声に出して読む「モモ」
娘が小学4年生になってから、夜眠る前にミヒャエル・エンデの「モモ」(1973)の読み聞かせを始めた。読まない夜も多々あったので、先週の土曜日にようやく全355ページを読み終えた。ラストスパートでは、娘と続きが気になりすぎて止められず、1ページづつ交代で読みながら3時間も音読をしていた。
惜しむようにあとがきまで読み終え、目を閉じると、たくさんの灰色の男たち、ベッポじいさん、カシオペイヤ、ジジ、マイスター・ホラなど、勝手に頭の中で想像した風貌の登場人物たちが走馬灯のように駆け