Vol.10 評価面談の果てに思うこと

こんにちは。ウェディング業界でサラリーマンをせっせと頑張っているチャンと申します。在籍7年で150名のマネジメントと、担当件数は累計500組ほど世の中の新郎新婦のウェディングパーティの支配人を経験し、2019年には世の中には発表されていない超大物のパーティなども完全守秘で挙式披露宴をさせた実績など、それなりに自信を持って仕事はしています。

今のベテランや新人ではそもそもの感性が違う

私の現在在籍している部署では約25名の社員と、125名のパートナースタッフが居ます。そのうちの25名の社員のお話。

ウェディングのお仕事は若手からベテランまで多様性のある人材でチームを組むことが多いです。人材の連携度が多い仕事なので、ある程度受け幅を広く持っておきたい(商品ラインナップの観点)私の意向もあり、ベテランも重用した布陣を取っています。

若くしてリーダーを任されるときにかなり大変なのがこの評価という作業、個人へのフィードバック自体はなんら抵抗ありませんし、とても好きなのですが、年上のお兄さまお姉さまに対して厳しいことも言わなければならない現実があります。

一定の評価基準や考え方などがあるため、根拠を持って私は評価をできる現在のこの会社の仕組みに助けられていますが、そのほかに大切にしていることがあります。それは相手の感性に合わせた論理的な提案をすることです。今の若いメンバーと、ベテランメンバーでは幸せについての価値観や感性が異なることに気がつきました。

乾いている世代

尾原さんの著書 モチベーション革命のなかに出てくる単語ですが、とてもしっくりきます。本当に今の若手は 達成志向や 欲求があまりないので、自分のこともとても謙遜しすぎるくらいの姿勢で、自分の興味のある分野や、人間関係についての関心、意味付けがどうされているのかに興味があるようです。

逆にベテランについては上記のことをなんとなく理解しつつも、やはり自分のことを考える傾向が多い。賞与を多くもらえるように頑張ることによって自分への対価を感じ取り、ステータスを感じることで自身が満たされていく傾向を感じます。

情報編集力のリテラシーはウェディングにおいても必須

今の時代は情報処理力ではなく、情報編集力が大事であることが藤原和博氏の著書にいくつも書かれているが、これはウェディングにおいても一緒です。正解にたどり着く力なんてほぼ要らない時代に入り、選択肢を提案し続け、滞りなく結ぶ結婚式への価値が薄れ、プロデュースを通じて一緒に作り上げ、ゲスト一体型の体験型への価値向上が期待されてきている世の中に対し、それを提案、想像、実践できるスタッフのリテラシーは相当試されています。

コミュニケーション、マーケティングを始め、あらゆるリテラシーが求められる中で、評価制度を活用し、このリテラシーをどう伸ばすかが私は鍵だと思っています。シミュレーションスキル、コミュニケーションスキル、イニシアチブスキルなど、学校でこれまで教えてくれなかった生きるためのスキルをどうやって身につけていくか、現代のビジネスマンは意識をしてできるようにならないと、市場価値も高まらないですし、顧客からも残念だと思われてしまいます。

30歳という節目でこういう考えに至れるようになったのはとてもありがたく、私自身もっと精進し、あらゆる力を伸ばしていき、良いサラリーマン生活を送れたらと思います。

それでは、今日もお疲れ様です。

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