読書ノート(137日目)
さて今日も昨日に続いて
こちらの本からです。
今回の内容も昨日に続いて
僕にとっては濃かったです…!
p値が偶然性を表す指標であること
などは、統計を使い日常的にデータ分析を
しているので基礎知識としては
持っていますが、そもそもとして…
「果たしてその解析はかけたコスト以上の利益を
自社にもたらすような判断につながるのだろうか?」
・データをビジネスに使うための「3つの問い」
【問1】何かの要因が変化すれば利益は向上するのか?
【問2】そうした変化を起こすような行動は実際に可能なのか?
【問3】変化を起こす行動が可能だとしてそのコストは利益を上回るのか?
ということについては、
今年1年間で関わらせてもらった
データ分析の仕事を振り返ると…
この3つの問いを自信を持って
全て満たせていた分析レポートって、
果たしてどれくらいあっただろうか…?
と少し不安にも感じました。
また、目次を読んだ時に
個人的に興味深かったテーマである、
「暴力的なゲームと少年犯罪の関係性」に
ついては、結果として本書では明かされず…
という結末でしたが、
それは比較対象がフェアではないことが原因
ということでした。
次回は、統計学の中でも最強の武器である
「ランダム化」ということで
引き続きダイジェスト版で
このnoteで紹介できればと思います!
「ランダム化」の利点を少しだけ紹介すると…
ランダム化した比較実験をすることで
従来の集計などでの「調査データの分析」から
エビデンスレベルを一段上げられます。
ただそれだけに、
p値が5%未満となる有意差が生まれる
ランダム化比較を設定するのは難しい…!
ということにもなるのですが…
ということで今日はこの辺で。
それではまたー!
皆さんも良い日曜日をお過ごしください~!😉✨