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たかぱん
2023年5月25日 12:16
受難週のことだった。リモートで、祈りの会が開かれ、信徒がリードして短くお話をしてくれた。そのとき、この本の中のある説教について触れることがあった。それで私は感心をもち、探してみると、ウェブサイトに見つかった。ひとつの教会が発行所となっている。珍しいと思うが、半世紀前には時折あったのだろうか。その時代の価格としては高価であるが、発行部数などの関係であろうか。信徒のための製本ということなのかもしれない
2023年5月19日 12:07
中動態の話からこの著者の本に触れ、その見るアングルが楽しく、また説き聞かせる口調が読みやすいせいもあり、何冊か拝読してきた。その中動態が責任とつながるという切り口は、とてもフレッシュであり、かつ考えさせられた。この著者により、新たにまた新書という手軽に入手できる本が発行されたので、すぐに読みたいと思った。 よく見ると「シリーズ哲学講話」とあるので、また続きが出てくることを期待しているが、さしあ
2023年5月9日 11:56
教育産業に属するからには、教育の理想や公教育の難点などに、口出しするような立場ではないと自覚している。おまけに国語は、以前担当していなかった。それでも、「大村はま」という人の国語教育についての本には、触れないではおれなかった。わずかなものしか読んだことはないが、その信念というものには、圧倒されるものを感じていた。 もしかするとキリスト者ではないか。そう感じつつも、ご本人があまりそうした発言をし
2023年5月3日 10:55
よくぞ作ってくれた。よくぞ聞き出してくれた。日本中を歩き、しかもコロナ禍にさしかかる中で人の声を集めた。信仰とは何か。著者は知りたかった。理論でなく、人の口から直接聞きたいと思った。著者は、以前の言葉でいえばルポライターであろうか。ジャーナリストでもあるだろうが、政治的な方面ではなく、文化的精神的な問題に挑んでゆく。 ここでは、キリスト教信徒に的を絞った。「信仰」はいろいろな宗教があるだろう。