一人ではなく、誰かと
僕は人にじぶんのことを話すということに苦手意識を持ってきた。
それは今までの経験の中で、相談した際にじぶんが期待したような言葉、後押し、応援が得られず、「話さなければよかった」と感じることがいくつもあったから。
そしてじぶん側から翻って見れば、中にあるものを整理、それらをさらけ出す勇気がなかったが故に、協力が得られなかったという側面もあるだろう。
いずれにしても人に話す、頼るということに苦手意識を持ってきた。
しかし学生時代や20代前半の記憶を元に作られたその思いは、今現在はどうなのか?
あの頃と心も、周囲の環境も変化している中で、人にじぶんのことを話す、誰かに頼るということを今一度緩やかにしてみてもよいのでは?と思えるようになり、少しずつ少しずつ今実践している。
そうするとじぶんが想像している以上に、他者から見ればシンプルな問題であったり、実際にはあたたかい手が差し伸べられたり、親身になってくれる人がほとんどで、世界が思っている以上にやさしいということに気付くことができた。
そして一人で悩んでいると、じぶんの知識や思考の枠から出ることが難しく、どうしても新しい領域への一歩というのが踏み出しにくくなって、ワルい運命のるつぼという気がしていたが、そこからも脱することができるように感じる。
一人で考えなくてはならないことは、もちろんたくさんある。
一人で決めなくてはいけない決断も、たくさんある。
しかし悩むのは、一人でなくてもいい。
身近の話しやすい人に、ぜひとも話してみてください。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
案外頼られるってうれしいものじゃないですか?
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