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学校の授業でパソコンを使って学習内容をまとめることも、手段の1つとして効果的なのではないかと思う

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「学習内容をパソコンでまとめること」について書いていきたいと思います。

ぜひ、ゆるりと目を通していただけると嬉しいです。

目次は、以下の通りです。



ノートや紙にまとめることだけに拘らなくても良いのではないかと思う


学校現場に一人一台の端末が導入されてしばらく経ちました。

子どもたちも教員たちも自然と道具の1つとして活用できるようになってきたのではないかと思います。

そうした中ですが、学習のまとめをする際に、「自分でノートや紙にまとめないと効果がない」という意見が今もしばしば耳にします。


確かに、自分なりに考えてノートや紙にまとめるということは効果的な手段だと思います。

それは、ただ聞いたことを丸写しにするのではなく、自分なりに整理しながらまとめるという行為があるからです。

自分なりに整理するということは、自分の中で聞いたことを引き出したり、噛み砕いて考えたりすることになります。

そうした行動が学習内容を理解したり、定着させたりすることにつながると私は考えています。

そのように考えていくと、自分なりに整理するということさえ抑えるのであれば、ノートや紙にまとめることにこだわらなくても良いのではないかと思うのです。




大切なことは、自分なりに整理しながらまとめることだから


ノートや紙にまとめることにこだわらなくても良いと書きましたが、ほかにはどんなことが方法があるのでしょうか。

例えば、
「学習したことについて、誰かと話をして確認してみる」
「学んだことをまとめてプレゼンテーションをしてみる」
「PCのアプリでまとめてみる」
「学習したことを活用して発展的な活動に取り組んでみる」

といった方法が挙げられると思います。


それぞれの方法に少し似通った部分があるかもしれませんが、どれも「自分なりに整理をする」という行動が伴うことだと考えられます。

整理することがしばしば目的になりがちですが、整理することを通して、さらに理解を深めたり、自分で使えるようにしたりすることが大切だと思います。

自分なりに整理することを手段として、自分の成長のために学習したことを生かしていく。

そんな姿勢を忘れないようにできたらいいなと思います。




選択肢があった方がいいのではないか


大人たちにも子どもたちにも、それぞれ得手不得手があります。

話すのが得意な人もいれば、書くのが得意な人、PCの扱いに長けた人もいます。

だからこそ、いろいろな選択肢があることは悪いことではないと思うのです。


自分は、「この手段を用いてみよう」という選択ができることは、学習をしていく上で有用なのではないかと感じます。

また、選択肢から選ぶという行為そのものにも価値があると個人的には思っています。


選んで、体験して、振り返って、また選んで…と繰り返すことで、たくさんの手段の中から自分に合うものを探したり、多様な手段を経験をしたりすることは、これからの子どもたちに役立つ力となると考えているからです。

選択肢を狭めるのではなく、広げるというイメージですね。

幸い、一人一台端末の導入によって、従来よりも選択肢は広げやすくなりました。

そういう意味では、環境がかなり良くなってきたと言えると思います。

柔軟に物事を捉えながら、子どもたちの選択肢を広げられるようなアプローチをしていくとよいのではないでしょうか。

私自身、気をつけながら過ごしていきたいと思います。




今回は以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

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