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人が恐れるもの

人が恐れるものは、人が過剰に備えているものである。




スーパーに時々行くと、天高くそびえ立つ食料品や生活雑貨などを目にする。


夜遅く、お店が閉まるまであと一時間。
そのような時間にも関わらず、揚げ物や惣菜、弁当、ナマモノなどもまだ豊富に並んでいる。


それらは廃棄になるのだろう。

そして今訪れたスーパーは日本各地に店舗があって、各地で同じ状況だとしたら、と思うと、なおのこと人は何を恐れて、棄てるのを覚悟で、過剰に並べているのだろう?という気持ちになる。



短期的に言えばお客様の期待なのだろうけど、それ以上に人にとって恐いものは、やっぱり食べるものがないという飢餓の状態。

そして飢餓による、物質の欠乏による人と人が奪い、争い、憎み合う現実。


それを人はやっぱり恐れて、回避したいと思っていて、だからこそ過剰なまでに物質や食料品を満ち足りた状態にするのだろうなぁとスーパーを歩いてみると、強く感じる。


人がお腹いっぱいで、仲良く暮らせる適量みたいなものが、わかるようになる。
というのが、これからの世界の、生き物としてのマナーになってきそうだなぁという気がしています。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あとは還元もテーマになりそう。

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