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エシカルなライフハックと、「ハレのエシカル/ケのエシカル」

先日の「これからのエシカル消費とは?みんなで考えよう、明日からできること」( IDEAS FOR GOODしさん &Yahoo!ジャパン エールマーケットさん合同開催)でご一緒したCOOKIEHEADさんが、イベント中に僕が話した「ハレのエシカル/ケのエシカル」というコンセプトをもとにみんなが取り入れやすい暮らしの知恵や商品をシェアしてくださりました。

面白くて、自分にもできそうと思えるアイディアが沢山!

「ハレのエシカル/ケのエシカル」という考えについてはまた別途まとめたいと思うけれど(そもそも日本語表現の「ハレとケ」について初めて聞いたよ!という方も多いかも、元は柳田國男だそうな)、簡単にはこんな感じ。

ハレは特別な日・おしゃれの時みたいなこと。なので消費社会、都市集中型ではハレの場(人の集まり・パーティーに行くなど)が多くなり、生活のハイライトであるハレが重視され、そこに向けたエシカルが伸びたと思っています。

でもコロナや気候危機などからそれらがなくなり(人と簡単には集まらなくなったよね)、本当にほんとに特別な時だけハレの場ができる。

だからちょっとした間に合わせのオシャレではなく、自分自身を表現できるような特別なファッション・モノ・コトが大事になってきて、そういう価値観はエシカルが担えるのでは、というのが「ハレのエシカル」。

一方でケは日常。

いままで光をあてられてこなかった日々の生活をいかにエシカル化するか。しかも未来への影響をマイナスからゼロにするのではなく、プラスにしていくかというリジェネレーションを実践していくのかが大事になってくると思います。

使えば使うほど自分も地球もきれいにする洗剤とか、すり減るとマイクロプラスチックをまき散らすんじゃなくて、土への養分をまき散らす靴底(を作りたい)とか。

生きている・暮らしているだけで地球を再生する暮らしが、「ケのエシカル」。

なので、ハレはより多くの人の目がつく動き(動脈的な動き)、ケは目立たない毎日のこと(静脈的な動き)かもしれません。

これはらは静脈が大事。

今までの社会の仕組みをもう一度見直して、持続的・循環型に修正して、やさしさを付与して送り出し直すような、静脈の動きです。

と、いうことをCOOKIEHEADとお話ししたら、整理をした上でいろーんな素敵な取り組みをご紹介くださりました!ほんと素敵。

イベント内でもお話ししたのですが、こういった日常にエシカルを取り入れていくことって、ものすごいエネルギーがいるわけでもないことが多いし、節約術の一環だったりもします。

コンポストなんて、ゴミを減らしながら野菜を育てて食費を浮かせることにもつながるし。。古着アップサイクルとかも、自分らしいファッションを超安くということ。

なので、特に「ケのエシカル」は「エシカルなライフハック」になるんじゃないかな‥と思います。

断捨離とか、効率化とか節約とか(企業でいえば経費節減)とエシカル・サステナブルをしっかりくっつけて「エシカルなライフハック」をしていけば、自分にもお得だし地球や未来にもいい暮らしが実現できるかも。

楽しいでしょうし。

そんなヒントが沢山の記事です。是非お読みくださいー!

COOKIEHEADさんまたいろいろ意見交換しましょう!

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