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大前研一 日本の論点2024-2025④:定年後のために今から始めるべき「趣味の4象限マトリクス」

読書ノート(163日目)
前回に引き続き
2024年の時事テーマとして
こちらの本を紹介していきます。

これがChatGPTには予測できない未来の思考法だ!
マッキンゼー伝説のコンサルタントが贈る、
希望を持って生き抜くための27の提言!

Amazonの本書紹介ページより抜粋

全部で27の提言とありますが、
この読書ノートではその中から6つの
トピックスを取り上げてみます。

第4回目の今日は、大前研一さん流の
「楽しい定年後を送るための秘訣」
についてです。

・日本のシニアが楽しい定年後を送るための秘訣と、
 そこに眠るビジネスチャンス
・「人生100年時代」を迎えた今、長い老後をいかに過ごすかが
 「元会社人間」であるシニア世代にとっての課題となっている
・80歳になっても人生を楽しむために必要なものは何か
・シニア市場の活性化には、日本経済にとっても
 大きなビジネスチャンスが広がっている

・老後を楽しむのに必要なのは「体力」「友達」「スキル」の3つ
・著者は2023年2月で80歳を迎えたが、
 毎日楽しい人生を送っているのには秘訣がある
・それは「体力」「友達」「スキル」の3つで、
 それらはお金で買うことはできず、また一朝一夕に身につくものでもない
・何十年も前から準備してこそ、豊かな人生後半戦をすごせるのだ

・現役のときからしっかり体を動かしておかないと、体力が尽きるのも早い
 そのうち遠出するのが億劫になってしまう
・友達が少ない人も悲惨である
・定年後も元いた会社の交友関係と毎回同じ昔話をする人生は寂しい
・そして定年後に他の趣味を始めようとしても、スキルの壁が立ちはだかる
・若いときならすぐ覚えられたスキルも、高齢になると習得に時間がかかる
・また、アウトドア系の趣味はスキルが未熟だと
 大けがにつながるおそれもある

・老後を楽しむには、今すぐに趣味を充実させた方がいい
・著者が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学には
 「50代からの選択」という人気授業があり、最初の授業では、
 まず縦軸に「室内」「室外」、横軸に「1人」「集団」を置いて
 4つの象限をつくり、それぞれにやりたい趣味を書いてもらう
・理想は4つの証言にそれぞれ5個ずつ、計20個の趣味を持つこと
・合計が3~4個程度ではすぐ時間を持て余すことになってしまう
・バランスよく趣味を持っていれば、春夏秋冬、
 雨の日も晴れた日も孤独にならずに老後を楽しめる

・著者が実践する趣味の一例
・仲間と外で楽しめるのがバイクのツーリング(+食道楽)
・夏は海でダイビングとジェットスキー
・冬は雪山でスノーモービルを満喫するが、
 万が一のときに助けてもらえるよう必ず現地の仲間と一緒に行く
・室内の趣味は音楽で、クラリネットのアンサンブルや歌唱
・どこかの風景の写真を見て綺麗だと感じたら、すぐに旅行の計画を立てる
・計画は自分を動かすエネルギーになる
・決めてしまえば楽器の練習をするし、
 美味しいものを食べようと店を調べたり、体力維持に努めたりする

・レジャー業界にビジネスチャンスあり
・人生の後半戦をより楽しむためには、レジャー環境の整備が社会的に必要
・たとえばウィンタースポーツでは、北米のスキー場は約2000あるが、
 現在はおよそ2つのグループに分かれており、
 どちらかの運営会社の年間スキーパス(約1000ドル)を購入すれば、
 その会社のスキー場ならどこでも楽しむことができる
・スイスのサンモリッツは、パリの高級ブランド店やホテル、
 グルメ食堂などが揃っていて雰囲気もよい
・それに対して日本はコンセプトも経営もばらばらなことが多い
・たとえば同じ長野県北部でも、野沢温泉と志賀高原のスキー場は
 連携がなく、さらには志賀高原はエリア別にリフトのオーナーが異なる
 ため、同じ志賀高原でもリフト券がそれぞれで必要となり、
 横手山から下まで一気通貫できれば世界でも有数のゲレンデとなる
 ポテンシャルはあるがブツ切りの状態
・日本の世界のスキー場の常識に合わせるべき
・たとえば、県にスキー公社をつくってひとつにまとめれば
 経営を効率化でき、ユーザーの利便性も高まる。
 駅前も、昼夜の別なく楽しめるように再開発した方がいい
・もともと日本には雪質のいいスキー場は多いのだから、
 世界標準で整備すればニセコや最近の白馬のように、もっと人が集まる
・過去には個別のゴルフ場が100箇所以上集約されて、
 東証一部に上場したPGMのような企業もあり、
 スキー場でも同じことができるのでビジネスチャンスである

・「老後を楽しみたい」というシニア人口が増え、かつ彼らが多額の
 貯金を握っているのだから、レジャー業界のビジネスチャンスは
 数少ない”成長産業”であり、起業家には大いに挑戦のしがいがある

今日のテーマは
定年後の過ごし方と
今から始めるべき趣味マトリクス

という内容でした。

私自身、老後も楽しめる趣味って
何だろう…?と考える良い機会
でしたので、自分なりのマトリクスを
つくってみました。

…と言っても
いまの自分の趣味は読書と散歩と旅行
くらいしかすぐには思いつかず、
割とインドアな性格ということも重なり
バランスよく思いつかなかったので、
ChatGPT4に聞いてみました。

5個ずつと言わず10個ずつ、計40個の趣味候補を出してもらうことに。
さて、果たして…??(30秒後…)
大前研一さんの4象限マトリクスになるように配置してみました
いくつか似ているものもありますが(笑)

ということで、
ChatGPTに聞いた趣味候補を
参考にしつつ、自分が興味ありそうな
趣味を再整理してみたのがこちらです。

せっかく始めたり続けるなら、老後の生活費の収入源にもなると嬉しいなぁと思い、
そんな視点でも書き出してみました

読書など、いまの延長でできる趣味に加えて
定年まで20年以上あるので、今から
新たにスキルをつけて始める趣味も入れて
バランス良く書き出せたと思っています。
趣味の先には誰かや世の中の役に立つことで
収入源につながるかも?

と考えると長続きができそうですし
アウトプットを意識すると趣味とはいえ
真剣さが増すので相乗効果で良いのでは?
とも考えています。

定年後も楽しめる趣味を
今から考える&準備を始める

というのは凄く良い機会になりました!

ということで今日はこの辺で!
それではまたー!😉✨

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