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私の思ったこと

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1日の中で、感じたこと、思ったこと、考えたことを毎日更新しています
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2020年10月の記事一覧

一人ではなく、誰かと

一人ではなく、誰かと

僕は人にじぶんのことを話すということに苦手意識を持ってきた。

それは今までの経験の中で、相談した際にじぶんが期待したような言葉、後押し、応援が得られず、「話さなければよかった」と感じることがいくつもあったから。

そしてじぶん側から翻って見れば、中にあるものを整理、それらをさらけ出す勇気がなかったが故に、協力が得られなかったという側面もあるだろう。

いずれにしても人に話す、頼るということに苦手

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人を活かす

人を活かす

人の手間を、手仕事を、人と人が関わるコミュニケーションをコストコントロール、効率化と称して、その機会を無くしてしまう動きが増えている。

その原因は僕らが利益という数字の大きさを、その行いの価値の判断材料として一番強く信じているからで、昨今効率化が進んでいるのは、価値の判断基準が利益という、お金という基準のみに集中してしまっているからだ。

利益が最大化するものが正しいという判断基準のみならば、家

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人が恐れるもの

人が恐れるもの

人が恐れるものは、人が過剰に備えているものである。

スーパーに時々行くと、天高くそびえ立つ食料品や生活雑貨などを目にする。

夜遅く、お店が閉まるまであと一時間。
そのような時間にも関わらず、揚げ物や惣菜、弁当、ナマモノなどもまだ豊富に並んでいる。

それらは廃棄になるのだろう。

そして今訪れたスーパーは日本各地に店舗があって、各地で同じ状況だとしたら、と思うと、なおのこと人は何を恐れて、棄て

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これもあり、というコミュニケーション

これもあり、というコミュニケーション

人がルールを作るとき、そのルールは「禁止」を決めることから作られることがある。

もちろんおおらかに始まったものでも、始めてみたら様々なことが起こり、それらを一つずつ禁止にしていくと、昨今の公園のように、じゃあここで何するの?という場所が出来上がってしまう。

だからといって禁止しなければ、それこそ無法地帯になってしまうではないか。という板挟みの結果、禁止を元に場所が作られる。

でも僕は場所も、

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人は本来ご機嫌である

人は本来ご機嫌である

電車の中や、コロナ禍もあってか、街には不機嫌な人をよく見かける。

もちろん生きていれば気持ちの波、体調の波、様々な環境の変化や日常の人間関係から、ご機嫌でいることが難しいのはよく分かるし、不機嫌な日があってもいいと思う。

生きているってそういうことだとも思うし。

でも人の不機嫌って身体や体調由来のものを除けば、実は人の強い思い込みみたいなものが根っこにあって、多くは人間関係の中の思い込みのせ

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ほんとうの心地よさ

ほんとうの心地よさ

身体由来の心地よさというものがある。

寒い時にあたたかいものに触れたり、僕は男性なので射精の際の心地よさや、お腹いっぱいになるときの満腹感、よく寝たなぁ〜という心地よさなど、身体由来のものは、生存に関わるものがほとんどで、少しプログラムされたものという印象を受ける。

これをしたらほとんどの人間は、意志に関係なく心地よさをある程度感じるようにできているよね、というのが身体由来の心地よさなのだと思

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いつも読んでくださっている皆さまへ

いつも読んでくださっている皆さまへ

僕の毎日書く文章を読んでくださっている方、スキやコメントをくださっている方は、もちろん現実の、リアルの場で関係性のある方、お会いしたり、お話ししたり、会ったことのある人である場合がもちろん多いのです。

でもそれ以上にお会いしたことない方だけど、noteを通じて緩やかに繋がっている、お互いの文章がコミュニケーションになっている。という繋がりの方がたくさんいるように感じています。

対面であれば、そ

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学校のチャイムのもの悲しさ

学校のチャイムのもの悲しさ

目と鼻の先に学校がある。

そこからはおよそ一時間おきにチャイムの鐘の音が聞こえてくる。

どことなく懐かしいその響き。

あれやこれやといろんな感情がわき起こるのが、チャイムの音色の不思議なところ。

もちろん学校生活の酸いも甘いもある様々な思い出が、ということもあるだろう。

でもなんだかそれ以上にあらゆるものは過ぎ去ってしまうのだという、もの悲しさがチャイムには込められているように感じる。

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なんだって、ほんとうはいいんです

なんだって、ほんとうはいいんです

早寝早起きが健康だと言われていますけど、明け方まで起きてて、疲れ果てて寝て、夕方起きる。
みたいな生活だって、本人がしっくり来るならそれでいいんです。

朝からカツ丼食べるのだって、寝るだけなのにカップラーメン食べるのも、毎食後スイーツ二つ食べるのも、本人がしっくり来るならいいんです。

ビジネス本より漫画を読んで、セミナーよりソーシャルゲームに没頭するのだって、本人がしっくり来るならいいんです。

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ただ愛された時間

ただ愛された時間

お墓はいらない。

法事もお経もいらない。

そんな時間もなければ、効果も見返りもないし、故人のことは生きている我々が、日常の中で思い出すので、それらは必要ない。

もちろん墓を持っていること、お経や法事に直接的な効果は存在していない。

しかし故人を思い出すという話しだが、法事や墓参りすら忙しくて参加できない人が、日常の中で故人を思い出す時間や機会があるようには、とても思えない。

生きている人

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じぶんがどう振る舞うか

じぶんがどう振る舞うか

ゲームをあまりしてこなかった人生だった。

中学まではプレイステーション2で楽しんでいたが、その後ほとんどゲームをする機会はなかった。

15年以上、ゲームから遠ざかっていたのは、他にもっとやることがある。と思っていたからで、今回ポケットモンスターを再度プレーしていると、ゲームってやっぱりいいものだなぁと思う。

夢中になれる、のめり込める、楽しいという感覚の没頭感はやはり高い。
ゲームがそういう

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僕は毎日書いてない

僕は毎日書いてない

noteを毎日更新しています。
と僕は書いていて、それは事実なのですが、毎日書いているというわけではないのです。

やっぱり毎日生きていると、どうしても書けない、書きたくないという日が何日かあるものだと、昨年一年書き続けて気づいたことだ。

そして反対に一つ記事を書いても、もう一つもう一つと止まらないような日も何日もあった。

今年、そんな日が来たときは、その気持ちを封じ込めずに書きたいだけ書くよ

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すごい偶然というものは

すごい偶然というものは

金曜日、鎌倉の水平線ギャラリーというところに伺った。

友人の写真展に顔を出すという目的が主だった。

しかしその写真展に行くと驚くべきことが起きた。

僕の名前を呼ぶ人がいた。
午前中の鎌倉、しかもじぶんが主催しているわけでもない写真展に知り合いなど皆無だろう、と思っていたら、二十代の頃にお世話になっていた美容師さんがたまたま同じ写真展を訪れたのだ。

まさか過ぎる偶然に驚いたが、結婚、出産を経

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大人でもハマるもの

大人でもハマるもの

ひょんなことから、妻と『ポケットモンスター プラチナ』を始めた。

当時は小学生でポケットモンスターが登場したばかり。
周囲の友だちもやっていて、その友だちと競うようにプレーをしていたから余計にハマったのだとも思う。

あれからウン十年の時を経て、ポケットモンスターを再び始めてみた。

まぁ子どもの頃は楽しかったけどなぁ〜今やったらそうでもないのかもなぁと、斜に構えながらのスタート。

ものの見事

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