新年度、いつも以上に大切にしたい「子どもへの声かけ」
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「新年度の子どもへの声かけ」について書いていきます。
ぜひ、のんびり目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
①いつも以上に子どもへの声掛けを大切にする理由
昨日から、新年度がスタートして、子どもたちが学校に登校してきました。
子どもたちの様子をみていると新しいクラスや先生との出会いを楽しみにしている子もいれば、慣れていた環境が変化することで不安を感じている様子の子もいました。
「期待や楽しみ」と「心配や不安」のバランスは違えど、それぞれ、ちょっとした不安や心配があるのではないかなと私は感じました。(全く心配ないという人も一定数います)
私がこの時期にいつも以上に子どもへの声かけを大切にした方がいいと思う理由はいたってシンプルで、「環境の変化」とそれに伴う「心の動き」が大きいからです。
環境の変化が起きれば、慣れないことや分からないことは増えてきます。
そして、慣れないことや分からないことに不安や心配を感じる人は少なくありません。
大人は経験も増えてきますが、大人に比べて、子どもは経験が少ない傾向にありますから、尚更です。
大丈夫だと理屈ではわかっているけど、なんだか不安。
今までもなんとかなっていたからきっとなんとかなると思うけど、なんか心配。
そんな漠然とした不安や心配が心の中に湧いてくることが多いのが、この新年度の時期だと思います。
だからこそ、子どもたちへの声掛けがいつも以上に大切なのではないかと考えています。
②新年度に大切にしたい声かけ
私が新年度に大切にしたいと思う声かけの種類を3つほど、あげてみたいと思います。
※やや重複することもありますが、温かく見守ってください。
不安や心配な気持ちを「受け止める声かけ」
新年度のスタートの時期は不安な気持ちや心配な気持ちがあるのは、子ども時代から20年以上経っている私でも容易に想像がつきます。
そこで大切になるのは「受け止める」ような声かけではないかなと思います。
寄り添うようなイメージですね。
具体的な声かけとしては
「仲が良かった子と離れてしまって不安なんだね」
「苦手な教科の新しい勉強が心配になるよね」
といったような声かけでしょうか。
相手が話してくれた内容を受け止めながら寄り添うようなかたちで言葉を紡ぐようにすると良いとわたしは考えています。
あまりわかったようなことは言えませんが、自分で実際に思うことや感じたことを織り交ぜてアイメッセージを伝えていくだけでも、不安や心配な気持ちが少しは和らぐのではないでしょうか。
相手を「支える声かけ」
二つ目の声かけは「支える」タイプの声かけです。
ざっくり言ってしまえば、「応援すること」や「励ますこと」のようなイメージです。
ストレートにやるなら「〇〇を頑張ってみようと思うんだね。応援しているよ」と行動を支持する声かけをするのも一つの手です。
また、「馴染めなかったらどうしよう…」と話している子に「一歩踏み出してみると変わることもあるよ。すぐには難しくても、少しずつ友達とも仲良くなっていけることもあるからね」と励ましてみるのも良いと思います。
行動を後押ししたり、サポートしたりするような声かけをしてもらえると自分の力で物事に立ち向かう経験が積みやすくなるのではないでしょうか。
日々が「楽しみになる声かけ」
3つ目は日々が楽しみになる声かけです。
この類の例を挙げるとすると
「どんなことをやってみたい?」
「こんなことをするね」
「〇〇ができるようになるよ」
「●●が成長してきていると思うな」
といった声かけです。
こうした内容って何だか「楽しみ」に繋がっていくような気がしませんか?
楽しみは人それぞれです。
誰かが楽しいと思うけど自分はそうでもないということはしばしばあると思います。
やること、やれることはたくさんありますから、声かけを通して、一つでも楽しみだなということが増えたらいいなと私は考えています。
体育のマット運動が楽しみ。
給食が楽しみ。
算数で図形をやるのが楽しみ。
新しい漢字ができるようになるのが楽しみ。
休み時間に遊ぶのが楽しみ。
このような楽しみがほんのちょっぴりでも増えたら、新学期の励みになるんじゃないかなぁと思います。
(おまけ)大人も子どもも同じかもしれない?
最後におまけです。
新学期に心配や不安があるのは大人も子どもも同じなのかもしれません。
もしもそうだとすると、先ほど書いた「受け止める」「支える」「楽しみになる」という3種の声かけは大人にも有効な場面があると思います。
「楽しみになる」などは、同僚の場合、学校や仕事という枠に縛られずフォーマルなものでも多少インフォーマルなものでも良いのではないでしょうか。
自分たちで職場や環境をよくしていくという意味でも、新年度の声かけに気をつけるというのは良いと感じました。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
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