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教会の問題

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キリスト教会はとても居心地のよいところです。でも、満点を期待してはいけないでしょう。たくさんの問題を抱えています。とくに内側にいると見えないものを、なんとか見ようとするひねた者が…
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2023年1月の記事一覧

証し

証し

いま、たいへん気になっている本がある。『証し 日本のキリスト者』というものである。
 
著者はキリスト教の信徒ではない。ノンフィクション作家だ、と言ってもよいだろうか。キリスト者135人を取材し、その「証し」を集めた。教会関係者でもないし、出版社はKADOKAWAである。そこでキリスト教関係者も、あまり気づいていないように見える(もちろん紹介している人もいる)。
 
私は書店で実物を見、魅力を覚え

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聞く耳をもって聞く

聞く耳をもって聞く

信仰は一つ、と聖書の中に書いてあるからと言って、誰もが同じ信仰をもつべきだ、と言い始める人がいるから、厄介なことになる。否、古来キリスト教会の歴史は、そのようなことを根拠にして、強大な権力を保ってきたのが実情である。人間たるもの、権力欲が善意の陰に働くことを抑えることは、できなかったようである。また、それを見抜く目、意識する反省概念を持ち得ない、というのがその本性にあるのかもしれない。
 
なんと

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通訳者の使命

通訳者の使命

国語を中学生に教えることがある。優れたテキストには、優れた文章が掲載されている。そこから教えられること、考えさせられることによく出会う。今回も、「通訳」についての長井鞠子さんの文章を味わうことができた。というより、読みながらもう興奮して、笑ったり膝を叩いたり、もう分かりすぎるほど分かる経験をしたのだった。
 
『伝える極意』という新書からの引用であった。本の、殆ど初めの箇所である。通訳者が、元の発

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新型コロナウイルスとインフルエンザ

新型コロナウイルスとインフルエンザ

この冬は、インフルエンザが流行している。これまでコロナ禍の中、何のせいだか不明だがインフルエンザは殆ど表に出てこなかった。だが今回、新型コロナウイルス感染症と共に、インフルエンザも多数出ている。
 
これらが、症状からすると、見分けがつかないのである。
 
医療機関では、発熱外来をもとよりやらないところもあるが、それを受け容れたところは、両方セットになった検査キットを準備しなければならない。
 

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明日への希望

明日への希望

喜ばしいことが身の回りにいろいろある。感謝の思いが与えられる。自分の思いや行いに拘わらず、それぞれの人が、未来を手にして進んでいく。ひとの喜びを、自分の喜びとして受け取ることができるということが、うれしい。
 
「今年こそ」という思いが、悪いはずがない。明日に希望を懐き、前向きに歩いて行く。その気持ちがあれば、苦しむことはない、とも言える。
 
だが、とてもそんな気持ちになれない人もたくさんいる。

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