😊SMILE子育て[35]😊 幼児教育の必要性〜自己イメージを描くために親ができること〜

2020年12月12日 16:05

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。

前回のnoteで、認知科学者の苫米地英人（とまべち・ひでと）さんの著書「０歳から５歳の幼児教育」より、「クリティカルエイジ」について紹介しました。

前回のnoteはこちら

苫米地英人さんの著書はこちら
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苫米地さんは、教育を行うために理解しておくべきキーワードとして「クリティカルエイジ」「自己イメージ」「コンフォートゾーン」「抽象度」の4つを挙げ、幼児教育の必要性について説いています。

今回は、2番目のキーワード「自己イメージ」についてご紹介します。

🔸自己イメージとは

自己イメージとは、文字通り「自分で自分のことをどう見ているか」ということです。
自己イメージは、自分の能力に対する評価（自己評価）によって構成され、自己評価のことを専門的な言葉で「エフィカシー」といいます。

つまり、よい自己イメージを持つためにはエフィカシーを高くすることが必要です。例えば「私は素敵だ、輝いている」という自己イメージを形成するためには「私はなんでもできる」「私はピアノを世界一上手に弾ける」といった高いエフィカシーを持つことが大切です。

逆に、「私なんてこの程度だ」「私にはできない」という低いエフィカシーを持ってしまうと、そこから生まれる自己イメージもネガティブなものになってしまいます。

なぜ高いエフィカシーを持ってポジティブな自己イメージをする必要があるのかというと、人間は自己イメージ以上の存在にはなれないからです。

本来、イメージは無限大です。どんな自分にもなれるはずです。そのイメージを「このくらいでいいか」ととどめてしまうと、それがそのまま自分への評価となり、イメージ以上の存在を思い描くことすらできなくなってしまいます。

🔸よい自己イメージを描くために親ができること

この自己イメージ、エフィカシーを上げるために、親が子供に対してしてあげられることは何でしょうか？

苫米地さんは同著の中で次のように述べています。

①まずは子どもに「なりたい自分」を決めさせる。幼児教育の場合では、「自分は何でもできる」「自分は何にでもなれる」という漠然としたイメージで大丈夫です。

②「なりたい自分」になるためにセルフトーク（自己対話）をさせ、「なりたい自分」を強くイメージさせる、幼児教育の場合では、「僕（私）は何にでもなれる人間なんだ！」とセルフトークさせるようにします。

③セルフトークを毎日繰り返し、「なりたい自分」をリアルに感じることができるようにさせる。

ここで言う「なりたい自分」とは必ずしも職業に限りません。むしろ職業という切り口自体が無限大のイメージを狭めてしまうように思います。

自己受容や自己実現のため「こういう人間になりたい。なれるんだ」というイメージを持つことは思春期や大人の人格形成にも影響します。

🔸幼児教室で母親の私が学んだこと

大事なのは「子供自身の」自己イメージを高めることであって、親の「こうなってほしい」という願望とは関係ないということです。
子供がどんな自分を思い描いても、それを一切評価しないこと。何がいいのか悪いのかを評価して判断するのは子供自身です。

長男が3歳の時、短い1年間でしたが、週1回通った幼児教室ハークの杉浦類美子先生に教わった言葉の一つをご紹介します。

「子供達に暗示を与えなさい。医者でも弁護士でもいい。芸術家でもいい。」

幼少期から将来のビジョンを描かせ、社会に貢献できる人になるということを、子供にも伝え続け、目標を持たせてください。

その通りに将来ならなくても、その過程をぶれずに進み、身に付けてきた学力や経験があれば、他のなりたいものが見つかった時にも、その夢を実現させることができる。

子供の「なりたい自分」を潰してしまわないためにも、親は子供の可能性を信じて「なんにでもなれるよ」と幼児期は特に繰り返し対話をしてあげることが大切です。

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└ コツをつかむと自分からやりはじめる
└ 最初は1日1枚から。終わったら「やったね！」「できたね！」と必ず褒める

✒️ 次男は、1から20までの「点つなぎ」でイラストが描けるプリントが好きでしたぜひ、今後も続けてご覧いただけると嬉しいです ☺️

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