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no.1.みどりのジェノベーゼ/-春にはよい油をとりましょう-

この子はちょっぴり小野小町感のある瓶詰め。
塩麹は、ふわふわ糀の花が美しい米麹に、能登の職人さんが手間ひまをかけて天日干しして平釜で煮詰めた伝統製法のお塩をじっくり発酵させました。

普段つかうお塩ってむちゃくちゃ大切で。
(昨年お塩の研究をした際に、むむーと唸りをあげてしまうほど、長くなりますゆえ、こちらの話はまたの機会。)

ざっくりまとめますと、昔ながらの方法でつくられているお塩は「わたしたちの体のはたらきを助けてくれる」んだよってことをお伝えしたいです。

さて、その塩麹に大葉や炒った松の実、にんにく、有機のフレッシュなオリーブオイルをいれてがががSP(ミキサーでペーストの意)。

※春は解毒の季節といわれおりますが、後半部にて解説がはいりますゆえ、ご拝読頂けましたら。

▼こんな感じでお楽しみあれ

1.そのままお野菜につけるもよし

2.レモンを絞ってカルパッチョやドレッシングにするもよし

パスタソースのかわりに、あえるもよし。
※大葉のジェノバパスタのレシピはこちら


バジルとは違った味わい深さを堪能してくださいまし。

以上。


◇小噺◇ー解毒の春には、質の良い油をー

春は「解毒」の時期ともいわれております。
冬は寒くて動きもスローになるため、代謝も落ちやすい。
そんな時期だからと気をきかせたわたしたちの体は、あれもこれもと体にいろんなものをグーッと溜め込もうとがんばっちゃうのです(寒さに耐えようと脂肪をたくさんたくわえる)。
そしてなんとなく春めいてきて、やる気がふつふつと湧き上がってくる頃。あたたかさで氷たちが解けだすように、体にたまったいろんなものがぶわぁ~っと暴れはじめてしまうのだそうな。

となると、どうなるか?

花粉症やら皮膚炎やらと自分の弱いところから、たまっていた毒素もふきだしはじめて、あれよあれよという間に不調の嵐。
(そっちじゃなくて、ばっちこい出会いの嵐っ!)

裏を返せば、たまったまのをうまく排出(解毒)できたらこっちのもんだ!ってな話でございます。

冬にためこんだ体の油を流すには、質のよい油をとってあげるのが得策。
目には目を、歯には歯を、油には油をっていう感じ。
※とりすぎはよくないのでご注意あそばせ。

苦みや酸味のある食材をいただくのも、たまった毒をとかしてくれる助けになります。

なんて小噺をば。

お後がよろしいようで。

食べたいものをつくる人 高橋 拝。

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