マガジンのカバー画像

日常

43
猫と、ごはん。なにげない日々のこと。 デザインの仕事のこともすこし。
運営しているクリエイター

#仕事

本作りは壮絶。

本作りは壮絶。

今は書籍デザインの仕事を二冊ほど抱えていて、うれしい反面、締め切りに追われながら作家さんと編集さんと励まし合いながらひぃひぃ言っている。

毎日、明け方の4時頃にここまで書きました…いったん仮眠します……などとメールがきていて、寝てーーー!!!となりながら、でもやはり文章が届かないことには編集さん、校閲さんのチェック、文章に合わせたイラストの制作、そしてわたしの組版や修正が追いつかないし、さらには

もっとみる
月曜日、そして火曜日

月曜日、そして火曜日

今日は曇り。昨日もその前も。雨や曇りの日がつづくときもちも塞ぎがちになる。からっと晴れた日が得意ではないわりには、どんよりした日も得意ではない。うすい晴れ間に風がきもちいい日が一番いい。

そうして今日は月曜日。仕事なんてできたもんじゃない。PCの前に座りたくない。こういう塞いだ気分のときは本来仕事をしている時間に仕事をしていないと罪悪感にかられる。どうせどこかで時間を見つけてやるのだから、誰に怒

もっとみる
自分をゆるす

自分をゆるす

自信満々に電車を降りて、改札を通り出口を探して気づく、あれ、ここいつもの駅じゃないや。気を落とすこともなく、いそいそとホームにもどる。乗り換えた車内で本を読んでいて、今度は駅を通り過ぎてしまい、またいそいそと乗り換えてもとのところへもどる。

これは日常茶飯事で、駅であれバスであれこんなことばかりなので、自分のうっかりにいちいち苛立つ年頃を過ぎてからは、そういう自分を知らぬ間にゆるし、共存できるよ

もっとみる
みんなに花束をあげたいよ

みんなに花束をあげたいよ

打ち合わせ終わり、その人のつくりたいものへの情熱を余すことなく聞けたと感じた日は、うまく行ったなぁ今日。と、ほぅと一息つきながら、アイデアは飛ぶように浮かび、アドレナリンで寝られない。自分以外の誰かの人生のよろこびを片棒担いだような気にさえなるのだ。たのしみな未来がひとつ増えたようなかんじ。

聞くだけ聞けた。あとは、それをおもしろくするだけのアイデアと、形にする技術、センス。それらは磨きつづけら

もっとみる
わたしを全肯定、あなたを全肯定

わたしを全肯定、あなたを全肯定

朝目覚めて、仕事のメールで落ち込んだ。
どんなに最善を尽くしたつもりでも、どこかで取りこぼしてしまう時がある。その度に、自分の爪の甘さに嫌気が刺す。向いていないのだろうかと思う。でも、8年も続けているのだから、向いていってくれと思う。少なくともわたしは向き合っているのだから。なにを言ってるやら。

好きなこと仕事にしていいね。とよく言われる。でも、好きなことと楽しいことはちがう。好きでやっていても

もっとみる