シェア
川村拓也 (英語教師教育者)
2023年1月19日 22:37
英語科教育法IVの振り返り、第5章と第6章が丸々残っているのだが、ありがたいことに前期より忙しくさせていただいたこともあり、残念ながら全部の回を振り返るのは諦めようと思う…。というわけで、今回はいきなり最終回の振り返り。最終回は、Meet the Author!ということで、今期の教科書『外国語学習者エンゲージメント』の原著"Engaging Language Learners in Con
2022年11月21日 17:08
英語科教育法IV『外国語学習者エンゲージメント』の第3章後半。「教師と学習者の信頼関係」を生み出す、「教師の行動」について以下の5つが挙げられている。話し方に気を配るフィードバックに気を配る学習者の声に耳を傾けるエンゲージメントを高める発問をする関係性を通じて規律を保つフィードバック上に挙げた5つの行動原則は、どれも言われてみれば当たり前のことだが、「フィードバック」につ
2022年10月11日 18:56
3年後期、英語科教育法IV教科書はこちら。この日は第2章「学習者の促進的マインドセット」の前半、「原則」を検討した。ここで取り上げられた原則は以下の5つ。原則1 有能感を高める原則2 成長マインドセットを育む原則3 学習者の当事者意識と自己統制感を高める原則4 積極性を育てる原則5 粘り強さを育てる学生の関心を多く集めたのは「成長マインドセット」だ。私自身も中学3
2022年10月6日 19:33
2年生後期の「英語科教育法II」は、やや抽象的・哲学的な「問い」への自分なりの答えを持ち寄って、それについて議論を広げていくスタイル。帯活動として毎回一人の学生に中学生・高校生を対象としたコミュニケーション活動を実際にやってもらったり、3週に1回模擬授業をやったりと実技的側面も配置しながらではあるが、基本的にはディスカッションから何を考えられるかが最も大事になる授業だ。毎回の授業の起点となる
2022年10月4日 13:47
2022年度後期、3年生の「英語科教育法IV」は『外国語学習者エンゲージメント』(サラ・マーサー、ゾルタン・ドルニェイ著 / 鈴木章能、和田玲 著)を教科書として、基本的に2週をかけて1章分を読んでいく。(第1章のみ1週)第1回は第1章「学習者エンゲージメントを取り巻くもの」を私が報告担当を務めて議論した。家庭と学習者エンゲージメント今回は特に「原則3 家庭は学習者エンゲージメントの貴重な