マガジンのカバー画像

魂を綴る

256
「魂を綴る」なんて大層なことを言ってますが、日々、ふと思い浮かんだ想いを文字にして、客観的に眺めるのが好きなので、その産物です。
運営しているクリエイター

#哲学

機嫌良く生きるということはつまり、

機嫌良く生きるということはつまり、

ベランダから飛んでみたいと思ったのは、空が、雨上がりの空がとても幻想的だったから。
雲が、どんどん軽くなっていった。陽射しが徐々に、強さを増してくる。
しとしとと18時間くらい降り続けた雨の後だったから余計に、その上昇気流に乗って、この6階から下に落ちるんじゃなくて、上に昇っていけるはずだと感じたから。

この肉体に、この世界に未練があるかと聞かれると、あります、とは率直に言えず、かと言ってまだな

もっとみる
過去と向き合う話

過去と向き合う話

二日続いた雨がやみ、思わず嬉しくなって外ランをしてきたんだけど
なんとなく街を歩いている人たちみんなも同じ気持ちになっているような気がしたなぁ。

やっぱみんな、晴れのほうが嬉しいよな。
そりゃ、雨の日だってあるから、それに一喜一憂していること自体、どうかとは思うのだけれど。

図書館で、齋藤孝さんがニーチェの哲学について語っている本があったので思わず借りたんだけど、

うーん、

どうなんだろう

もっとみる
価値観について考えた

価値観について考えた

価値観は常に変わり続けるものだと感じる。

3年くらい前までは、盆栽なんて全く興味がなかったのに、今では水やりを欠かすことなく数鉢の盆栽が、うちのベランダで暮らしている。

このことから、「盆栽=興味がない」から「めっちゃ興味がある」ものへと価値観が変化したと考えられる。

だから、今の価値観でものを買ったりすると、将来興味がなくなってしまうのではないかという不安に駆られ、容易にものを買えな

もっとみる
神について

神について

アインシュタインが遺した「神は弱い者が作った幻想だ」みたいな発言がここ1か月くらいずーっと頭にこびりついていて、クエン酸でも重曹でも取れなさそうな気配です。激落ちくんでも落とすことのできないほどの存在感でした。

私の基本的なスタンスとしては、神様仏様と言ったものにたいして強い信心を持つほどではなく、初詣は神社、お彼岸とお盆はご先祖様のお墓、そしてクリスマスは普通に家族と過ごす、その程度のものです

もっとみる
自分って誰のことだよいったい

自分って誰のことだよいったい

今自分が考えていることは、つい数秒前の思い付きが発端になってる訳じゃないすか。
おそらく人間って五感から受け取る刺激を元に何かを思いつき、それに従って行動することを繰り返しているだけの生き物なのだから、自分の性格とか、素性とか、個性とかっていうのはただの幻想なんじゃないかと思うよね。
多分、行動する時に自分の中で「過去、私、ああやって考えたよな」とか「あんな風に動いたよな」とかの経験を元に行動を選

もっとみる
Nowhere man

Nowhere man

物静かな少年だった私は、その頃、家族で車に乗っていると(私はいつも後ろの、左側の席だった)、助手席に座っている母親から「静かだからまるでそこにいないように感じる」って冗談で言われてました。多分その頃の面影って残っていて、自分は1人で静かにじっとしているのが好きなんですけど、本当にその瞬間、自分はどこにもいないんじゃないかということになるのではないかと、ふと気づきまして。さっき。

と言うのもデカル

もっとみる
Be water, my friend

Be water, my friend

哲学やそういう系の思想が好きな開発者の同僚がいて、彼はスペイン人なんですが日本の「生きがい」という思想に憧れているようで、それを学ぶために日本に来たような雰囲気を感じ取っています。
実際どうなのか分かりませんけど。

開発は絶賛炎上中で、炎上中というのは「めっちゃヤバいくらいに遅れていて、サービス開始に間に合わないのではないか」と思えるくらいなのですが、そんな中で一つ、大きな問題が発生したんですよ

もっとみる

それでも、生きていく

今夜は哲学の本を読んでいまして。これ。
Kindle Unlimited 対象です。興味のある方は読んでみてください。

死について語っている2つの章しか読んでません。
けどそれらを、さっき読みました。

多分、私は、死ぬことについて強い興味があるんだなきっと。

支離滅裂だけど、自分の頭を整理するためにもちょっとnoteに書いておこうと思う。

死という、圧倒的な存在と、生という、対極にあるもの

もっとみる