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音楽を作るために考えていること

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2018年10月の記事一覧

つぎに行く

つぎに行く

「嫌われることが怖い」と思いながら生きているひとは多い。

多いからこそ古賀先生の「嫌われる勇気」はベストセラーになったのだろう。

他人の目を異様に恐れたり、気にしすぎるひとは少なからずいる。

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無いとダメなもの

無いとダメなもの

「あったらいいなぁ」ぐらいのものと「無いと絶対ダメ」ってものがある。

僕にとっての「無いと絶対ダメ」が音楽を作る行為だった。

僕は本当に音楽を作っていないと、絶対にダメな方の人間だった。無かったらどうなっていたか、イメージするだけでも怖い。

だけど「あったらいいなぁ」よりも「無いと絶対ダメ」が優れているという話ではない。

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素人の口出し

素人の口出し

孔子が「その地位にいるのでなければ、その政務に口出ししてはならない」と述べている。

「素人がプロに口出しすんなよ」という意味だと思う。

ずいぶん前にボーカルの彼女が物販に居座り解散してしまったバンドがある。

「もっとドラムの手数増やしなさいよ!」と彼女はドラムに説教をしたそうだ。

スパイシーな助言を与えた結果、ドラマーは全部冷めて辞めた。そのあげく解散した友人のバンド。彼らに必要なのは手数

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秋口に春を思う

この時期見られなくなった風物詩がある。

街に「新しい人々」が溢れかえることだ。これは秋口には中々見られない。やはり春のものだ。

新社会人に新入生に新学年。

先月まで別の肩書き、所属だったひとたちが新しくなっていく。この時期はその肩書きに慣れ始めた頃だろうか。だからどうにも街が気だるい。

やはり新社会人と新入生の放つオーラは特別だ。

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