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『必ず当たる占い師の話』:ショートストーリーと私
今とは別の世界、別の時間のおはなし。
むかしむかし、あるところに平和で豊かな
王国がありました。
街はたいへん賑やかで、近くの田畑や森で採れる
食べ物がとても美味しい、おとぎ話に出てくる
理想郷のような美しい国でした。
そんな王国を治める国王さまは、国の人々から
慕われ、子供から大人にまで人気がありました。
ある日、王国に一人の占い師がやってきました。
占い師は言いました。
「ワタシの占いは
雑記と私#22:うっかり八兵衛
最近、”書く” のがとにかく楽しい。
高校時代にも似たような活動はしていたが、
ここまで執筆熱が上がった経験はないほどだ。
書いているのは無駄に長ったらしいだけの、
中身の薄っぺらい自己満足の塊でしかないのだが、
当人は楽しんでるのだからそれでいいのである。
さて、今朝も運転しながら次に書く予定の
記事の内容をぼんやりと考えていた。
あまりにぼんやりしていたせいで、いつもなら
裏道に入るとこ
雑記と私#21:”ただの”大魔道士
※当記事は『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の
ネタバレを含みます。閲覧の際はご注意ください。
※長いです(5分前後でよめます)。
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』私の「心のバイブル」とでもいうべき作品である。
”ドラクエ”に”ジャンプ漫画”特有の3大要素
(友情・努力・勝利)をプラスする。
さらに原作はドラクエの生みの親、堀井 雄二さんが
「彼だったらいいよ。」とそ
雑記と私#19:真紅の跳ね馬
今日の仕事帰り。
ドラッグストアに寄って買い物でもしてから
帰ろうと思い、車を走らせていた。
信号が赤だったので右折レーンに入って
信号待ちをしていたのだか、どうにも
対向車線の様子がおかしい・・・。
ずーーーーっと真っ赤な車が並んでいる。
先頭がフェラーリなのは確認出来た。
「あぁ、何かスポーツカー乗ってる人たちが
集まってんのかな?」
信号が青に変わり、右折待ちの私の横を
次々と通り過ぎ
雑記と私#18:『いとをかし』の精神
『いとをかし』。
誰もが古文の授業で習うであろう、
清少納言の随筆『枕草子』に頻繁に登場する
古語の表現である。
”をかし”とは様々な意味を含む言葉で、
「趣がある」
「美しい(あるいは可愛らしい)」
「興味深い」
「面白い(あるいは滑稽だ)」
など、何かしらの”感嘆”を受けた様子を表すために
用いられる。
そこに「とても○○」「大変○○」という
修飾語の”いと○○”が付け加わることで、
今