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旅猿69
2016年7月24日 09:09
22歳。来月で学生という身分が終わる。卒業後は就職。印刷会社に勤務する。
2016年7月24日 09:34
ほんの些細な違いで、本人も周りも気が付かないような些細な違いの積み重ねで、結果として大きな違いが起こるものなのだと思う。今年で42歳になる。俺の人生はどこで違いが起こったのだろう。なんとなく、いつかは結婚して子供を持つと思っていた。何歳までに結婚したいとか、そういう女の子みたいな甘い想像はなかったが、当然のようにいつかは結婚して子供を持つ、そう思っていたのだ。そして俺は28歳の時に結婚した
2016年7月24日 09:31
足のツボで体の悪いところがわかるように、その人の本音もツボでわかればいいのに。わたしは毎日、お客さんの足のツボを押しながらそう思う。他の国から見たら、台湾の足ツボマッサージって、悲鳴あげちゃうくらい痛いっていうイメージがまだあるみたい。「痛くしないでね」と注文を言うのは、決まって外国人だ。実際のところ、痛いだけの足ツボってもう古い。そういうお店もあるけれど、お店の内装も、マッサージの手
2016年7月24日 09:23
コンビニの自動ドアに人が出入りするたびに、正確にはそのドアに人が近づくたびに鳴る、あの音が不快だ。生粋の台湾人の両親のもと、台北で産まれたが俺だが、親の仕事の都合で小3まで日本の群馬県で暮らしていた。だから、やや方言が混じるものの、一通り日本語が話せる。台北に戻ってきてから中学生くらいまでは、けっこうそれだけで話題に困らなかった。クラス替えをしてすぐの自己紹介でそのことを話せば、だいたいクラス
2016年7月24日 09:15
みんな何をそんなに願うんだろう。と冷めた目で、僕は毎日観光客を見ている。僕は十分でランタン上げの仕事をしている。台湾で最も有名な観光地と言えば、九ふんだろう。根拠がないと聞いたこともあるが、「千と千尋の神隠し」のモデルになったということで有名だ。九ふんとは全く別の場所に、十分という場所がある。その名はあまり知られておらず、九ふんのニセモノだと思われることもしばしば。あるいは、何時何分の
2016年7月24日 09:12
わたしの仕事は占い屋の客引き。龍山寺の地下街にある占い屋で働いている。数年前までは、龍山寺地下街で「日本語OK」という占い屋は、ウチくらいだった。そもそも台北で「占い横町」といえば、行天宮の地下街が有名で、団体客なんかはだいたいあっちに行く。龍山寺地下街はそもそも占い屋が少ないし、ぶっちゃけお客さんも多くはない。だから行天宮より、龍山寺の方が楽そうだなと思って、ここを選んだ。日本には学