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食のあれこれ

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昨年からはまりつづけている

昨年からはまりつづけている

このループから抜け出せないの一席。

わたしは、一度ハマればこれでもかと同じ洋服を着るし、音楽も聞くし、食べ物もそればかりになてします傾向有。

残念なことに、それだけはまっておきながら、飽きるときは潔のよい人だ。

だがしかし、このお料理は未だにはまっている。

あれは去年の今頃のこと。

大根やカブの菜っ葉にはミネラルが多く含まれているから、「体の働きを助けてくれるんだよ」なんていう情報をつか

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no.2.わたしのムフフなフムス

no.2.わたしのムフフなフムス

原始的方法で挑むの一席。

フムスをはじめて食べたときの衝撃たるや。
実に美味で感動したのを覚えている。

ある日の事。

無性にフムスが食べたくなり、ひよこ豆を茹ではじめるも、練り胡麻がないことにきづいたわたくしは、胡麻をすりごま油を垂らしてつくってみたらサッパリと食べやすく「むふふ」となりました。

本日は、ひょんなことから生まれたフムㇲを瓶詰に。

ひよこ豆は、しっかりと浸水させ油脂をぬいた

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no.1.みどりのジェノベーゼ/-春にはよい油をとりましょう-

no.1.みどりのジェノベーゼ/-春にはよい油をとりましょう-



この子はちょっぴり小野小町感のある瓶詰め。
塩麹は、ふわふわ糀の花が美しい米麹に、能登の職人さんが手間ひまをかけて天日干しして平釜で煮詰めた伝統製法のお塩をじっくり発酵させました。

普段つかうお塩ってむちゃくちゃ大切で。
(昨年お塩の研究をした際に、むむーと唸りをあげてしまうほど、長くなりますゆえ、こちらの話はまたの機会。)

ざっくりまとめますと、昔ながらの方法でつくられているお塩は「わた

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卯月の瓶詰めー立夏前の小噺を添えてー

卯月の瓶詰めー立夏前の小噺を添えてー

まもなく立夏だね、の一席。

ただいま立夏(5/2)に向けた、土用まっただ中でございます。

この季節は、自然がゆっくりと衣替えしようともがいている期間。
「土用の日には土いじりはするな」なんぞという、古くからの言い伝えもあるほど。

この時期には、胃腸がやられやすくホルモンバランスも乱れやすい(土用は脾臓に負担がかかるので)のだそうな。

そればかりか、心のバランスも崩れやすいので胃腸をいたわっ

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20時だよ、全員集合。

20時だよ、全員集合。

実家の隣に住んでいる仲良しのおばちゃんは、この番組が嫌いという。の一席。

先日、おばちゃんとキムチを仕込みながら世間話をしていたら、ひょんなことからこの番組の話になった。

わたしが話し始めた瞬間、ものすごい形相で「あたしは、好きじゃない!」と人蹴りされて、こりゃ仕込んでるキムチもだいぶ辛めになるぞと面食らった。

そんな思い出がアップデートされた30代の春。

この話がしたいがための余談からは

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根詰め過ぎず我が子と思え

根詰め過ぎず我が子と思え

これを読んだらぬか床仕込みたくな〜るの一席。

私の相棒、否、お子のような存在である「ぬか床」。

お店を立ち上げる前からの付き合いでしてね、ちょうど今月で3年と半月が経ちました。

この不精な私が、床から産み落とし、よいしょよいしょと育ててきたこの子は、今じゃぁ立派ないい女。(うちの子は女の子だと思っている)

育てはじめたばかりの頃なんざぁ、「こんなもん食えたもんじゃない!正直言って美

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