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たかぱん
2023年5月31日 12:51
タイトルだけからは、内容が掴みづらい。サブタイトルの「障害のある日との日常からヒントを探る」を見ると、内容が見えてくる。「障害」というのは広い範囲で捉えていて、視覚障害・聴覚障害・盲ろう・肢体不自由・難病・高齢者といったカテゴリーでカバーされている。このことは、最後に「調査」の方法を明かしてくれているところで分かる。 最初は、コロナ禍で、店の商品を無闇に触ることが禁じられた不条理な場面から始ま
2023年5月21日 00:51
ドラマやアニメは「クール」という単位で放送されることが多くなった。昔はアニメにしても数年間続くようなものも少なくなかったが、今は1クール、つまり3ヶ月がひとつの単位となっている。好評ならばさらにそのうち3ヶ月分延びることもあるし、当初から2クールで計画されている場合もある。 さて、この春から初夏のアニメのクールは、私にしてみれば豊作である。「私にしてみれば」というのは、「よく心が描かれているも
2023年5月17日 11:42
8日の赤十字デーも12日の看護の日も、世間ではさして話題にならずに通り過ぎてしまった。もちろん、高々個人の誕生日に過ぎない。とくにアンリ・デュナンは、仲間からも外れて不遇な後半生を送ったし、フローレンス・ナイチンゲールも、看護活動そのものはごくわずかな期間しか経験していない。だが、二人の遺したものは、あまりにも大きかった。 二人のポリシーは、相反するところがあった。無償をモットーとするデュナン
2023年5月5日 10:05
NHKEテレの「100分de名著」も、ずいぶん長く続いている。始まるときのこともよく覚えている。よい番組だ。よくつくりこんでいる。先月には、新約聖書の福音書が、若松英輔さんのよいリードで紹介された。聖書を、読んでみようという気持ちにさせる番組となった。制作者自身がそういう心になったし、世間の評判もよいようだ。これは特筆すべき現象である。 これをどうしてキリスト教界がもっとバックアップしようとし
2023年5月1日 11:54
夜の仕事をしている。終電にはならないが、終電から数えたほうが早い電車に乗って帰る。乗り換えをするが、ひとつは座れる。混んでいるほうも、人と人とがくっつくほどの混み合い方をするわけではない。 ところがその日、近くでイベントがあり、そこから人が大勢流れてきた。発車を待つ電車は、すでに満員だった。次を待てというアナウンスが流れていたが、こちとらいつものように帰りたいだけだ。まだそう無理なく入口に割り