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研究施設一般公開レポート

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本マガジンには、医薬基盤・健康・栄養研究所、理化学研究所、および、大学の一般公開に関するレポートが掲載されている。 拙レポートにより、自然科学の最先端研究に興味を抱いてくれれば、… もっと読む
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#生命科学

3-2.タンパク質の形を見よう(計算構造生物学研究チーム):理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 R-CCS わくわく「富岳」 その03

3-2.タンパク質の形を見よう(計算構造生物学研究チーム):理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 R-CCS わくわく「富岳」 その03

2023年11月03日、私は理化学研究所 神戸地区(以下神戸地区) 計算科学研究センター(RIKEN Center for Computational Science:R-CCS)を訪れ、一般客として理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 わくわく「富岳」(以下「わくわく富岳」,[1],[2])に参加した。なお、神戸地区 一般公開は、神戸医療産業都市 一般公開2023の一環でもある([3])。

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08.再生研究の最先端研究室を探検してみよう:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その06

2023年11月03日、私は理化学研究所 神戸地区(以下神戸地区,図03)を訪れ、一般客として理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん(以下「いきいきいきもん」,[1],[2])に参加した。なお、理化学研究所 神戸地区 一般公開は、神戸医療産業都市 一般公開2023の一環でもある([3])。

「08.再生研究の最先端研究室を探検してみよう」で、生命機能科学研究センター(

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14.小さい臓器を作り出す研究室のヒミツ:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その05

14.小さい臓器を作り出す研究室のヒミツ:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その05

2023年11月03日、私は理化学研究所 神戸地区(以下神戸地区,図05)を訪れ、一般客として理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん(以下「いきいきいきもん」,[1],[2])に参加した。なお、理化学研究所 神戸地区 一般公開は、神戸医療産業都市 一般公開2023の一環でもある([3])。

生命機能科学研究センター(RIKEN Center for Biosystem

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03.「肺」研究の最先端研究室にようこそ:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その03

03.「肺」研究の最先端研究室にようこそ:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その03

2023年11月03日、私は理化学研究所 神戸地区(以下神戸地区,図03)を訪れ、一般客として理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん(以下「いきいきいきもん」,[1],[2])に参加した。なお、理化学研究所 神戸地区 一般公開は、神戸医療産業都市 一般公開2023の一環でもある([3])。

「03.「肺」研究の最先端研究室にようこそ」で、生命機能科学研究センター(RI

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07.細胞たちの動きを見てみよう!:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その02

07.細胞たちの動きを見てみよう!:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その02

2023年11月03日、私は理化学研究所 神戸地区(以下神戸地区,図02)を訪れ、一般客として理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん(以下「いきいきいきもん」,[1],[2])に参加した。なお、理化学研究所 神戸地区 一般公開は、神戸医療産業都市 一般公開2023の一環でもある([3])。

「07.細胞たちの動きを見てみよう!」で、生命機能科学研究センター(RIKEN

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02.史上最強のモデル生物 キイロショウジョウバエ:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その01

02.史上最強のモデル生物 キイロショウジョウバエ:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その01

2023年11月03日、私は理化学研究所 神戸地区(以下神戸地区,図01)を訪れ、一般客として理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん(以下「いきいきいきもん」,[1],[2])に参加した。なお、理化学研究所 神戸地区 一般公開は、神戸医療産業都市 一般公開2023の一環でもある([3])。

「02.史上最強のモデル生物 キイロショウジョウバエ」で、生命機能科学研究セン

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初めに:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その00

初めに:理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん から学んだこと その00

2023年11月03日、私は理化学研究所 神戸地区(以下神戸地区,図00.01)を訪れ、一般客として理化学研究所 神戸地区 一般公開2023 BDR いきいきいきもん(以下「いきいきいきもん」,[1],[2])に参加した。なお、理化学研究所 神戸地区 一般公開は、神戸医療産業都市 一般公開2023の一環でもある([3])。

私は「いきいきいきもん」で、神戸地区における生命科学研究の最前線を知るこ

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終章 毒とはうまくつきあおう 4.毒とは何か:「特別展「毒」」見聞録 その35―後書きに代えて

終章 毒とはうまくつきあおう 4.毒とは何か:「特別展「毒」」見聞録 その35―後書きに代えて

2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。

私は現在まで、以下の同展関連記事を執筆した。

上記の拙記事、ならびに、同展「終章 毒とはうまくつきあおう 4.毒とは何か」(図35.01,[2],[3]のp.169)から、私は「毒は相対的なものである」こと、および、「毒と向き合うことは科学そのもの」であることを学んだ。

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終章 毒とはうまくつきあおう 3.役に立つ毒もある、および、抗毒素(血清)とは:「特別展「毒」」見聞録 その34

終章 毒とはうまくつきあおう 3.役に立つ毒もある、および、抗毒素(血清)とは:「特別展「毒」」見聞録 その34

2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。

同展「終章 毒とはうまくつきあおう 3.役に立つ毒もある」([2],[3]のp.165-166)では、抗生物質、特にペニシリンが展示・紹介された。

抗菌薬は細菌を壊したり、増殖を抑えたりする薬であるが、その中でも微生物が作った化学物質を抗生物質や抗生剤ということもある([4

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終章 毒とはうまくつきあおう 2.毒からは逃れられない:「特別展「毒」」見聞録 その33

終章 毒とはうまくつきあおう 2.毒からは逃れられない:「特別展「毒」」見聞録 その33

2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。

同展「終章 毒とはうまくつきあおう 2.毒からは逃れられない」([2],[3]のp.162-164)では、スギヒラタケとクリソタイルが展示された。

スギヒラタケは古くより食用とされてきた。しかし、腎臓に疾患のある人を中心に急性脳症を起こすことが分かってきた。その主な症状は意

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終章 毒とはうまくつきあおう 1.外来の毒生物:「特別展「毒」」見聞録 その32

終章 毒とはうまくつきあおう 1.外来の毒生物:「特別展「毒」」見聞録 その32

2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。

同展「終章 毒とはうまくつきあおう 1.外来の毒生物」([2],[3]のp.160-161)では、外来の毒生物が展示された。

日本に侵入した毒生物には、ヒアリ、アカカミアリ、ツマアカスズメバチ、および、セアカゴケグモなどが含まれる(図32.01,[4],[5],[6])。

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第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 3.毒生物料理:「特別展「毒」」見聞録 その31

第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 3.毒生物料理:「特別展「毒」」見聞録 その31

2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。

同展「第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 3.毒生物料理」([2]のp.150-153)では、毒動物料理と毒植物料理が紹介・言及された。

日本では、有毒動物料理は有毒魚の料理が多くなる。

フグは多くの種でテトロドトキシンを皮と精巣に含むが、筋肉には含まない。それ故、主に

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第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 2.毒と白粉文化:「特別展「毒」」見聞録 その30

第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 2.毒と白粉文化:「特別展「毒」」見聞録 その30

2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。

同展「第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 2.毒と白粉文化」([2]のp.148-149)では、伊勢白粉、白粉化粧を施した江戸時代人女性復顔像、および、浮世絵が展示された。

鉛白(えんぱく、塩基性炭酸鉛)は、ハフニ、御所白粉(おしろい)、および/または、鉛白粉とも言われた

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第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 1.中毒とアレルギー、コラム10 LD50~毒の強さの比較、および、コラム11 中毒と依存症:「特別展「毒」」見聞録 その29

第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 1.中毒とアレルギー、コラム10 LD50~毒の強さの比較、および、コラム11 中毒と依存症:「特別展「毒」」見聞録 その29

2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。

同展「第4章 毒と人間 4-4 毒と暮らす 1.中毒とアレルギー」([2]のp.144-145)は、展示物はなかった。

人体には、感染性微生物(例.細菌、ウィルス、寄生虫)や異物などから、身を守るための「免疫」という仕組みがそなわっている。この免疫の働きが、現代文明による環

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