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アトリエの小部屋

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2020年4月の記事一覧

軸を己に立てる

軸を己に立てる

「えのぐテイクアウト」を始めてみました。

中身は、
大きさの異なる画用紙4枚、絵具4色、刷毛1本、コテ(もんじゃ用)1本、軽量紙粘土などを紙袋に入れて1セット、200円。お値段は刷毛と紙粘土代です。

今回はお試しで、第2弾もやってみようと思っていますが、内容とお値段は変わると思います。

これを作ったきっかけは、私が部屋で絵を描いていたら2時間も経っていて、その間はコロナの心配や、体のきしみな

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普通でいてほしい

普通でいてほしい

保護者の方と話していて一番多く聞く言葉が、「普通でいてほしい。」

「普通」とは、先生の話をしっかり聞くこと、座っていられること、みんなと同じ行動ができること。

だけど、発達障害の子たちと過ごして、彼らの頑張りをみていると、「普通とはなんだ?」と自問することがこれまで以上に、本当に増えました。

彼らも両親や先生たちの願い通り(もちろん本人の希望もありますが)、「普通」でいることを目標に努力して

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何かしなくちゃ病と休息

何かしなくちゃ病と休息

2月の日記を読み返したら、「4月のアトリエをお休みする」と書いてあった。コロナでここまで、こんなことになるとは思っていなかった時。

今のアトリエに疑問や課題が出てきていること。

それから、仕事で疲弊しすぎてしっかり休みたいと思っていること。これは現在実行済み。

それでも3月4日には、4月のアトリエお手伝いしてくれる人の募集をかけたり、普段開かない3月にアトリエを短時間、規模縮小して行ったり動

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見直す時間

見直す時間

明日のアトリエを延期することをお知らせした後も、モヤモヤが残っていた。

こんな時だからこそ、必要な場でもあったのでは?

これまでやってきた中で、アトリエを始めた目的や意味を考える時が何度かあった。

たくさんの方が来てくださるのはとてもうれしいし、楽しんでもらえたら私もうれしい。だけど、忙しすぎてゆっくり話すことができず、誰がどんなふうに過ごしていたか、あまり思い出せない時もあったことに少しジ

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明日のこと。

明日のこと。

月に一度、野外アトリエを開催しています。今週末も予定しています。

制作や感触あそびなどのコーナーもありましたが、今は絵具コーナーだけにしています。

野外(公園)なので、換気はOK、スペースも十分とれる、絵を描いているので大声で話すことはまずありません。

受付で、参加する人はもちろん、付き添いの方も除菌シートで手を拭いてもらってから入ります。ハンドソープも公園の水場に置いておき、しっかり手を洗

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フタをしないでお皿にのせる

フタをしないでお皿にのせる

私たちはネガティブな感情にフタをしてしまう、フタをされてしまうことがあります。

「そんなこと言わないの!」

「みんなそうなんだから」

その後には「だから我慢しなさい」「あなただけじゃない」

そして「こんなことで嫌だと思ったらダメなんだ」

「みんなしてるからしなきゃダメなんだ」

書いてるだけで苦しくなるような言葉です。

子どもも大人も、言われたことがあるし、言ったこともあるでしょう。

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