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すごい偶然というものは

金曜日、鎌倉の水平線ギャラリーというところに伺った。

友人の写真展に顔を出すという目的が主だった。



しかしその写真展に行くと驚くべきことが起きた。


僕の名前を呼ぶ人がいた。
午前中の鎌倉、しかもじぶんが主催しているわけでもない写真展に知り合いなど皆無だろう、と思っていたら、二十代の頃にお世話になっていた美容師さんがたまたま同じ写真展を訪れたのだ。


まさか過ぎる偶然に驚いたが、結婚、出産を経て、パートナーの方と鎌倉でお店を、と話していて、疎遠になったのは立地が原因だったので、むしろ美容師さんはホームタウン。
僕がここにいることの方が不自然なのだとも気付けた。


でもそんなこんなで再会を喜んでいると、美容師さんの話し曰く、僕と写真展の友人は通っている時期、曜日が似ていたので、絶対その当時すれ違っていたよ、と聞いて二重で驚いた。


その後も写真展の友人が僕の友人のお店を訪れていたことや、お店同士がご近所で、僕の知人と同じシェアハウスに昔住んでいた、など偶然集まった人々が何らかの繋がりを持つケースが次々に発覚して、世間は思ったより狭く、人と人は想像以上に繋がっている体験をした。


そういう体験をすればするほど思うのは、やっぱり今目の前の時間を、人を大切にしなきゃなぁということ。

今繋がりと呼ばれるものは、かつて目の前の人を大切にしてきた姿勢や振る舞い、お互いが関係性を続けていきたいと願いながら、積み重ねられた時間のおかげで、今繋がりを感じることができている。


偶然の再会も、人と人の繋がり、そこから来るご縁も、最初は目の前の人を大切にする気持ちと丁寧な姿勢がすべての始まりなのかもしれない。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
知らない街で顔見知りに会うってうれしいよね、純粋に。



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