ビジネスモデル〜アナロジー思考〜
書名:カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル構築
著者:平野敦士カール
出版社:朝日新聞出版
発行日:2015年2月20日
読了日:2019年6月1日
ページ数:240ページ
とにかく色々なビジネスモデルが網羅されています。
多くの企業を実例にして
ビジネスモデルの説明がされていてわかりやすいです❗️
色々なビジネス本を読んできたので
これといって目新しい点はないですが
1冊にまとまっているので、何かあった時に
手に取る用に良いかなって思いました。
今、技術経営(MOT)という勉強中なのですが
色々なビジネスモデルや経営・マーケティングのフレームワークを
知ったところで、すぐにビジネスモデルを構築できるか?
というと疑問です。
これだけ世の中に情報が溢れていて、
1ヶ月単位で大きく変わる世の中。
そんな時代に生きていて、こういうフレームワークだけで
新しいビジネスモデルが生まれるのであれば
みんなやってるだろう。
📗アナロジー思考
この考え方は重要かなと思う。
アナロジーは「類推」。
つまり、既にあるビジネスモデルを他の業種・業界に
適用・転移する事で新しいビジネスモデルを生み出す。
アナロジー思考を考える際には単純にビジネスモデルを
他の業界・業種に当てはめるだけでなく、そこにプラスα
その業界だからこそできる付加価値💡をつける事!
クレジットカードがお財布携帯や電子マネーに置き換わるけれども、クレジットカードではできなかった少額決済が簡単にできるなど…。
最近のQRコード決済のLINE Pay、楽天ペイ、d払い、PayPayも
ポイント還元などこれまでの決済では
なかなかできなかった付加価値があるから広がっているのだと思う。
店舗側からしても、クレジットカードを導入する際と違って
初期投資がほぼいらないから普及してるのだと思う。
やっぱり大切なのは”アイデア”と”戦略”かな。
良いアイデアがあって、そこにきちっとした戦略がある。
それを実行するプロセスや組織体制も整っている事。
このアイデアが一番難しい。
✅楽天とAmazon
✅mixiとFacebook
✅appleとSony
✅サンリオとディズニー
✅NetflixとFotrnite、Disney+、Amazon Prime
同じ様なアイデアや商品、サービスを扱っていても
欧米の企業の方が圧倒的にグローバルに展開している。
そこの違いが何なのか。
アイデアやスピード感など色々あると思う。
そもそもの事業をやる上でのマインドや意気込みも違うだろう!