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只見線のあるまちにて2022/04/04

はい、今日は天気予報通り小雨降る、いかにもな一日だったのです。

買い物に出かけようとしても、傘が必要となります。

こんな日にはちょっとnoteを多めに書いてみるのです。

晴れないのと来客があったので、写真撮りには出かけられませんでした。

2010年4月4日の写真があったので引っ張り出してきました。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド&街サイド(2010/04/04)

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今日は土曜日、せっかくの晴れ間に出かけないのはもったいありません。カメラを持って自転車に乗ると、それは自分だけじゃなくて農家の人も同じだったのです。なにやら乗降機に乗って柿の木?の枝を選定している、そんな風景に出会ったのです。


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いつも只見線を撮る時に目印にしている、三角の山が見えます。これも一枚撮っておくか、そう思ったのですが、目の前には藁ロールとカブバイがあります。おやっと思うとYAMAHAのステッカーがあります。なんだお前はYAMAHAメイトだったか、そう思いながら記念に一枚写真を撮ったのです。


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ここらあたりは柿の木の産地のせいか、道路には緩やかな坂がついています。今日はカメラを首からぶら下げたまま、スナップ写真を撮っています。道路の反対側に小さな子供二人が、ひとりは自転車、もう一人は歩きで移動してるのが微笑ましくて、つい写真を撮ってしまったのです。


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バイパスを自転車を押し押し歩いていたのですが、歩道の脇から何かエンジン音が聞こえてきます。なんだろうと見回してみると人影が見当たりません。ただ僕の目の前で耕運機を手放しで畑をうなっている人がいて、耕運機だけが一人だけ働いていたのです。


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さっきの小さな耕運機に別れを告げながら、どんどん先に歩いて行くと、今度はドッドッドと聞き覚えのある耕運機の音が聞こえてきたのです。これは普通の耕運機だな、そう思って音のする方を眺めてみると、案の定、農家の人が耕運機を使って畑をうなっていたのです。


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今日は土曜日。大きな運動公園には親子連れでいっぱいです。もうすぎお昼になるであろう、この時間帯にはお弁当を作ってきた人とそうでない人で行動が変わるのです。今ものんびりしているのはお弁当を作ってきた人で、どんなお弁当が待っているのかお昼まで待てないのです。


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運動公園の中を望遠レンスで眺めていると、微笑ましい姿が見えたのです。男の子二人組で坂を上っていたのですが、荷物を一人で二人分も担いだ様子で、手ぶらの子供がもう一人の子供が持っていた荷物を受け取ったのです。それにしても外に出てまでゲーム機を持ってきているのには驚いたのです。


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外でゲーム機をプレイしていた子供達を見送ったあと、少し行くとなにやらラジコンカーをしている人が見えたのです。しかも地元の路線バス会津バスカラーなのです。自分も小さい頃はラジコンカーで週末を遊んでいた記憶が読みかえってきて、あぁ懐かしいし、うらやましいなと思ったのです。


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運動公園を離れ自転車に乗ると、足は自然と本郷方面を向いていたのです。まだ、田んぼには早いしな、なにか良い被写体はあるかなと思ったのですが、田んぼの藁ロールのがあるところの農道を、いかにも農家のおばさんらしき人が自転車で爽快に駆け抜けていったのです。


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何を採っているんだろうか。自分の頭は???でいっぱいです。おそらく大人の人が柿の木に梯子をかけていたところ、子供が興味半分上ってしまったと思えるのです。まぁ、そんな高いところでもないし、ひとりでも降りれるだろうと思った僕は、バイバイの代わりに写真を一枚撮ったのです。


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今日は午前中から出かけていたのですが、ようやく只見線を撮る時間がやって来たのです。いつもの三角形の山が見える場所へ陣取ると、只見線が来るのを待ちます。ほどなくして通過の警笛が聞こえたと思うと、只見線は悠々と自分の脇を通り過ぎて行ったので、あわててカメラを向けたのです。


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下りの只見線を撮ると、次の上りの只見線をどこで撮ろうか考えます。いつものところでいいやという気持ちと、いやいや初めてのところを探したほうがいいだろうと心の中で葛藤します。でも結局は三角の山をバックに花の咲いてしまったふきのとうを線路と一緒に撮ったのです。


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只見線を待っていると、近くから煙がもくもくと上がっているのが見えます。田んぼで燃やしているんだろうか、そう思った僕はしばらく眺めてみます。う~ん、野焼きはしないでくださいとあるのだけど、農家の人にとっては大事な事だから仕方ないな、そう思ったのです。


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野焼きがひと段落ついたころ、上りの只見線がやって来たのです。たまには望遠レンズで遠くから撮るのもいいなぁと思ったのですが、日の光の加減で只見線が見えにくい、そんなことにちょっとばかり納得がいかないところがあったのですが、せっかくの只見線は楽しく撮りたいと思ったのです。


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結局は只見線が走って行く姿を追いかける自分がいて、どこかいい場所はないだろうかと探していたのですが、なかなかないのです。僕は自分の真横に来る位置を狙っていたのですが、あそこはそう言えばふきのとうの生えていたところではないだろうかと、ちょっとショックだったのです。


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それでも只見線を追いかけるのはやめません。会津本郷の街中に入っていくところを追いかけていくと、バックには向羽黒山城跡が見えます。もう少し経てば山桜も見れるだろうにと、以前熊が出て怖くなってしまったことなど、とっくに忘れてしまっていたのです。


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会津若松市内では今ではなかなか見られなくなった鯉のぼりですが、市外へと向かうと時々立っているところがあります。以前見つけた鯉のぼりは「屋根より高い鯉のぼり♪」ではなく「山より高い鯉のぼり♪」だったのですが、今日は普通の鯉のぼりでした。でも、時期がまだ早いような・・・。


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酒蔵の大俵のところを左に曲がって行くと、野良猫がいたのです。前にも同じところで親猫を見たことがあるのですが、子猫はその辺の水の流れていない側溝の中という、誰にも襲われないところを選んでいるのに驚いたものです。さて、親猫は今日はこれから何を採りに出かけるのでしょうか?


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親猫が気になって、自転車で少しばかり追いかけてみると、すぐに気づかれたようで、猫ダッシュでそこらの草むらへと逃げ込んでしまったのです。仕方なく新堀踏切のほうへ向かってみると、こちらには散歩しているであろう人がいました。僕はそこに子猫がいるんだよと伝えたくなったのです。


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自動車学校で学科を習った後、ずいぶんと長い間見たことがなかった標識の一つが、先方クランクありの標識だったのですが、本当に農道が見事に曲がっているのです。交差点にするほどでもないし、三叉路というのもおかしなもので、だけど砂利道ですが直進していけないわけでもないのです。


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午前中見かけた柿畑のYAMAHAメイトも柿の木や藁ロールとも調和がとれた良いものだったのですが、今度見つけたSUZUKIモレも良い味を出しているのです。スクーターなのかどうなのかの不毛な議論は抜きにして、前かごに入っている手編みのかごがなんとも田舎らしさを醸し出しているのです。


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畑作業は徐々に始まっているものの、田んぼの準備にはもう少し時間がかかるのです。そんな田んぼを我が物顔で歩いている鳥がいます。一瞬白鳥かと思ったのですが、少しばかり違うようです。あぁ、白鷺か、そう言えばこの近くには鷺の名前がついた集落があることを思い出したのです。


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時計を見ると夕方5時近くになっています。僕は会津本郷駅へと戻り上りの只見線を待つことにしたのです。いつもなら誰もいない駅舎なのですが、このところはお客さんと鉢合わせになり気まずい思いをします。きょうもまた、駅を離れ向かい側のあぜ道からお客さんを撮ることにしたのです。


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只見線を撮るために田んぼのあぜ道に向かった僕は、カメラを望遠側いっぱいにまわして、360度ぐるっと眺めてみます。遠くからかすかに軽自動車の音が聞こえてきます。リアエンジンのSUBARUサンバーなら独特な音でわかるのですが、軽トラということは分かった、それだけで満足だったのです。


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それから僕の望遠スナップは少しばかり続きます。土曜日だというのに部活でもあったのか、学校のジャージをを着た中学生が3人自転車で通って行きます。前方には偶然にも交通安全ののぼりが立っています。とりあえず一列で走ろうね、そんな風に話しかけるようにしながら写真を撮ったのです。


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何か用事があったのか、僕は6時の会津坂下行を撮らずに帰ることにしたのです。前のほうを農業用の手押し車を押したおばあさんが歩いています。道路わきの地吹雪防止用の柵もすでに取り払われています。もう、本格的な春が来たんだな、あとは桜を待つばかりだ、そう僕はうれしく思ったのです。


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最初は6時の会津坂下行を撮らずに家へ帰ろうとしたのですが、なんだか納得できない自分がいます。今からでも、そう考えて時計を見ると6時はもうすぐだったのです。仕方ない、ここ高田橋から狙ってみよう。そう思っていると、ほどなくして只見線がこの時間にしては珍しく2両編成でやって来たのです。そして、撮り終えるとまた自転車をこぎ出したのです。


今日はここまでです。

本当になんでも写真に撮るんだなぁと自分でも驚いています。

また、やる気が出てきて写真撮りまくりたいですね。

今日は本文が長いのでこれで終わります。

それではまた。


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