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少年Bのエッセイ・コラム

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少年Bがnoteで書いたエッセイやコラムです。
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#コンプレックス

あなたはいま、書くのがたのしいですか?

ちょこっと思うところがあって書いてみますよ。

このタイトルにYes!と答えたひと、ハッピー!いいねいいね。そのまま書きまくってほしい。あなたにこのnoteは必要ないです。ほらほら、帰った帰った!

でも、ちょっと即答できないひと。Noと答えたくなっちゃったひと。
どうしてそう思うんだろう。ちょっといくつか想定した答えと、それに対する回答を持ってきたので書きます。メンタル中心だけど、技術論もちょこ

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わたしは、下を向いて生きていく

わたしは、下を向いて生きていく

「理想の自分」というものがない。

意識がひくいのだ。「ああなりたい」っていうロールモデルがいっさいない。いや、だってかんがえてみてほしい、そもそも他人と同じような道を歩むのって、無理ではないだろうか。主に実力の面で。

誰にでも、おなじ職業をやっていて、憧れるような有名なひとがいるだろう。わたしであれば、おもしろ系ウェブライターということになる。そりゃあ、何人も思い当たるようなひとたちはいる。

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たとえ、小さな一歩でも。

たとえ、小さな一歩でも。

「少年B」が生まれて、まもなく20年になる。

と、言ってもハタチの誕生日を迎えるわけではない。
このハンドルネームを使って今年で20年になるという話だ。
「キリバン踏み逃げ禁止!」の時代、「名無し厳禁」の掲示板に投稿するために、軽い気持ちでつけたこの名前と、人生の3分の2近い時間を共に過ごすことになるとはおもわなかった。自分がいちばんおどろいている。

当時はポケモンの金・銀が発売されたころ。た

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東大を舐めるな、に思う

東大を舐めるな、に思う

「東大を舐めるな」というnoteがバズっている、らしい。

「らしい」というのは「下のnote」にそう書いてあったからで、実際にどんだけバズったのかは、よくわかっていない。
noteはホーム画面しか見ないわたしが「下のnote」を見つけたのは、Twitterのフォロワーさんから流れてきたってだけなので。まぁ、なるほどなーとおもって見てたのですが。

で、ちょっと興味を持って「東大 舐め」でnote

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神さまには、なれなかった。

神さまには、なれなかった。

神さまになりたかった。

とかくこの世は生きづらい。この世に生を受けてそれなりに時間が経つが、いままでずっと、そんな想いを抱えて生きてきたのだ。気付いたら、そんなわたしの周りにいるひとはみんな、生きづらそうなひとばかりだった。

どうしてこうなんだろう。いいやつなのに、やさしいやつなのに。そういうひとにかぎってどうしてみんな、こんなに生きづらいんだろう。神さまは不公平だ。器用な人間だけがするするっ

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空気読み1000本ノック

空気読み1000本ノック

空気を読むのが、にがてだ。

わたしは「アスペ」である。まだそんな言葉が一般的になるよりもはるかに前、たまたまその筋の先駆者であるお医者さまに、そう告げられたそうだ。

そうだ、と他人事のような言いかたをしてしまうのは、親がその事実をひた隠しにしていたからである。わたし自身がそれを知ったのは、専門学生になり、10代がもう終わろうとしていたある夏のことだった。

思えばほんとうに空気の読めぬ子であっ

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