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「競争」ではなく「共創」せよ。

「時代を読むのはビジネスパーソンにとって大事なことだ」とはよく言ったものだが、まあ現実はできてない人の多いこと。(誰)

おかげで「競争」ばかりが起きている。
そして自ら「競争」の世界に足を突っ込もうとしている。

バカなんだろうか。


ども、すずです。

最近またTwitterを見ていると「どうして?」ってなることが多くてヤキモキしているので、今日は「『競争』ではなく『共創』せよ」というテーマでお話してみようと思います。


▼スタエフでも聞けるよ!


自ら「競争」しにいくバカ

Twitterを見ていると、「おい、それ競争しにいってんで」「埋もれにいってんで」という行動をとっている人がまあ多くてですね。

「なんでやねん」という気持ちでたまに目に入ってくるタイムラインを眺めているわけですが、

ここでまず「競争しにいく」ってどういう状態のことなのか、ってのを定義しておくと、

・その他大勢と同じ行動をとる
・その他大勢に寄せた発信をする
・「機能」ばかりを全面に出す
・商品やサービスの価格を市場やお客さんに寄せに行く

大枠としてこんな感じかと思います。


Twitterで言うと

「何度も無料企画を打って、ノウハウをばらまいて集客しようとする」とか「いくら稼いだか提示しているから自分もどれくらい稼いだか提示しよう」

みたいな感じでそういった行動をしてしまう、って感じですかね。


「商品やサービスの価格を市場やお客さんに寄せに行く」という価格競争もそうです。

「アノ人がこれくらいの値段でこの内容を出していたから自分も」

みたいな感じで、根拠のない価格設定をするとかね。


とにかくどんな視点から見ても、「個人でどっしり安定した収益化を実現したい」と思っている人が自ら競争の世界に足を突っ込んでいるところを見ると、相当なパワーがない限り「バカなのか?」と思ってしまいます。


しかしこれはTwitter界隈だけの話ではなく、何なら現実世界の「うまくいっていない中小企業」も同じで、

特に「価格競争」の世界に自らシフトチェンジして足を突っ込みにいって成功できている企業を見たことがありません。


競争の世界で優勝できるのはユニク○のようにものすごいパワーをすでに持っている「強者」一択で、私のような何も持っていない「弱者」が競争することで1位の椅子を狙う世界に入ってしまうと、100%負けるのはもう目に見えています。


こんなのわかりきっているのに、自分のこととなるとみんななぜか盲目になる。わけがわかりません。目を覚ましたらどうだ。アンタも私も凡人だぞ。


価格設定で考える「競争」の恐ろしさ

というわけで「個人が競争に首を突っ込むこと」がどんだけ無意味で恐ろしいのかをもう少し掘り下げてみようと思うのですが、

たとえばあなたがなにかしらの新しい商品・サービスを発表するとなったとき、「アノ人」の商品をアンカーポイント(=価格の基準値)にしてしまうことで、あなたの商品の価値はガクンと下がってしまいます。


「アノ人」と「自分」の商品を比べている時点で、多くの人は自分の商品やサービスに自信が持てないからですね。

日本人ぽくて面白いね。


「アノ人」の商品が19,800円だったとします。内容も価格から見て申し分なかったとして、自分も似たようなコンセプト、似たような内容でサービスを出すとしたら。

きっと今のあなたはこう考えるはずです。

「アノ人の商品が19,800円で、実績がこれくらいで、活動期間やお客さんの数はおそらくこれくらいで…自分は全然そこまでたどり着けてないから、自分の商品は高くても9,800円くらいかな…」

と。(過去のワシやでこれ)


すまん。バカなのか??????????


と、今ではこう思いますが、そもそも「アノ人」と「あなた」の価値を比べる必要はあるのでしょうか。ないんじゃないですか。

仮に「最終的に目指しているトコロ(ビジネスのゴール)」が同じだとしても、そこに対するスタンスだとか考え方だとか、何を一番大事だと考えているのかとか、そういう「個性」の部分ってみんな微妙に違うじゃないですか。

なぜそれをほっぽり出して「アノ人」や「これからお客さんになるであろう人たち」に合わせに行くんだ。意味が分からない。


こういうことを言うと「需要と供給が…」「ニーズを満たすのが…」とか言う人が出てきそうだがそれもうるさいと一喝したい。


AIも出てきてZ世代も大人の仲間入りをしている現代で、「インターネットに対する姿勢」とか「世間に対する姿勢」とか「個をどう見るかという考え方」は大きく変わってきているからだ。

長期的にビジネスしたいんだろう?
だったらもっと「世の中を見る視野」を広くしろ。


ここからは「共創」に価値が宿る

これに関して詳しくはメンバーシップ記事でゴッリゴリに書こうと思っているが、ここから生き残れる人とそうでない人は、「共創できるかどうか」が大きく関わってくると思っている。

理由はシンプルで、「そういう時代」だからだ。


冒頭にも書いたが、あなたは正しく「時代」を読めているか?
これからどんな時代がやってくるかわかっているか?
そのための対策を練りながらビジネスを組み立てられているか?

きっと、これを読んでいるほとんどの人ができていないだろう。


「そういう時代」というのは、AI革命が起き、AIが爆速で知識を吸収し、成長し、「機能的な部分」に価値が宿らなくなってきている時代、ということだ。

ここで「ノウハウをばらまく」とか「市場に寄せた行動をする」というアクションをとるとどうなるだろうか?


もうそこには情弱しか集まらんよ。

あなたがどんな人をお客さんとして迎えたいのか知らんので、情弱を相手に「情弱狩りビジネス」をしたいならいいけども。

普通に血の通った人間なら、ビジネス赤ちゃんが情弱相手にビジネスしていくなんてしんどくなって病むでしょうよ。


もしそれが「ツライ」と思うなら、見る場所、視点を変えたらどうだ。

「競争」ではなく「共創」することを意識してみてほしい。


「共創」とは、読んで字のごとく「共に創る」ということだ。

詳しくは凡人戦略に書くので読んでいただきたいのだが、「それぞれがそれぞれの強みを活かし、プロジェクトごとにメンバーを変え、新たな価値を生み出していく」というのが共創。

で、これからの時代は苦手や弱みを克服することなく、「強みだけを活かして」それぞれが必要とされるタイミングで活動していける働き方がクリーンでエコだよね、というのが私の考え。


最近この考え方を発信している方もチラホラ見るようになって、「お、いい世界やん」と思うときも増えてきて嬉しいのですが、

この考え方でいけば、「市場に寄せに行く」とか「ノウハウをばらまいて注目してもらう」とか、そんな心苦しいことはしなくてよくなるだろう。


「お客さんと一緒に作る」というコトバをもう少し広くとらえて考えてみてほしい。


今日の話は「凡人戦略」の中でガッツリ掘り下げる予定なので、「苦しまずに心にゆとりを持った状態で、エコでクリーンなビジネスをしていきたい!」という方は、ぜひ本編を先読みしてね。

先読みしたほうが絶対成長速度は速いです。これだけは断言する。
時間を無駄にするな。


また、今日のような濃いめの記事はメンバーシップ限定記事として上げていくことが多くなると思うので、そちらも合わせて楽しんでもらえると飛び上がるほど嬉しいです。

ではまた!



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