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子どもたちとの関わりで意識したいフィードバックについて

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「子どもたちへのフィードバック」について考えたことを書いていきたいと思います。

ぜひ、ゆっくりと目を通していっていただければ幸いです。


目次は、以下の通りです。


①学校で子どもたちと関わる時に意識したいこと

学校では、子どもたちとコミュニケーションをとる場面が実にたくさんあります。

授業もある意味では子どもたちとのコミュニケーションですから、小学校での勤務のメインとも言えると思います。

そんなコミュニケーションですが、私は改めて大切だなぁと感じていることがあります。

それは、「どんなフィードバックをするかで、子どもたちのその後の行動が大きく変わる」ということです。

フィードバックによって、自分でやる気持ちを喚起したり、その後の行動を応援したりすることができることを考えると大切さはイメージしやすいと思います。


昨日の記事では、自分でやることの凄さについて書きましたが、「自分でやる」という経験を積み、子どもたちに成長していってもらうためにもフィードバックは有効だと考えられます。

では、実際にどんなフィードバックをしていくのが良いのでしょうか。

今回は経験を振り返りながら、考えてみたいと思います。



②子どもへのフィードバックで気をつけたいこと

「行動」への労いの気持ちと言葉

子どもへのフィードバックをする上で、まず大切だなと私が思うことは、「行動している」ということへの労いの気持ちと言葉です。

言葉としては、

・頑張っていると私は思うな。
・やっているねぇ。
・取り組んでみたことがまずいいなと思うよ。

といったシンプルなものになります。

シンプルですが、前提と言ってもいいくらい大切なんじゃないかなと思っています。


自分の行動を見てくれている。
受け止めてくれている。

そんな風に感じてくれれば、他のフィードバックと伝わりやすくなるんじゃないでしょうか。

見てもらいたくてやってるわけじゃない人もいるとは思いますが、温かく見守ってくれている分には、悪い気持ちはしないのではないかなと私は思います。

また、温かく見守ってくれていると感じられれば、少しは安心感も湧いてくるはずです。

心理的安全性が高まることで、行動意欲も湧きやすくなりますから、「行動している」ということへの労いの気持ちと言葉は、シンプルながら大切なことだと言えるのではないでしょうか。



前向きなフィードバックにつなげるための質問

もう一つ特に大切だなと思うことがあります。

それは、前向きなフィードバックをするということです。

前向きなフィードバックは、建設的な提案や励みになるような言葉がけなどです。


前向きなフィードバックを行ったり、実行したりしてもらうためには、相手の考えや気持ちを聞く必要があると思います。

そのために、「質問」をするのがよいと私は考えています。

例えば、

「やってみてどうだった?」
「どう考えたのかな?」
「もう一回やるとしたらどうやる?」

といった質問です。


こうした質問をしながら、やりとりを繰り返していくと前向きなフィードバックをしたり、そのフィードバックを活用してもらったりしやすくなると思います。


子どもと関わっていると、ついつい「こうしたほうがいいよ」と先回りしすぎたり、「それは良くない」と指摘したりすることもあるかもしれません。

毎回は難しいかもしれませんが、ゆっくり寄り添う気持ちで、「次」を考えた言葉がけをしていくのが大切だと私は思います。


フィードバックは次のための効果的な一手だと思います。

また、子ども以外にもこうした考え方は有効だとも思います。

自分の「次」や関わる相手の「次」につながるような活動ができるようにしていきたいです。


今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。


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