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蜻蛉日記的興味

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#エッセイ

今週の占いが、とんでもないローンを組まされて、返済してもまたローン地獄に落とされる気配がする。
たぬきちめ。
どうぶつの森をやってる人に伝われ。。 #つぶやき #あつまれどうぶつの森 #ゲーム #写真 #コラム #エッセイ

もう一度眠ったら
起きられないかも
今が輝くのは
きっとそういう仕掛け
#コラム #エッセイ #写真 #bump of chicken

たまに行く花屋さん。
リースを見て、冗談半分で「僕をイメージしたリースを作ってくれませぬか」と話したら、後日作ってくれました。
その素敵さたるや。もちろん自分にそんな要素が1ミクロンとてないことは存じておりますが。
それでも初リース記念日。 #コラム #エッセイ #写真 #リース

ようやく

ようやく

年末は「ようやく」をたくさん感じている。

2年前くらいにnoteで知り合った我妻珠美さんにようやくお会いすることができた。
去年のタイミングを逃してしまってから、一年間なめとこ山の熊を待った小十郎のごとく待っていたのだ。(絶対に例えを間違えていると思う)
そしてようやく。ようやく。

そして、3年前に広島で見かけてから、何回も神奈川、広島、京都の個展に行っては入れ違い、すれ違いでお会いできなかっ

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志乃ちゃんは自分の名前が言えない

志乃ちゃんは自分の名前が言えない



あらすじやネタバレや感想は、三角締めさんが最高にわかりやすいのでそこを観てもらうのが本当にベスト。

セッション22というラジオ番組を聴いていたら、
この映画にからめて、吃音症についての特集をやっていて。そこで興味を持って原作漫画を買って、映画を観たのでした。

主演の二人は本当にすばらしくて、
とくに志乃ちゃんが泣きながら訴えるシーンは、
次の新垣結衣とまで言われる女優なのに鼻水垂らしながら

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ライオンズゲート

ライオンズゲート

先週、仕事から帰ってきてからなんだか体調がおかしくなり出しました。それが8/7の深夜。
8/8の朝にはもうとにかくなにか苦しいし、熱もありそうな気がして内科に行ったのですが、特に風邪かなぁくらいで。
薬をもらって少し治った8/9。荷物を出したりで外を出歩いたせいで、またもや体調はひどくなりようやく治ったのが今。

そんな最中知り合いに、「それはライオンズゲートの影響かも」
といわれたのです。

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「カメラを止めるな!」を観るべし

「カメラを止めるな!」を観るべし

〜ほぼタイトルと関係ない無駄話〜

懐かしい人も多いと思いますが、
僕が中学生の頃って、映画館で映画を観るためには、当日チケット売り場に行って買わないといけなかったし、座席指定なんてないから、前の上映が終わるまで脇の通路で並んでました。

今は、どこの映画館も大抵前日にはチケットが購入できるし、座席も決まっているので、すごく楽。
だけど、映画を観に行くっていうことの「時間をかけるだけの価値」みたい

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「見立ての世界」が良かった話。

「見立ての世界」が良かった話。

横浜で打ち合わせした帰り道。
高島屋に寄り道したら、
田中達也のミニチュアライフ展〜見立ての世界〜
がやっているではありませんか。
思わず見に行ってしまったんだぜ。

田中達也さんの面白いところは、小さい有機物たるミニチュアと、無機質なものを組み合わせることで日常を作り上げるところ。
ミニチュアの挙動を見ていると無機質な物体が、自分の知っている「ナニカ」や情景になる。

GPSってこんな感じ。多分

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われに五月を

われに五月を

もうすぐ五月。

五月はこの詩を思い出す。

五月に生まれ、五月に死んだ、

寺山修司、五月の詩。

きらめく季節に
だれがあの帆を歌ったか
つかのまの僕に
過ぎてゆく時よ

夏休みよ さようなら
僕の少年よ さようなら
ひとりの空ではひとつの季節だけが必要だったのだ 重たい本 すこし
雲雀の血のにじんだそれらの歳月たち

萌ゆる雑木は僕のなかにむせばんだ
僕は知る 風のひかり

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キューバを引きずっている。①

キューバを引きずっている。①

キューバの写真とか全く載せないまま仕事にかまけていましたが、
キューバ旅行には結構影響を与えられました。

まず、実際に見ることや感じることっていよいよ大切だなって、小学生へのレクチャーみたいな事を再確認。

行く前も帰ってきてからもテレビで結構キューバの特集をやっていました。
どれもこれもいうことは割と同じ。
"明るいし陽気だし幸せそうだし気さくな国!"
間違いではないと思います。
みんな明るか

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江田島、牡蠣打ち

江田島、牡蠣打ち

キューバの話も中途半端なのですが、
広島に行っていた時、恩師に連れて行ってもらったちらほら。

江田島は行きたかったけれどなかなか行く機会ができない場所でした。
戦前、海軍兵学校があった江田島。
今は自衛隊の幹部候補生学校、そして第一術科学校があります。

僕の母方の祖父は海軍兵学校卒業者でした。
祖父の家に帰れば、「五省」という訓示のようなものも飾られていたし江田島の絵も飾ってありました。

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キューバの夜は暗くて不安だった。

キューバの夜は暗くて不安だった。

「キューバに何故来たの?」
飛行機の中で、乗り合わせた人達に訊ねると異口同音にこう話す。
「良くも悪くもこれから変わってしまう国だから」

キューバとアメリカの因縁は深い。
1952年、キューバで軍事クーデターが起こる。
発足したバティスタ政権はアメリカ政府、アメリカ企業に利権を強く与えて、自らの私服を肥やしていった。
アメリカ人の移住も増え、アメリカマフィアによるカジノホテルも建設が続々と進んで

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キューバへは中々たどり着けない。

キューバへは中々たどり着けない。

日本からキューバへの直行便はない。
アメリカとの国交が回復した今、アメリカを経由することもできるらしいが、
一般的なのはカナダを経由して行くか、メキシコを経由して行くかのどちらかだ。我々は、カナダのトロントを経由してキューバへと向かうことになった。

ところが、だ。
当日、航空会社から連絡が入った。
「カナダへの飛行機の準備が遅れている。トロントでの乗り継ぎが間に合わない」
我々が利用したエアカナ

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キューバに行こうって話になった。

キューバに行こうって話になった。

2017年の11月。
中学時代からの同級生で、今はパイロットをしている友人と品川で食事に行った。
お互いの仕事の話をしながら飲んだり食べたりしていたら、ふと旅に行きたいと話が盛り上がる。

彼との旅行することは何度かあった。
そしてその旅の終わりには毎回、
「こいつとは二度と出かけない」と思う。
彼は時間に無頓着で、大胆。
僕は冷静で、奥手。
時間管理や金銭の計算や地理の把握は僕がするし、
ここに

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