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分からないことを素直に「分からない」と言える勇気は役に立つ

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「分からないことを素直に言えること」について書いていきたいと思います。

良かったら、のんびり目を通していってみてください。


目次は、以下の通りです。


日常では、分からないことに出会う機会が結構ある

私たちは生活をしていれば、たくさんの話をしたり、情報に触れたりする機会があります。

家族や友達と話をしている時
同僚と話をする時
勉強会や講演で話を聞く時
本を読む時
インターネットで記事を読む時

などなど…様々な場面があります。


そんな時、「ん?これってどういうこと?」と思ったり「この言葉は何を表しているんだ?」と感じたりしたことはないでしょうか。

正直に申しますと私は頻繁にそういうことがあります。

とりわけ、本を読む時や勉強会や講演会で話を聞く時は、分からないことがかなりの高確率で発生している気がします。


みなさんは、分からないことがあった時、どうしていますか?

スマホで調べるでしょうか。

それとも会話している相手に質問するでしょうか。

ぜひ、ご自分のことを思い出しながら読み進めていってみてください。



分からないことに出会った時、どうするか。

私は分からないことがあった時、2つのシチュエーションに分けて対応しています。

1つは、調べる時間がある時、もう1つは会話をしている時です。

それぞれについて、書いていきたいと思います。


1、自分で調べる時間がある時は調べる

調べるタイミングや時間がある時は、私はスマホで調べることが多いです。

推測して済むなら良いのですが、考えても分からないことに出会う場面も少なくありませんからね。

読書をしている時や勉強会・講演会で話を聞いている時だったらサッと自分で調べることができます。

一昔前と比べると相当手軽に調べることができるようになったと思います。

テクノロジーの進化には本当に感謝しています。

サッと調べただけでは、当然よくわからないのですが、言葉の意味がいまいち分からないで聞いているよりはずっと解像度が上がりますから、そうしています。


また、少しゆっくり時間がある時や興味が湧いたことの場合は、関連する書籍を図書館で借りたり、メルカリやAmazonで買ったりして、より詳しく調べることもあります。

特に、自分で使ったりすることや生かしたりすることが想定されている内容の場合は、スマホなどでサッと調べたことだと心配な部分もあるため、そうしています。



2、会話をしている時は素直に聞く

相手と会話のキャッチボールをしている時に、分からないことがあったら、私は素直に聞くようにしています。

その時は、シンプルに

「〇〇がよく分からないのですが、どういうこと(もの)ですか?」
「〇〇は、こういうことですか?」

フォーマルに書きましたが、気心しれていれば、「〇〇って何??初めて聞いたからちょっと教えて!」みたいな感じです。

という具合に質問をするイメージです。


会話している最中に調べ始めるわけにもいきません。

かといって、内容によりますが、よく分からないことをテキトーに聞き流したり、知ったかぶったりしているのもあまり気分が良くありません。

よって、素直に聞くようにしています。


さらりと書きましたが、これはあくまで今の話です。

過去の私は上手く聞くことができず、よく分からないまま話を聞いて、「よく分からなかったな…」とか「キャッチボールがいまいちいい具合にできなかったかもしれない」と落ち込んだことも数多くあります。

そこで、最後に分からないことを聞く勇気のことについて書いて終わりたいと思います。



分からないことを聞くのは勇気がいる?

分からないことを聞くのが難しいと私が感じていた理由

性格などにもよると思いますが、過去の私の場合、「分からない」というのは結構ハードルが高いことでした。

分からないことが恥ずかしいと感じていたわけでもありません。

分からないことをどのように聞けば良いのか知らなかったわけでもありません。

では、どうしてハードルが高かったのか?


それは、「バカにされたり、悪く言われたりするのが嫌だったから」です。

「こんなことも知らないのかよ。ダサ。」
「常識だよ、こんなの。」
「バカなんじゃないのか?」

そんな言葉をいただいた経験から、私にとってハードルが高くなってしまっていたような気がします。

ですが、「勇気が出ない理由を過去の経験のせいにしていた」という側面もある気がするので、これが100%の原因というものではありません。

ただ…少なからず、影響していると感じるのは間違いないと思います。



分からないことを聞けるようになったきっかけ

私が分からないことを素直に聞く勇気を持つことができるようになったのは、あることを考えてからです。

それは、

「誰でも分からないことがあると分かっている人は、聞いても大丈夫なんじゃないかな?」
「もしも分からないことを聞いてバカにしてくる人だったら、その人はなんでも知っている気分になっているか、相手を蔑むのが好きな人かもしれないから、今後の距離感が分かっていいんじゃないかな?」

ある日の自分が考えた何気ないこと

という2つのことです。

分からないことを聞くのは、人によっては難しいことであるわけですから、それをわかっていれば、実行している人を卑下しようという気は起きないんじゃないでしょうか。

私だったら、聞いてくれてむしろ嬉しいなと感じます。

あくまで自分の中の仮定ではあるのですが、これを考えてからは、素直に分からないと言えることが劇的に増えたと思います。


慣れたとはいえ、シチュエーションによっては、今でも分からないことを聞くのは勇気がいることも少なくありません。

でも、勇気を出して聞くことで得られることが多いですから、そこは気合いで頑張るようにしています。



一歩踏み出すのは、勇気がいるけれど、その勇気は役に立つ

分からないことを素直に聞く勇気は、仕事でも、読書でも、旅でも、とても役に立つなと感じています。

とりわけ、仕事や旅では、すごく役立っています。

むしろ、これなしでは成立しないと感じるくらいです。


分からないことを聞く勇気というのは、困難をしなやかに乗り越え回復する力である「レジリエンス」に直結する事柄ではないかなと私は考えています。

ピンチに陥ったり、壁に当たったりした時、「〇〇がどうしても分からねぇ!!」ということを素直に、勇気を持って聞くことができれば、何とか乗り越えるきっかけを得られる可能性は高まるからです。


日常でよく遭遇する「分からない」と自分なりに向き合う方法を考え、実行することで、困難に立ち向かう力が高まるのですから、面白いなと思います。

小さなことではありますが、自分なりに「分からないこと」とどう向き合うかを考えてみるのは、それをするだけの価値が十分にあるのではないでしょうか。

皆さんも、この夏、ゆっくりした時間にぜひ一考してみてはいかがでしょうか。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。

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