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記事の書き方

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読みやすい文章、について、その作法であったり論理展開、言葉や句の使い方を身につけたい思いで作成しました。
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#ライティング

「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる

「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる

と思っている話です。もはやタイトルでぜんぶ言ってしまった。
せっかくなのでもう少し続けます。

2020/05/03追記:第二弾?書きました

なぜこの記事を書こうと思ったか。
先日、執筆した「はじめてのUIデザイン」の一般販売がスタートしまして。

この本がまだ初稿になる前、共著者のみなさんと執筆真っ最中の頃に何度か打ち合わせがあったのですが、そこで「書籍的な文章を書き慣れてない人って、"という

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伝わる文章に必要な、国語力よりも大事なこととは?

伝わる文章に必要な、国語力よりも大事なこととは?

ブロガーでもなんでも文字を書くのを好む類の人から、よく聞くセリフがあります。

「国語の成績が飛び抜けてよかった」

これを聞くたびに私は吐きそうになる。私は文字を書く仕事をしているし、書くことが好きです。作文に限っては得意な方で、賞をもらうこともありました。ただ国語の成績は、いたって普通。悪くもないが、飛び抜けるほどよくはなかった。だからこそ思うのです。「そうか。飛び抜けるほどの才能がないのに、

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「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

いい文章を書くにはどうすればいいか? 先日、それについてあれこれとツイートしたのでnoteにまとめときます。



いい文章を書くには、いきなりいい文章を書こうとしないこと。下手でも意味わかんなくてもとにかく書きなぐる。ぼんやり思っていることをまず吐き出してしまう。

その「言葉の塊」を今度は客観的に見てわかりやすく整えて編集していく。少しずつ削って最高の輪郭にしていく。一発で美しい彫刻は生まれ

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私が「書く力」を身につけた(と思われる)方法を紹介します

私が「書く力」を身につけた(と思われる)方法を紹介します

先日のnoteに「書く力を身につけましょう」という話を書いたら「それはそうだけど、どうやって身につけられるの?」という感想が何件か寄せられたので、ひとつヒントになる(かもしれない)書籍の一節を紹介させていただきたい。

ベストセラー作家であり経営コンサルタントでもある安田佳生さんの「私、社長ではなくなりました。ワイキューブとの7435日。」から、安田さんがアメリカに留学していた時の話だ。

ほかに

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