこうと