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『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』見た直後の雑記

MOVIXさいたまにてコリン・ファース主演、ジョン・マッデン監督作品『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』を見てきた。


いわゆる、情報戦の戦争もので、それもMI5が関わる話。
モンタギュー少佐を中心に偽の情報や手紙を作る過程はまるで映画制作とも見え、緊張感がありながらもたのしげ。
しかしながら、戦闘シーンがごく僅かしかない戦争映画、いや戦争関連映画で、地味に感じてしまうのはたしか。

それに歴史というか結果を知っている上で見ちゃうと、後半のちょっとハラハラドキドキな展開も薄れる。と言いながらも、中盤から出てくるあるキャラクターのおかげで、多少はハラハラドキドキが出来たから、そこは名匠ジョン・マッデン監督のおかげかな。

主演のコリン・ファース、すっかりナイスミドルが似合う男になったが、それ以上に『トレインスポッティング』のダイアン役だったケリー・マクドナルドがすっかり老けた、というか美熟女になったなー、というのが正直なところ。

もう少しナチス側の動きを見せて欲しかったけど、原作があるからやむを得ないかな。

そうそう、某スパイ小説の原作者もチョロンと出てくるちょっとしたサービスというか、コメディ演出もあり。

ぶっちゃけ全体的に地味だけど、英国紳士らしい大人のわちゃわちゃを楽しむ上品な戦争情報戦映画だったかな。

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