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エシカル100考

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2018年7月の記事一覧

エシカルはノブレスオブリージュではない

エシカルはノブレスオブリージュではない

日経新聞さんでエシカルの紹介。ありがたい。

でも、違和感がある。正しいも正しくないもない、といいつつもこれは断固として違う。
というか、誤解をまねくメッセージを発してしまう記事だと思う。

エシカルは貴族のものではない。
高貴でもない。
ノブレスオブリージュではない。
施しではない。

エシカルは社会とのかかわり、社会的責任の民主化である。
主権在民の思想である。
誰もが当事者として、社会を構成

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切磋琢磨のダイバーシティ

切磋琢磨のダイバーシティ

人事は、「切磋琢磨」という言葉をどう捉えているのだろう。

古典はいつも新しい。論語の解説書はいろいろな切り口から出されていて、こんなアプローチもあるのかと思いながら読むのが楽しい。

能楽師の方が書いた『身体感覚で『論語』を読み直す。』は、古代漢字をもとに、その象形を身体性に置き換えつつ読む試み。当時の漢字に新登場した「心」に焦点をあてた考察が面白い。・・・ながら、気になったのは別のこと。

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華厳とエシカル

華厳とエシカル

社会哲学としての仏教のうち、「華厳」には世界の全体性というか、システム思考的な要素があるらしいと聞いて読みだした『華厳とは何か』。

第一章にある「そうした問題意識を自覚するとき、仏教の縁起観、とりわけ華厳の時間・空間双方に展開する重重無尽の縁起の思想は、何か未来の世を開く世界観のヒントを与えてくれるのではないか」をいう一文に期待が高まる。

EDAYAで言い続けている『「わたし」と「社会」のリ・

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でこぼこのユマニスム

でこぼこのユマニスム

ネパールと日本の終わりなきチャレンジの物語、届きました。

人が真摯に七転八倒しながら歩む姿を人間らしいと尊ぶなら、まさにユマニスムの本。そしてヒューマニズムはユーモアに通じるように、じんわりと可笑しさの滲む本。

アンジャナさんと小嶋さんの、沢山の失敗が綴られている。

社会に向けた取り組みは正解がない。ゴールがない。何かやれば必ず反作用がある。

だからずーっと失敗を続けることになる。

圧倒

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