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未来の住宅事情を予想~/フォロワーさん100人達成記念!!「住の教科書」黒no+e リクエスト記事①

先日フォロワーさんから記事内容のリクエストいただきました!
「未来の住宅事情はどうなっていくのか?」

本日はこちらを題材にさせていただきます!!

3Dプリンター住宅についてはまた後日^^


加えて報告です!!

no+eで記事を書き始めて約2カ月

ようやくと言っていいのか、こんなに早くと言っていいのかわからないけど

フォロワーさんが100人超えました~!!

2024年2月22日 10:11 時点

皆様ありがとうございます^^

積極的にフォロワーさんを増やそうとはしてませんでしたが、100人って超えると嬉しいですね!!

あと、現状のアクセス状況はコチラ

こっちはやっぱり更新しないとなかなか増えないね💦

これからも地道に記事を増やしていきますので、皆様よろしくお願いいたします。

それでは本編に参りましょう!!




■それぞれの未来予想

前提条件

未来を考えるにあたって少しずつ年代を区切っていきます

A.近い未来の住宅事情(2030年まで)
B.少し先の未来の住宅事情(2050年まで)
C.かなり先の未来の住宅事情→(2051年以降)

察しの良い方は既に想像ついていると思いますが、2030年と2050年には住宅業界で省エネ基準の目標が既に掲げられています。

経済産業省では下のような目標が掲げられています

①2030年:新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること

②2050年:ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、導入が合理的な住宅・建築物において太陽光発電設備等の再生可能エネルギーの導入が一般的となること

住宅業界ではこの2段階で目標が掲げられています。
さて、目標は達成する為に設けられていますが、どんな未来になるのでしょうか?


先に結論

とにかくどうなるのか?を先に知りたい方向けに結論から

A.近い未来の住宅事情(2030年まで)
・政府の目標は簡単に達成され、新築戸建住宅の太陽光発電設置は6割以上達成。蓄電池の普及率も新築戸建住宅では2割は達成する。
(省エネ住宅、再エネ住宅、蓄エネ住宅が一般化)

・制震装置の一般化(義務化の検討)

・ペロブスカイト太陽電池の一般販売開始

・全個体電池は車のみ普及し始める

B.少し先の未来の住宅事情(2050年まで)
・新築住宅だけでなく、既存の住宅やビルなどにも太陽光発電の設置が増加
(太陽光発電の義務化する都市が増加)

・VPPが一部の街で試験運用され始める

・炭素税が生活に導入される

・空き家がさらに増加し土地、建物の価値が下落

・介護施設の増加と定員オーバー

・賃貸住宅にも再エネ設備の設置が一般化

・賃貸住宅やシェアハウスで3Dプリンター住宅の普及

・電気料金が1kW=40円台が一般化

・太陽光発電モジュール、蓄電池、窓ガラス、窓サッシ、断熱材がより効率が高い物が一般化(ペロブスカイト太陽電池、全個体電池、エアロゲルの普及)

・IOT住宅、AI住宅が普及し始める

・スターリンクの一般化

・水素給湯器の販売が開始される

・全館〇〇が一般化

C.かなり先の未来の住宅事情→(2051年以降
・新築戸建て住宅は平屋が主流の時代になる

・都市部のドーナツ化現象がより顕著になる

・IOT+AI住宅が一般化

・新築はVPP加入が当たり前の時代に変化

・エコキュートとハイブリッド給湯器(電気と水素)が主流になる

Aはそもそも後6年以内の話なので、かなりほどほどの内容になっています。

私はBの2050年までで住宅事情が大きく変わると思っています。
というより、世界的に第5次、第6次産業革命・技術革命が起きる可能が非常に高いと思っています。

Cはかなり先の未来なのでほどほどにして、私の未来の住宅事情の予想は

①カーボンニュートラルビジネスによる世界経済の変化と技術革命
②日本人口の変動
③南海トラフなどの超大型地震

この3つを中心に考えられる予想となっております。

それでは詳しく考えてみましょう


A.近い未来の住宅事情(2030年まで)

・政府の目標は簡単に達成される

2030年の政府の目標は
新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること」

これは正直にいうと、新築住宅を販売する側に向けて言いたい。
住む人のことを考えて達成する努力をするべき!!

実際には現時点では太陽光発電は絶望的なぐらい設置されてません。
2021年時点では、新築戸建ての太陽光発電普及率は2割程度とされています。

しかし、私は本職で注文住宅の販売を行っていますが、ここ2年間で太陽光発電搭載率100%です。
体感として、この2年で大手ハウスメーカーや建売住宅でも最近は太陽光発電が搭載されている住宅が増えてきていますし、他の営業も積極的に太陽光発電の搭載を促すようになりました。

現状おそらくですが、かなり新築戸建ての太陽光発電普及率は高まっているはずです。(統計データが見当たらない)
これは、日本でカーボンニュートラルが宣言されたことが大いに影響していると考えています。

太陽光発電は現状性能向上がかなり減衰し始めている状況で、値段もかなり落ち着きを見せている状態です。
売電価格は下がっていますが、金銭面的にも設置が容易になっていて、大きなメリットがでる製品になっています。

簡単にいうと「付けない方が損する設備」
それがわかれば、2030年までに新築される住宅・建築物への設置6割なんてあっという間だと思っています。

懸念があるとすれば、需要が高まり生産が追い付かない可能性があるかもしれません。

また、蓄電池の普及に関してはこの2年間で景色が大きく変わると思っています。

蓄電池は2011年は年間1万台程度の販売台数でしたが、2019年には11万台を超えてきています。

最近の蓄電池は今までの蓄電池と比べると、値段が変わらないのに寿命が倍になっている商品が続々と販売されています。

時代的に、卒FITをしていく住宅の増加+売電価格の減少によるエネルギー自家消費型住宅が普及していくことを考えると
2030年頃には蓄電池販売台数は年間50万台は達成できているのではないか?と思っています。

また、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載の日本製EVが販売され始めると、V2Hの販売も増加していくことでしょう。(現在でもV2Hは補助金が1カ月程度でなくなるぐらい販売されてますが)

私は、カーボンニュートラル宣言から太陽光発電に関しての普及はかなり促進されていると考えています。
よって、2030年の目標は達成できる!!
そんな結論に至りました。


・新技術の試験的実用化

試験的に一般実用化に至るのは以下の2つと予想しています!!
①ペロブスカイト太陽電池
②全個体電池

ペロブスカイト太陽電池に関しては別記事で詳細を書こうと思っていますが、簡単に言うと
「めちゃくちゃ軽くて、めちゃくちゃ薄くて、めちゃくちゃ曲がる太陽電池」

なので、屋根だけの設置だけでなく様々な壁への設置や、老朽化しつつある建物への設置も可能になります。

住宅だけでなく乗り物や街灯と、様々なところに設置ができるようになります。
今はまだ研究段階ですが、日本の切り札と言っていい商品になるので期待大です。

そしてもう一つ普及が予測されるもの
「全個体電池」
詳しいことはさておき、寿命も長く容量も大きく安全性も確保できる新しい電池の形です。
今でも販売はされていますが、日本ではトヨタが全個体電池搭載のEV販売を行って広まり。
その後に住宅に全個体電池の普及が始まるのではないかと予想しています。

日本の住宅設備業界はまだまだ弱く、アメリカや中国、ヨーロッパと世界に後れを取っているのが現状です。

今から2030年まではリン酸鉄系リチウムイオンバッテリーの蓄電池が一旦普及し、その後全個体電池が一般化していくのではないかと考えています。


・制震装置の一般化(義務化の検討)

これは予想というよりも希望なのかもしれません。

2024年1月1日
日本に最大のショックを与えた「能登半島地震」
「熊本地震」では震度7が2回
「東日本大震災」などなど地震による恐怖というはいつまで経っても切り離せません。

震度7ではなく、震度5程度の地震だと毎年どこかで発生しているのが現状です。

そう考えると、耐震等級だけでは家を守ることができないというのが広まりつつあります。
そう、新耐震基準で建てられた家は倒壊しているという事実があります。

耐震構造=家を固く作る
固ければ揺れても壊れにくくはなりますが、揺れそのものを防ぐことはできません。
最新技術と言われている制振装置ですが、7~8年前から普通に流通していました。
免震技術というのは戸建てには費用が高すぎるし、制振装置は安価で地震から身を守る為の装置です。

私はこれから制振装置の設置がさらにもっと増えつづけ、義務化までしてしまって欲しいなと思っています。


B.少し先の未来の住宅事情(2050年まで)

・技術革命で変わる常識①(エネルギーの変化)

2030年では試験運用段階だった、ペロブスカイト太陽電池や全個体電池が2050年までの間に一般化すると考えられます。

住宅やその他の建築物に太陽光発電の設置が当たり前になる一方、太陽光発電所(メガソーラー)というのはそこまで増えないと思っています。
というのも理由があります。
まず、そこまで敷地がない。日本狭いですからね。
さらに、洋上風力発電の方が先に増える。

太陽光発電は晴れの日や曇りの日でしか発電しないという不安定さを持ちますが、洋上風力発電は晴れの日よりも曇りの日や、雨の日でも発電している可能性があります。

火力発電は極端に減らす一方なくなりはしません。
排出したCO2をリサイクルで利用し、排出量を最大限に減少させるとともに

市街地に太陽光発電が普及(住宅やマンション、ビルに設置)し
自然が多いところ(海の上)に風力発電が普及
内陸部には水素発電所や最新の原子力発電所
といった発電形態に日本が変わっていくと予想しています。


・技術革命で変わる常識②(VPPの普及)

また、VPPが試験運用も兼ねてかなり実用化に近づいていると予想しています。

というのも、今までの課題として考えられていた蓄電技術がかなり進化を果たしていると考えているからです。

全個体電池のEVやPHVの普及や、FCVの流通。
全個体電池の蓄電池も普及している可能性が非常に高いと思います。

そうなると、発電所に依存せず自己完結できる。もしくは余るぐらいのエネルギーを家庭で生み出すことも可能になっていきます。

そうすると、VPPが現実味を帯びてくるのです。
蓄電池、V2Xの進化次第ですが、私は必ずと言っていいほど2050年にはVPPが多く実現しているのではないでしょうか?

また、ペロブスカイト太陽電池や全個体電池が流通し始めると、戸建て住宅だけではなく賃貸住宅やマンションにも普及が促進されていくと考えられます。
賃貸住宅やマンションに発電設備や蓄電設備が設置される時代がくると、さらにVPPというのは促進されることでしょう。


・技術革命で変わる常識③(新しい素材の時代)

現時点でペロブスカイト太陽電池や全個体電池は結構一般的に知られている技術になりつつあると思っています。

ですが、「エアロゲル」という素材をご存じでしょうか?

現在ではYKKAPが実用化に至っている素材です。

省エネ技術には断熱材の性能向上なども考えられますが、何といっても窓周りの性能向上です。

ガラスと違って軽くて、しかも断熱性能が非常に高い素材なんです。

現在実証実験を行っており、2050年までの住宅にはこのエアロゲルを採用した窓というのが現実的に普及するのではないかと考えています。

というのも、今日本で採用されているような
「ペアガラス」「トリプルガラス」って重すぎるんですよね。

重いというのはそれだけで住宅にとってリスクになりえます。

窓サッシやガラスってこの数十年でかなり進化しているってご存じでしょうか?

2010年頃はまだアルミサッシの単層ガラス
もしくは頑張ってペアガラスというが一般的でしたが

2015年頃にはアルミ樹脂複合サッシにペアガラスが一般的になってきたのです

そして2020年頃には樹脂サッシ+ペアガラス(ガス入り)orトリプルガラスと5年毎に性能が高くなり、しかも一般化していくというのが現状です。

2025年は流石に大きく動きはしないと思いますが、2030年を過ぎたあたりから「エアロゲル窓」というのは普及し始めている可能性があると考えています。


・IOT+AI住宅の普及

ChatGPTからAIについての考え方がかなり進歩してきているように感じられます。

私はこのことから、2050年にはAIと共に生活する時代が普及し始めていると予想しています。

IOT=モノのインターネット
という技術で、アレクサやグーグルホームから人の音声だけで家電などを動かしたりすることができます。

このAI技術と、IOT技術というのが2030年を過ぎて2050年までの間に大きな進化を遂げるのではないでしょうか?

この2つの技術の発展は、住宅だけでなく私たちの日々の仕事にも大きく影響すると思います。

想像力がないので、実際にどんな生活になるのかイメージができないのですが(笑)

日々の生活からAIが判断してIOT家電を自動で最適に動かす?みたいな感じかな?

すべてAIになんでも頼るのはダメでしょうが、少なからず私たちの生活に変化は現れるでしょう。


・水素技術の革命

水素自動車や水素発電所というのは今でも実際に稼働はしています。
ですが、水素が日本で普及するにはまだ時間がかかると考えています。

水素技術の実用化には問題点として
①石油などの化石燃料に比べてコストがかかる
②輸送の問題

などが挙げられるんですが、実は少しずつ光が指してきています。

水素化マグネシウムというのを聞いたことはありませんか?

今まで水素というのは気体のまま移動させる為、ガスボンベでの輸送が主な方法でした。

ですが、この水素化マグネシウム技術が広まると2cm角程度の大きさのマグネシウムタブレットで非常に軽く簡単に移動させることが可能になってしまうというのです。(マグネシウムはアルミより軽い金属素材です)

将来的にはコンビニでマグネシウムタブレットが販売されることも視野に入れているとか。
そして、この水素化マグネシウムというのはリサイクルさえ可能というのです。

そうなると、水素〇〇という物の普及は加速しそうに思えます。

そんな中、住宅でその技術を使用すると考えた場合思いつくのが
「水素給湯器」です。

現段階で2025年以降に実用化が見込まれている商品になっているのですが、水素の入手方法というものが確立されてません。

2030年でも水素の入手方法というインフラは整っていないものと考え、2050年までの間にこれらの技術が確立されるのではないでしょうか?

実際に日本の給湯器メーカーとして有名な、ノーリツとリンナイでは下のような発表をされているほどです。

日本では特に期待が大きい技術ですね。

最終的には電気と水素のハイブリッド型給湯器というのも流通するのではないでしょうか?


スターリンクが一般化

ちょっとした余談程度に

これはなかなか難しい問題かもしれませんが、世界的にIT技術というのは日進月歩。毎日のように向上し続けています。

そんな中、有名なイーロンマスクが経営している米国の宇宙企業「SpaceX」が販売を展開している「スターリンク(Starlink)」が世界の電波事情を牛耳る日がくるのかもしれません。

スターリンクは低軌道衛星を介して、固定回線や携帯ネットワークが整備されていない山間部や海上、開発途上国などで高速なインターネットを利用できます。

そう、どこでもネットがつながるんです。

2022年10月からサービスを日本でも開始しており、一部利用者も続々と増え続けています。

もしかしたら、2050年なんて待たず、2030年以内に全国的に普及する技術かもしれませんが、変化が苦手な日本人がそんなにすぐ受け入れるとは思えないので、2050年という未来で考えてみました。

住宅業界というより、飛行機や海上で活躍する企業に重宝されるかもしれませんね。

そのうち、スマホにはスターリンク対応スマホとか販売されるかもしれませんね。


・全館〇〇が一般化!!

現在の注文住宅の戸建て市場でどんなことが起きているかご存じでしょうか?
今までトップを走っていた積水ハウスが、一条工務店にトップを明け渡すという事態が発生したのです。
一条工務店は2008年頃から目覚ましい活躍をみせており、昔から地球環境に配慮した住宅を手掛け続けていました。
一条工務店が爆発的にヒットした理由はさておき、ヒットしている商品が「全館床暖房」
そう、どの部屋や廊下にいっても床暖房が設置されているのです。

その昔、三井ホームが「全館空調」という商品を販売していました。
その時はまだ販売され始めたばかりで、設置費用も何百万円と富裕層以外設置ができない冷暖房器具だったんです。

しかし、一条工務店の全館床暖房や全館床冷房
桧家住宅全館空調システム「Z空調」
その他にも、断熱性能を可能な限り向上させ、ルームエアコン1台や2台でどこでも快適な空間をつくる疑似全館空調

この全館〇〇というのは、隅から隅まで快適にするという一見無駄な冷暖房に見えますが、実はこの方がCO2排出量を減らしたりする省エネ性としては効果的だったりします。

どこの何が一番いいよとかその辺は言いませんが、今のトレンドとして様々な全館〇〇というのが広まりつつあります。

2030年を過ぎたあたりから全館〇〇というものが一般的になり、2050年頃に関しては賃貸ですら全館○○な住宅というのが普通になっているかもしれません。

むしろ、日本は今までの家づくりの在り方や考え方が間違っていたと言ってもいいかもしれません。

その結果、ヒートショックでの死亡者数が先進国の中で1位を取ってしまっているのでしょう。

これからの時代、どこに行っても快適な家=健康的な家であると認識されれば、全館〇〇というのが普及するのは目に見えていると言ってもいいでしょう。


2050年の不安

ここまで新しい技術や、新しい生活の日々をイメージしてもらいましたが、一方で懸念される不安が複数あります。

①電気料金の高騰
②税金の高騰と追加
③日本人口減少による影響

この3つです。

電気料金の高騰については下記記事を参考にしてください。

上記の電気代高騰だけでなく、税金の追加や高騰というのが見込まれると考えています。

太陽光発電の設置が義務化だったり、普及率向上をうたっているのであれば、設置していない人には罰則代わりとして税金の支払いが追加される可能性があると思っています。

それが「炭素税」です。
実際の炭素税は企業が排出しているCO2に対して課せらる税金であり、国際間炭素税ということで世界全体で見ても支払いが増え続けそうな税金の一つです。

日本ではカーボンニュートラルの推進が進んでいく過程で、CO2排出している住宅には税金が高くなるよ。なんてことは可能性として大いにありえます。

というのも、現段階で「長期優良住宅」は固定資産税が新築当初5年間安くなっていたり
車もEVやHEVであれば税金安くなっていますよね?
住宅だって可能性として同じ未来が想像できると思っています。

そして、日本の最大の問題「少子高齢化」
そもそも、日本は経済がなかなか発展していません。

アメリカなどの他の国々は年々収入が増え続けており、かつ物価のインフレが2%ずつと成長を遂げているにも関わらず

日本は物価が高くなるのに収入が増えない!?という時代が続いています。
これでは経済の発展どころか・・・ですよね。

経済が発展しないと何が起きるのか?
子どもが増えないんですよね。

実際の例を出すと、インドですよね。
インドは最近中国を抜いて人口が世界1位
かつ、日本はGDPでインドに抜かれてしまいました。

経済の伸びも凄いですが、人口増加も凄いです。

日本は現在人口が減少し続けています。
かつ、2050年にもなれば「団塊の世代が90歳」
日本の平均寿命は延びてますが、働けるような人ばかりではないでしょう。

この頃から、日本の住宅事情の中で
「介護施設に入所する人が多くなり」
「空き家が増えて処理できない状態」
になってしまう可能性が非常に高いと考えられます。

介護施設は良いとして、空き家が増えると土地を購入して新築を建築する人が減っていきます。
ほとんど相続だったり、建て替えだったりが主流になるのではないでしょうか?
もちろん販売自体がなくなることはないでしょうが、人口が増える地域と減る地域がより顕著になるような気がしています。

人が集まるところ
人がいなくなるところ

それぞれでの価格差も出るでしょう

そこで、土地の中心に関しては住むところではなく仕事をするところとして発展し続けるのでは?

もしくは、未来都市として分け合う時代が来る可能性もありますね。

例えば・・・
一世帯が出資して建てる家に一世帯が住むのではなく

複数世帯が出資して建てる家に複数世帯が住む

こんな世界があり得るかもしれません。


C.かなり先の未来の住宅事情(2051年以降)

このかなり先の未来に関しては、正直2050年までの未来以上にまだ想像できません。
なので、基本的にはBの内容を参照して欲しいのですが、2051年以降にありえる未来に一つだけ触れていきます。

未来の新築戸建ては平屋のみ?

そう、未来の新築戸建ては平屋のみになっているのではないかと推測しています。
というのも、ここまで触れてこなかった3Dプリンター住宅や3Dプリンター技術というのは発展していく可能性があると思っています。

2050年時点では少し一般普及するにはハードルが高すぎると思うのですが、そこから先だと少し未来があると思っています。

というのも、3Dプリンター住宅は高層の建物を建築?することに向いていません。

それは、住宅を出力する際に流すセメントなどが上に上げれば上げるほど、流しにくくなってしまう。
物凄い大きい機械が必要になってくるなどです。

ですが、土地が余るであろう未来の日本では、そもそも地震も多いし新築の建物は平屋建売の販売だったり
3Dプリンター住宅で平屋の建築
賃貸アパートの建築というのが主流になる可能性があると思っています

建築費がかなり削減された3Dプリンター住宅ですが、建築的な観点で見た時のハードルが非常に高くなってしまっています。

こちらは別記事でまた特集しようと思います。


〇まとめ

思ったより現実的でないことも色々書いたかもしれませんが、私は未来の住宅事情は2050年までに大きな変化が起きると考えています。

特に、カーボンニュートラルを中心とした技術の革新です。

逆に、カーボンニュートラルを考えない未来というのは存在しないと思っています。

これから先、一気に加速して住宅だけでなく様々な生活の変化が訪れるのではないでしょうか?

日々アンテナを張るにはちょうどいい時期かもしれませんね。


本日は以上です。

参考になりましたか?

リクエストされれば可能な限り記事にしてみようと思います。

次回のリクエスト記事は「3Dプリンター住宅について」を中心にしようと考えています。

皆様も気になることがあればリクエストしてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今後も皆様のお役に立てる記事を投稿していきますので、
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宜しくお願い致しますm(__)m


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