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教え子からの手紙で、今の自分には仕事の原点回帰が必要だと改めて感じた


小学校教員のちょっと役立つ情報発信【1024記事目】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「教え子からの手紙」について書いていきたいと思います。

目次は、以下の通りです。

①教え子からの手紙

・教え子から手紙が届いた

内容はざっくり言うと大学に進学して成人したということ、小学生の時に教室でやっていた算数の問題が数学を楽しむきっかけだった気がするということ。

達筆な字で書いてあって、相変わらずすごいなと感じました。

私が担任したときは、まだ年齢が一桁だった時の1年間。

もう20歳を超えて、日々頑張っていると知って、なんだか胸が熱くなりました。




また、算数のことについて書いてあった点も嬉しく思いました。

当時、何か子どもたちのためになることはないかなと模索しながら色々な取り組みを試していました。

その中の一つが教室においていた自作の問題集でした。

ちょっと頭をひねって考える答えがなかなか出ないような問題ばかりでしたが、楽しんでやってくれる子たちがいたのをよく覚えています。

手紙をくれた子もそのうちの一人でした。




当時、「本当に子どもたちのためになっているのだろうか?」と思いながらも続けていたのですが、こうして10数年の時を経て、効果があったかもしれないことを知って、嬉しい気持ちです。

「どんな取組がどのように子どもたちの未来に生きるのか」

このことはすぐにはわからないので、どれも必要なことに見えたり、逆にどれも必要ないことに思えたりします。

ですが、「確かにその後に生きる経験になっていることもある」と言うことを改めて感じました。

もしかしたら、お世辞的に書いてくれたのかもしれませんが、算数の取り組みのことを覚えてくれていただけでも、嬉しい限りです。




・今の自分はあの時のように、気持ちを表現できているか

教え子からの手紙を読んで、つい1週間ほど前に、「今年の自分には原点回帰が必要だ」と考えていたことが頭をよぎりました。

仕事を始めたての頃、「子どもたちのためになることがしたい」と考えて、わからないなりに工夫をしていました。

今の自分は、あの頃のように抱いている気持ちを行動や言動で表現できているのでしょうか。

効率ばかり意識して、自分が本当に大切にしたいことをおざなりにして過ごしていないでしょうか。

改めて、こうした問いと向き合いながら、自分がどうやって仕事と向き合っていくかということを考える必要があるなと私は感じました。




②今の私には原点回帰が必要

当時のように、がむしゃらな気持ちで日々を過ごすのはもう難しいかもしれません。

でも、あの時と変わらず、「それぞれの子どもたちが力を伸ばすきっかけを作りたい」という気持ちは持ち続けているつもりです。

今の私は、「その気持ちをどうやって表現していくか」を考えていく必要があるのだと思います。




ただ、思いついたことをがむしゃらに試しまくっていた頃と違い、今の自分は知識も経験も増えました。

だからこそ、そうして身につけたものを生かして、どうやって子どもと過ごしていくかを改めて考えたいと思います。

確実にできることは増えています。

でも、やっていることはどうでしょう。

ちゃんと相手に伝わるように表現できているのでしょうか。

今の私が改めて、しっかりと考えて向き合う必要があることです。





毎度、子どもたちには、大切なことを教えてもらったり、考えたりするきっかけをもらってばかりです。

今回もすごいタイミングで、タイムリーな話題が手紙で送ってもらえたなと感じています。

子どもたちと改めてスタートの切れる新学期、原点回帰をキーワードの1つとして、頑張っていきたいなと思います!!




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

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